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ITを経営に活用し、大きな成功を収めている中堅企業が増えています。
「IT経営百選委員会」により全国から選考された「最優秀賞企業」には、どのような特長があるのでしょうか。
特集「IT経営百選に学ぶ」では、「IT経営百選選考委員会」の選考委員の4氏にお集まりいただき、選考を振り返っていただきます。
IT経営百選選考委員会員
上村 孝樹 氏
(ジャーナリスト/金沢工業大学大学院客員教授)
野村 廣治 氏
(中小企業診断士/社団法人中小企業診断協会副会長)
岡崎 宏行 氏
(株式会社マロネイト代表取締役社長)
藤江 昌嗣 氏
(明治大学経営学部教授)
全国から75社の「最優秀賞企業」が選出
今回の座談会にご参加いただいたのは、委員長を務める上村孝樹氏(ジャーナリスト/金沢工業大学大学院客員教授)をはじめ、野村廣治氏(中小企業診断士/社団法人中小企業診断協会副会長)、岡崎宏行氏(株式会社マロネイト代表取締役社長)、藤江昌嗣氏(明治大学経営学部教授)の4名です。
平成18年で3年目を迎えた「IT経営百選」ですが、今年度は全国から171件の応募があり、最終的に75社の「最優秀賞企業」が選出されました。北は北海道から南は沖縄まで、最優秀賞企業はほぼ全都道府県に分布しており、経営者の年齢層も幅広く、70歳を超える経営者の方々も5人いらっしゃいました(最年長は80歳)。
「IT経営」といえば若手経営者の代名詞のようなイメージもありますが、年齢に関係なく、経営革新に対する意欲がITの高度活用に結びついている事実がうかがえます。
いま伸びている中堅企業の実態を解き明かす
では、どのような中堅企業がいま輝いているのか。そのトレンドを「IT経営百選」の選考過程で全国の企業にヒアリングを行った委員の方々に伺ってみました。
『伸びている企業は3つのポイントがある』と語るのは野村氏。オンリーワンの核となる事業を持っている、社員満足度を追求している、経営者がITの重要性を強く認識している、そんな企業が好業績を果たしているとの見立てです。
また、藤江氏は『中堅企業といえども、なかにはITを活用して、大企業と同じレベルで“グローカリゼーション”を実現している経営者もいる』と驚きの声を上げます。
さらに、平成18年度から委員として参加している岡崎氏は、『大きな夢を抱き、エネルギッシュな経営者がたくさんいらっしゃることに私自身も元気を貰った』とのこと。
委員長である上村氏は、『ITの進展がもたらしたブロードバンドネットワークは、大企業よりもむしろ中堅企業のほうが、自らの経営資源を最大化する手段として、より大きな恩恵を享受することができる。中堅企業にとっては、いわば「産業革命以来のチャンス」が訪れている』と期待を寄せています。
次ページでは、IT経営百選選考委員会の委員長、上村孝樹氏による講演「21世紀に勝ち抜く中堅企業のIT経営とは」と、独自の戦略で注目を集めている成長企業、株式会社ベンチャー・リンクと小山株式会社のCIOによる講演をWebCast(動画)でご紹介いたします。また、2004年度のIT経営百選最優秀賞認定企業7社の事例を紹介する、上村氏監修の動画もご覧いただけます。
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