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ユーザー間の情報共有を実現し、業務効率の向上を図るグループウェアは、1990年代前半から多くの企業で利用されてきました。現在市場に出ているグループウェアは情報共有の域に留まらず、情報漏えい対策、コンプライアンス対策といった企業の組織における課題に対しても、有効な解決策となりつつあります。
時代の変遷に伴って成長・成熟してきたグループウェア。今後求められるグループウェアの姿とは?そして御社の課題解決をサポートする無償コンサルティングとは?
グループウェアの歴史
企業向け情報共有ツールとしての「グループウェア」という概念、そしてその歴史のスタートは、1989年米国ロータスデベロップメントよりリリースされた、「Lotus
Notes R1」からでしょう。Lotus Notes R1は初版ながらメール、電子掲示板、アドレス帳の基本機能に加え、カスタマイズ可能なアプリケーション・テンプレートを備えた完成度の高い製品で、企業ニーズにあった製品であったため米国では一気に企業へ浸透しました。1993年にはR3がリリースされると共に日本にもLotus Notesが上陸し、日本におけるグループウェアの歴史がスタートします。
1990年代前半と言えば“ダウンサイジング” がキーワード。メインフレームやオフコンといった汎用機に代わって、クライアント/サーバーが企業の標準環境として定着しつつあり、そのことがグループウェアの普及を加速させました。Lotus Notes以外にも、マイクロソフト「Exchange」をはじめ、NEC「StarOffice」や富士通「TeamWare」など多くの製品が市場に出ていきます。
当時グループウェアの導入動機として最も多かったのは、実はメールやスケジューラーではなく、カスタムアプリケーションでした。総務系(社内規定集や旅費精算)、部門掲示板や営業日報、品質・クレーム管理など、社員が日常行う非定型業務をグループウェアで電子化し、効率化することを目的に導入されるケースが多かったのです。
『グループウェア=業務改革ツール』とされた時代にLotus NotesがシェアNo1になったのは、アプリケーション・テンプレート(雛形)の豊富さとカスタマイズの容易さ、開発生産性の高さがあったからと言えます。
インターネットの普及と共に
90年代後半、インターネットの普及と共に企業はWebサイトを立ち上げ、インターネット・イントラネット上でのアプリケーションも備え、いわゆるインターネットブームが到来しました。
インターネット/Webという大きなトレンドは、企業における各分野のアプリケーションにも影響を与え、グループウェア市場においてもWebブラウザをユーザーインターフェースとして利用する「Webグループウェア」が登場しました。
サイボウズ「Office」やネオジャパン「desknet's」は、メールやスケジューラー、電子掲示板といった基本機能のみに絞り、Webブラウザ上での軽快な動作と低価格を打ち出すことでグループウェア市場の裾野を広げました。
2000年に入る頃には多くのアプリケーション・情報をWebシステムとして統合するソリューションを総称してEIP(Enterprise
Information Portal)と呼ぶようになり、IBM「Websphere Portal」やマイクロソフト「SharePointPortalServer」、サイボウズ「Cybozu
Garoon」が次々リリースされます。
従来のNotesやExchangeユーザーも、導入から数年が経過してマイグレーションを検討する際には、必ずCybozu
Garoonやdesknet'sを比較対象とするようになったのです。
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