
「IMPIRE AG」は、スポーツ情報提供のスマート化を推進
欲しい情報をすばやく入手することは、テクノロジーの進化によっていまや常識となりつつあります。これは、スポーツ・ファンにとっても同様で、サッカーなどの試合中継を自宅で楽しんでいるときに、プレーの分析や統計データをすぐに知りたいという欲求は、ますます高まっています。
ドイツに本社を置く「IMPIRE AG」(以下、IMPIRE社)は、プロ・スポーツの映像やプレーの分析データをCGによる3D映像に加工して、テレビ局やインターネット放送局などのメディアのほか、スポーツ・チームへ提供しています。
同社は、スポーツ・ファンへより付加価値の高いデータをリアルタイムに提供するために、メディア事業としての「スマート化」を行いました。このスマート化で重要となるのが、IBMのデータ・サーバー・ソリューションなどの結集による、データベース・プラットフォームの構築です。
これにより、スポーツに関する膨大なデータの管理や処理を瞬時に行い、データ・マイニングによる高速な分析により、より迅速でタイムリーな情報提供が可能になりました。また、コンテンツの加工や、新しい機能の開発がスピーディーに行え、スタッフの生産性向上や、スタッフと顧客とのコラボレーションを改善。システムの可用性や信頼性も向上させています。このような「スマート化」のために重要となるのが、以下のポイントです。
スポーツ情報提供のスマート化を実現するための重要なポイント
IMPIRE社は、IBMとIBMのビジネス・パートナーとの協力により、以下4つのポイントを柱としてスポーツ情報配信の「スマート化」を推進しました。
膨大なデータの高速処理を行う「データベース・インフラ」の実現
サッカーなどの試合中のデータを、ほぼ自動的にリアルタイムに収集。これを過去のデータと組み合わせた分析データや3D映像を、ライブでの放送中に生成できます。このデータは、複数のサーバーに即時にレプリケーション(複写)され、スピーディーに提供可能です。
複雑なデータ分析を可能にする「データ・マイニング機能」の強化
膨大な量のデータの、ほぼリアルタイムな統合や分析が可能になりました。また、特定の期間、たとえば1シーズン中の選手やチーム間の複雑な相関データの作成や、現在と過去のデータを統合して、ゲーム内容や選手の多角的な分析を提供できます。
アクセスしやすい「ユーザー・インターフェース」の改善
Webベースのユーザー・インターフェース「Webポートレット」を、IMPIRE社のスタッフや放送局などのユーザーのためにカスタマイズしました。リモート・アクセスが可能で、時間や場所を問わず必要なデータをすばやく入手でき、スタッフの生産性や顧客サービスを向上させています。
さまざまなニーズに応える「柔軟なデータ形式や開発環境」の構築
今までにない分析データの作成など、新しいデータベース機能を開発できます。また、アプリケーションの迅速な開発をサポートし、コラボレーションを促進するための機能を装備。これによりスタッフは、各自のツールやインターフェースを簡単に作成できるようになりました。
IMPIRE社のスマートなデータ・サービスによって、スポーツ・ファンは、ハイライト・シーンのリプレイ映像だけでなく、選手がゴールを決めたそのすぐ後に、CGによる3D再現映像を見られるようになりました。それはフィールドに立つ選手と同じ視点による再現映像を楽しみながら、選手のスピードや、パスの距離などの詳細な分析データを知ることができます。
IMPIRE社では、これからもデータベース機能の充実や、分析パフォーマンスの改善を行うことで、さらなる「スマート化」を検討しています。

IMPIRE社による、サッカー中継の3D画像例
IMPIRE AG 会社概要
IMPIRE社で使用されているIBM製品
IMPIRE社の「スマート化」をご支援するために。IBMとIBMのビジネス・パートナーは、高いコスト・パフォーマンスを実現し、拡張性や可用性を備え、使用が容易なソリューションを提供しています。
ソフトウェア
IBM DB2® Alphablox®
IBM Informix® Dynamic Server(IDS)
IBM DB2 Data Warehouse Enterprise Edition
IBM Informix Dynamic Server Workgroup Edition
IBM Rational® Application Developer for WebSphere® Software
IBM WebSphere Application Server
IBM WebSphere Portal - Express Extranet for Multiplatforms
IBM Lotus WorkplaceTM Solutions
※DB2 Data Warehouse Enterprise Editionは、現在、DB2 Warehouse Enterprise Editionとなっています。
ハードウェア
IBM BladeCenter®
オペレーティング・システム
Linux
IBMビジネス・パートナー
Dittrich & Partner Consulting GmbH
IBM、IBMロゴ、ibm.com、BladeCenter、およびAlphablox、DB2、Informix、Lotus、Rational、Smarter Planet、WebSphereは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。事例は特定のお客様での事例であり、全てのお客様について同様の効果を実現することが可能な訳ではありません。
