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京都産業大学

ビジネス・パートナーとの緊密な連携で、高い技術力を発揮したシステム構築

京都産業大学の概外観写真
京都市内北部の
上賀茂地区に
キャンパスを構える
京都産業大学
京都産業大学
少子化が進み、大学間の学生獲得競争が激しさを増しているなかで、私立大学の京都産業大学は、最新技術を積極的に採用したITインフラを充実させることによって、他大学との差異化を図っています。日本IBMと、文教市場のニーズにマッチしたシステムインテグレーション(SI)を得意とするビジネス・パートナーの三谷商事は、13年にわたって京都産業大学のシステム構築に携わっています。今年の春に、クライアント端末の台数が2000台超という大規模なネットブートシステムを本格稼働させました。

お客様ニーズ

尾崎孝治氏の写真
京都産業大学
情報センター
尾崎孝治課長補佐
京都産業大学は、「充実した学習環境はもちろん、学生たちに面白いと思ってもらう事柄を用意することに力を入れています」(情報センターの尾崎孝治課長補佐)。その一環として、常にITシステムの改善と強化に取り組んでおり、定期的にシステムの大幅な入れ替えを実施しています。

京都産業大学がシステムに対して求めているのは、導入費用はもとより、運用時のコストもなるべく抑えることができるトータルなコスト・パフォーマンスです。
また、学内システムはパソコン授業や学生の自習に欠かせない基盤なので、トラブルの発生を防ぎ、システムが円滑に稼働することも重要なファクターとなっています。さらに、もう1つ、京都産業大学にとって肝心なポイントがあります。それは、システムの運用・管理が簡単にできることです。情報センターの尾崎課長補佐は、「当大学ではIT管理者の数が限られているので、システムでは、各自になるべく負担がかからないよう、効率よく運用・管理できることを重視しています」と語ります。
三谷商事と日本IBMは10年以上にわたり、京都産業大学のシステム構築に携わっているので、同大学が抱える課題やニーズを非常によく把握しています。今回の計画では「進化するウイルス技術への対策」が大きなキーワードでした。もうウイルス対策ソフトでは防ぎきれないことを前提に、感染しても再起動することでシステムはクリーンな状態となり、感染拡大を防ぐことが可能なネットブートシステムを構築し、IT管理者の負担を大きく減らすことが1つの目的でした。

ソリューション

京都産業大学は、昨年、パソコン教室の設備を充実強化するために、クライアント端末やサーバーをはじめとするITシステムの入れ替えに着手しました。三谷商事と日本IBMが京都産業大学とともに実現した新しいシステムは、IBM製サーバー12台を採用し、ネットブート機能を備えて、2000台を超える大量のクライアント端末を対象にした仕組みです。全国に数多くある大学のなかでも、最大級のネットブートシステムとなります。

新しいネットブートシステムの導入により、管理用サーバーからネットワークを通じて学生が使うクライアント端末の起動イメージを瞬時に切り替えることができます。そのため、メンテナンス作業にかかる時間が大幅に減るというメリットがあります。また、クライアント端末起動時に毎回ネットワーク上のイメージをブートすることで、従来の環境復元ソフトなどでも防ぎきれないウイルスへの対策など、より精度の高いウイルス対策を可能にしました。

情報センターの尾崎課長補佐は、「いろいろなベンダーから提案を受けましたが、大学からの要求に対しての的確な提案の提示と、ネットブートシステム導入の豊富な実績による技術的安定感があったことから、三谷商事と日本IBMのソリューションを選択しました」といいます。

導入効果

大学のパソコン教室の写真
システムの入れ替
えとともに、2500台
以上の新しいモニタ
を導入した京都産業
大学のパソコン教室
京都産業大学は、システムの入れ替えとともに、2500台以上の新しいモニタを導入して、新学期の開始に合わせて今年3月に真新しくなったパソコン教室を学生にオープンしました。学生は、最新の設備が揃った環境でパソコン授業を受けたり、自習したりすることができ、勉強に励むモチベーションが向上しています。一方、大学のIT管理者は、ネットブート機能を活用して、システムの運用・管理が以前より効率的になっているので、他の仕事に使える時間が増えました。

三谷商事と日本IBMはシステムの構築にあたって、緊密に京都産業大学と連携をとり、京都産業大学の要望どおり、トラブルが発生しにくいシステムを実現しました。両社は、システムは大規模になるほどトラブルが発生するとみて、京都産業大学ではどのようなトラブルが起こり得るかについての検証を重ねました。三谷商事情報ソリューション事業部関西支店文教営業課の岡崎俊明課長は、「検証環境をつくるために、日本IBMはサーバーなど必要な機器のすべてを貸し出してくれて、日本IBMのシステムエンジニア(SE)が構築現場に来てくれました。そのため、トラブルを確実に解決するための策を講じることができました」と、システムの高い信頼性に自信をもっています。京都産業大学情報センターの尾崎課長補佐は、「三谷商事と日本IBMが手際よく協力して、高い技術力をみせてくれたことが、彼らが提案するソリューションに最終決定する要因になりました」と語ります。

お客様情報

1965年に設立された私立大学。創設者と初代総長は天文学者の荒木俊馬氏である。京都市内北部の上賀茂地区にキャンパスを構えている。2011年5月現在、9学部(経済学部、経営学部、法学部、外国語学部、文化学部、理学部、工学部、コンピュータ理工学部、総合生命科学部)を擁する総合大学。学部・大学院に在籍する学生の数は約1万3000人、専任教員数は317人。学長は藤岡一郎氏。

ビジネス・パートナー情報

1914年創業(1946年設立)の総合商社。主な事業は、コンピュータシステム・ネットワーク・ソフトウェアの設計・開発・運用・サポートのトータルソリューションを中心としたシステムインテグレーション(SI)で、特に文教市場に強みを持つ。このほか、セメントや生コンクリートなど建設資材の販売では全国No1のシェアを誇る。福井県福井市と東京都千代田区に本社を置き、全国に支店・営業所をもつ。2010年3月期の連結売上高は3255億6200万円。連結で約2000人の従業員を有している。取締役社長は三谷聡氏。

岸本英明の写真 京都産業大学担当者
三谷商事
情報ソリューション事業部関西支店文教営業課
岸本英明氏

岡崎俊明の写真 三谷商事
情報ソリューション事業部関西支店文教営業課
課長
岡崎俊明氏


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