ビジネスの課題
小売業が、在庫を適切に管理し勝利を手にするための課題には次のようなものが挙げられます。
- 在庫管理に掛かる手間とコストを削減する
- 在庫水準を低くし、作業効率、商品回転率を向上させる
- 機会損失(品切れ)を最小化する
- 棚卸ロス(商品紛失)を最小化する
ITの役割
この課題を解決するためには、発注から納品、販売までの流通バリューチェーン全体を通して、商品データの動的な単品管理を可能にする仕組みが必要になります。しかも、できるかぎり自動化して手作業を減らすことが求められます。
しかし、これまで多くの場合、バリューチェーンを構成する「サプライヤー(メーカーや卸)」、「物流センター」、「店舗」の3つの拠点と配送プロセスの各接点において発生するピッキングや検品は、主にバーコードスキャナーによる手作業で行われており、管理コストの削減やトレーサビリティ(商品の流通履歴)の動的な把握などは実現が困難でした。
従来のピッキング・システムや検収システムの限界を越え、戦略的な在庫管理を可能にするには、さて、どうすれば良いのでしょうか?
これまでの流通バリューチェーン
解決へのアプローチ
新しい商品識別技術として、RFIDタグ(無線ICタグ)が脚光を浴びています。RFIDタグの情報は無線(非接触)で読み取ることができるため、スキャナーによる読み取り作業が必要なバーコードでは難しかったさまざまな利便性が提供されます。
サプライヤー(メーカー等)において、RFIDタグが一旦商品に貼付されると、その後の流通バリューチェーンのすべての段階で手動のスキャニング作業が不要になります。商品の位置情報や状態を単品単位でリアルタイムに把握することができるため、過剰在庫や欠品、棚卸ロスの最小化を実現するとともに、発注精度の飛躍的な向上、徹底した鮮度管理、これまでのPOSシステムをはるかに上回る販売情報の収集が可能になります。
RFIDテクノロジーを利用した流通バリューチェーン
IBMからのご提案
IBMは、ビジネスパートナーとともに、RFIDアーキテクチャーに基づくすべての要素技術とノウハウを提供いたします。
ビジネス・パフォーマンス管理機能の提供
- WebSphere Business Integration Modeler and Monitor
コラボレーション機能の提供
- WebSphere Portal
- WebSphere Everyplace
- WebSphere Product Center
RFIDを活用するアプリケーションの提供
- Edge Server
- Premise Server
- Integration Server
ビジネス・プロセスを連携させる機能の提供
- WebSphere Business Integration Connect
- WebSphere Business Integration
先進事例
事例1:高額商品のトレーサビリティを実現したTESCO社
ビジネス課題
- トレーサビリティの改善
- 在庫切れ(機会ロス)の削減
- 高額商品の不正(万引きなどによる)損失の低減
ソリューション
- パレットやケース単位にRFIDタグを貼付し商品・在庫管理を行う
- IBM はビジネス・コンサルティング、ミドルウェア、ハードウェア、教育とサポートを提供
導入効果
- 欠品が減り売上が増大し、顧客満足度が向上
- 発注作業や追跡作業が単純化され、要員コストを低減
- 万引きなどによる商品損失を最小化
事例2:RFIDにより適正在庫と顧客満足を実現するMetroグループ
ビジネス課題
- 適切な在庫管理を行う
- コストを抑えつつ顧客需要を満足させる
ソリューション
- RFIDテクノロジーにより精度の高い販売データを収集
- IBMはビジネス・コンサルティング、ミドルウェア、ハードウェア、教育とサポート、テクノロジー選択アシスタントを提供
導入効果
- 発注ミスと在庫ロスの削減
- 機会ロスの削減
- 顧客満足度、ロイヤリティ、マーケットシェアの向上
コンシェルジュ・サービス
IBM Express Advantageでは中堅企業のお客様のためにコンシェルジュを設けました。
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