現場の利便性が投資対効果を生む
司会:
最後にICタグ、RFIDへの期待を聞かせてほしい。
沼田氏:
ICタグは必ず普及する。導入決めるのは本社だが、大切なのは現場が使えるということ。最初はバーコードとの違いがわからないかもしれないが、使い始めると利便性を実感する。当社も、今は採算が取れていないが、ICタグ事業に力を入れていく。ただ、どのようなICタグが普及するのか方向性は変わるおそれがあるので、そこは見極めないといけない。
吉本氏:
もう一度現場に立ち返って、何がムダなのかを見極めてほしい。現場の効率性を高めることが大切。RFIDがバーコードより便利なのはたしか。現場の問題を解決することで投資対効果はとれる。
児崎氏:
RFIDはまだ技術半ばだと思うが、限定されたものの中では利用可能だ。そのためには、何に応用できるかという模索とそれに合わせたカスタマイズが必要で、うまくやれば十分投資対効果は得られる。
傘:
現場にとって一番たいへんなのは棚卸し。これが瞬時にできれば投資対効果は大きい。ICタグのテクノロジーなら必ず正確に読むことができるようになり、棚卸しが簡単になる。企業には、RFIDとバーコード、どちらにするかということより、どんな情報が経営に役立つかということをしっかり考えてほしい。どんなデータが欲しいのか、データベースのコンセプトをしっかりつくらないといけない。物と情報を一致させないと意味はない。まずは、どのようなデータが必要なのかを決め、そのうえでRFIDがほんとうに必要なのかを考えてほしい。
司会:
本日は、長いお時間ありがとうございました。
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