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流通BMSにあわせてASNデータ生成システムを開発
共同実証に利用するEDIシステムについては、各社の負担で構築。花王CMKは当時花王グループのシステム会社であった花王インフォネットワーク(現エヌアイシー・インフォトレード株式会社)の「EDIPACK21」に加え、新規に流通BMSにあわせたASNデータ生成システムを構築しました。
流通ビジネスメッセージ標準の仕様に基づき
花王CMKが新規開発したASNデータ生成システム・イメージ

流通BMSでは、発注も出荷もデータ表現形式にXMLを採用。発注処理は共通レイアウトに落としてからの処理となりますが、加えて発注データをXMLのよさを生かした方法で格納できる pureXMLデータベース IBM DB2 V9で保持。ASN処理は原則DB2 V9に保管されている発注データから項目を引き継ぎ、出荷データを作成する仕様で新規開発しました。
実証結果は以下の通り。
- ファイルサイズ
現状:固定長(256バイト)→実証:XML(流通BMS):12-16倍
- 通信時間
現状:固定長&JCA9600bps 60分→実証:XML&AS2(インターネット)5分
- ファイル変換時間
現状:固定長(個別仕様)⇒固定長(社内標準仕様)20秒
↓
実証:XML(流通BMS)⇒固定長(社内標準仕様)60秒
実証によって、充分実用に耐えると判断。その後実証の問題点を洗い出す会議などを重ねた後、同社では実証に参加した小売業4社と順次流通BMSの本番移行を実施しています。
今後の標準化への期待
流通BMSが普及すれば、これまでEDIに費やしていた時間を、消費者の皆様への更なる価値提供のための活動にシフトすることができます。
同社では、今後の標準化に対して以下のような期待をしています。
流通ビジネスメッセージ標準のスピード普及を期待
- JCA/JSA加盟社を中心としたGMS/SMでのスピード普及
- ドラッグストア、ホームセンター等の小売業態への普及
標準化領域の更なる拡大を期待
- SCMラベル/PDラベル
- 納品時の持参帳票(個口納品書/納品明細書/欠品連絡書)
- 伝票印字内容
標準インターネットEDI基盤の新たな業務活用を期待
- 大容量データ
- マルチメディア・データ
