ビジネスとITの融合 -この種のメッセージが多くのITベンダーから発信されるようになってから数年が経過していますが、貴社のITシステムとビジネスとの融合の状況はいかがでしょうか?
取引先を含む企業内外のビジネス・プロセスでは、さまざまな情報がやりとりされていますが、企業間、アプリケーション間の情報連携を貴社ではどのように行われているでしょうか。
貴社にはこんな現象はありませんか?
常に在庫を余分に持っている
- 在庫データの更新が日次あるいは週次で更新されるため、正確な在庫状況を把握できない
- さらに余剰在庫が自社の利益を圧迫しているようだ
現場で二重帳簿をつけている
- 必要な情報が欲しいときに取得できず、また、正確性に欠けているため、現場担当者が自分で必要なデータを作成している
誤ったデータがシステムに投入されている
- システム間のデータフォーマットが異なるため、データ入力担当者が手作業で転記を行っている
- その結果、データ連携に時間がかかるのみならず、誤ったデータが投入されることがしばしば発生している
- さらに、財務データの入力ミスは、日本版SOX法への遵守違反となるリスクにつながる
取引先との情報連携をシステムに実装する時間が非常に長い
- 新たな取引先とのビジネスを行うにあたっても、システムの実装に時間を要し、せっかくのビジネス・チャンスがITシステムの開発生産性やメンテナンス性の低さで失われてしまう
データ増大の結果、日次処理が一日で終わらなくなってしまった
・・・ その結果、翌日のビジネスに影響を及ぼすようになってしまった。回避策として、当日の締め時間を早めることで対応している
ビジネスのスピードがますます速くなる中で、こんな悩みを抱える企業は少なくないはずです。
ましてや、お客様や市場のニーズの変化を的確にとらえ、迅速に対応していくには、今まで以上に統合化された柔軟なシステムが欠かせません。
しかも今日のビジネスでは、社内のシステムさえ統合化されていれば事足りるということはまずありません。自社のビジネスを素早く回すには、協力会社や取引先と情報を交換しつつ業務処理を進めるという、プロセス間連携やアプリケーション間連携が必須です。
お客様や市場のニーズがますます多様化し、激しく変化する中で、お客様のご要望にオンデマンドで応えていくには、従来の社内システムを中心とした考え方には限界があります。かといって、協力会社や取引先との連携を含め、システムを全面的に再構築するのは、費用対効果の面から現実的ではありません。
バッチがもたらすビジネスの非柔軟性
上記のような兆候が貴社のビジネスおよびITシステムに見られる場合、どのようなシステム連携が行われているかを確認することをお勧めします。
夜中に一括でデータ処理を行うバッチスタイルは、ビジネスがグローバルで運営されるようになった今日のビジネスにはそぐわない点があります。
まずは、システム連携がFTPやETLのようなバッチ処理で実現されているかを確認してみてください。
