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みんなのRFID

無線ICタグは実験から実践へ

第4回 レンタル衣類事例編

タブの始まり

 

小山株式会社 RFID事例

医療・福祉向け衣料・寝具リース事業の小山株式会社様が、医療機関向けのレンタル白衣・ユニフォームにRFIDを採用しました。

会社DATA

 


本社所在地

奈良県奈良市西木辻町88番地


創業

明治26年4月


資本金

2億3400万円


従業員数

549名

※2006年3月31日現在

課題は衣類のトレーサビリティの把握

近年は、院内感染予防・安全性と清潔化の徹底といった観点から、医療機関内で使用される医療用器具のトレーサビリティ(使用履歴)の管理が求められています。
同社は月に20万枚の白衣・ユニフォームを医療機関に貸し出していますが、従来の衣類管理システムでは商品個品単位での状況管理が不十分でした。余剰在庫やコスト削減といった観点からも、衣類のトレーサビリティの把握が必須課題となっていました。

過酷な条件に耐えるタグ、リーダーの選定・開発

同社は衣類の個品管理システムの採用を目指し、日本IBMをパートナーに指名。IBMがRFIDタグの選定からシステム導入までを一括して担当することになりました。
衣類につけるRFIDタグの選定では洗濯・乾燥工程の高温・高圧に耐えること、タグの情報を読み取るリーダーの開発では湿度の高い作業スペースで稼働し続けることという、厳しい条件が課されました。
IBM開発製造部門内の組織であるエンジニアリング&テクノロジー・サービス部門やソフトウェア開発研究所の技術者は、RFID&Wirelessソリューション・センター内で蓄積したノウハウを活用し、条件を備えた最適なRFIDを選定ならびに専用kiosk端末の開発を行いました。

「RFIDリネン・レンタル・システム」を構築

RFIDリネン・レンタル・システム

RFID個品管理システム、RFIDタグ読込による入荷・返却、RFIDタグによる納品確認読込

RFID導入の効果

「RFIDリネン・レンタル・システム」により、個々の衣類のトレーサビリティを把握。より無駄のない個品管理を実現しました。

具体的なメリット

滋賀県内の公立病院で稼動中

現在RFIDリネン・レンタル・システムは、近江八幡市立総合医療センターで本格稼動しています。
この病院では、以前は衣類に病院番号、個人番号、氏名を油性マジックで記入して貸し出し、クリーニング後は、ハンガーで番号順にポールに掛けて納品されたものの中から、個人が一枚ずつ名前を見て探すという方法をとっていました。
現在では、クリーニング後の衣類は一枚ずつ個人の情報が同封された袋に入っているので()、以前のように衣類を直接手に取って氏名の確認をする必要はなくなりました。着用まで清潔な状態が保てるようになり、衣類を探す時間の短縮にもなっているといいます。また、個々の衣類が現在どんな状況でどこにあるのかデータで参照できるため、職員からの問い合わせに対しての回答がスムーズになったとのことです。
病院では、今後はクリーニングの個人別実施状況までが集計できれば、感染防止の面などでさらなる効果が期待できると考えています。

※一枚ずつ袋に入れる管理はオプション契約です。

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