御木本製薬株式会社 田所邦雄 社長
内池社長:
12月には、銀座に新しくショップを出店されたそうですね。
田所社長:
内池社長:
それは、どういう目的でオープンされたのですか?
田所社長:
アンテナショップの意味合いが強いですね。当社のようなメーカーが直接お客様と接する場を持つことによって、そこからいろいろな情報が得られるのではないかと期待しています。ITで数値的なことはわかりますが、具体的なお客様の反応は、直接うかがうのが一番です。そういう意味で出店を決めました。
内池社長:
なるほど。今後の方向性として、化粧品を中心にというのは変わりありませんか?
田所社長:
変わりません。ただ、健康食品も大変なブームです。当社も健康食品をやっていますので、そこに力を入れて拡大していきたいとは思っています。
内池社長:
あと人口の半分の男性ですか?
田所社長:
日本の男性がどれだけ化粧品の顧客になりますかね?(笑)
まだ、もう少し時間がかかるでしょうね。
内池社長:
男性と女性では、一人当たりの使う金額も全然違うでしょうね。
田所社長:
女性は、ひと月に7,000円から1万円ですね。ただし、これは都市部のある特定の年齢層という限定付きですが。男性についてはわかりません。
内池社長:
すごいですね。女性は、化粧品にそれだけの価値を認めているということなんでしょうね。
田所社長:
以前お会いしたお客様に、アトピーで苦しまれていた方がいらっしゃいました。そのため化粧に臆病になられていたそうなんですが、人に勧められて当社の製品を使ってみたところ肌に合ったらしく、まったくトラブルが起きず、自分に自信が持てるようになったそうです。そして、それによって人生が広がったと、そのお客様から感謝をされました。このときは、この仕事をしていて本当によかったと思いましたね。
内池社長:
なるほど。そういう意味では夢のある仕事ですね。
田所社長:
はい。夢を提供し、夢を実現するのがわれわれの仕事です。
内池社長:
われわれも、そういう夢の実現のお手伝いをしたいですね。今日はどうもありがとうございました。
プロジェクトの成功を確信
田所社長と内池社長の対談は、お互いに冗談を交えつつ、終始なごやかに進められました。そのなかで田所社長が一度ならず口にされたのが、JIPの担当者達の真摯な対応に対する感謝でした。社内向けのWebサイトでお客様に社員がほめられた記事を連載中の内池社長は、「これでまたWebサイトのネタができました」と嬉しそうです。本件は、現在一部稼働していますが、すべてが完成するのは2006年のはじめになります。しかし、おふたりのやりとりをうかがっている限り、必ずこのプロジェクトは成功すると確信しました。(取材担当)
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