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みんなのRFID

無線ICタグは実験から実践へ

第1回 入門編

タブの始まり

 

RFIDとは何か?

RFID(Radio Frequency ID)は情報を記録しておく小さなICチップと無線通信用のアンテナとを組み合わせた小型装置のことです。「無線ICタグ」「無線タグ」「RFタグ」とも呼ばれます。リーダ/ライタ(アンテナ+コントローラ)から電波を送受信して情報を読み書きする、非接触型の自動認識技術を利用しています。複数の無線ICタグの情報を一括で読み取れる、物陰に隠れていても読み書きできる、またデータの書換/追記が可能で再利用できるといった特長があります。
流通業界でバーコードに代わる商品識別・管理技術として研究が進められてきたRFIDは今、業界を超えて社会全体のIT化・自動化を推進する上での基盤技術として注目が高まっています。

RFIDの内部はこうなっています

RFIDの内部はICチップとアンテナで構成されている

無線通信に利用する周波数帯域によって、アンテナの形状と大きさが異なります。アンテナを大きくすると通信距離は伸びますが、上のふたつはどちらも70センチ程度の通信が可能。
出典:日経BP社 RFIDテクノロジ

情報をやりとりするしくみ

無線ICタグから電波が飛び、アンテナからコントローラを通してシステムと連帯する

非接触ICカードの写真
JR東日本の「Suica(スイカ)」、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」など、財布にいれたまま「ピッ」と読み取らせて改札を通ることができる非接触ICカードも、無線ICタグと同じ仕組みです。商品に貼り付けるタグと人が持ち歩くカードでは利用形態が違いますが、ほぼ同じ技術を使っています。

バーコードとどう違う?

  RFID バーコード


通信距離は標準で1cm - 100cmです。(Passive Tagの場合。電池を内蔵するActive Tagは10m前後) 通信距離は数mm - 数cm。ほぼ接触させて読み取ります。



遮蔽物(金属を除く)が入っていても認識できます。 遮蔽物があると読取不可能です。




様々な形態に加工ができるので、貼り付け可能な商品や製品の幅が広がります。 加工はほとんどが紙やプラスチックへの印刷です。そのため、水による破損、油による剥離等、取り付け場所が限られ、耐久性にも欠けます。


汚れ・振動・衝撃等に強く、環境性に優れています。


経年変化が少なく長期期間にも耐えられます。


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一旦書き込んだ情報に新たな情報を加えたり、書換えることができます。また数バイト - 数Kバイトのデータ書き込みが可能です。 データは読取専用で、容量は数十バイトです。


移動していても読み書き可能です。 リーダーに正しく正対させる必要があります。





複数個同時に読取可能です。 読み取りはリーダとバーコード1対1です。


周波数帯や加工方法により異なりますが、数十円 - 数百円です。 数円 - 数十円です。



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