帳票の役割と多様化
帳票は業務プロセスの中核に位置づけられるほど、ビジネスにおいて重要な役割を担っています。業種や業務にかかわらず、利用される帳票の種類も非常に多く、仕様や出力品質などに対する要求レベルもきわめて高いものになっています。また、近年帳票の利用形態が広がり、紙に印刷するだけでなく、電子帳票としてメールに添付されることも増え、あるいはCSVやPDFファイルとしてデータベースに保管され、別のアプリケーションで再利用されるなど、その形態や活用の方法も多様化しています。
帳票システムの課題
帳票は業務プロセスの最終結果として出力されることから、従来、業務システムと密接につながり、会計や人事、販売管理などの各業務システムごとにそれぞれ専用の帳票システムを持つことが一般的でした。こうしたシステムでは、業務プロセスおよび業務システムが変更されるたびに、帳票の仕様やシステムも変更しなければなりません。業務によっては同じ帳票が流用できる場合でも、単一の業務システムにひも付けられているため流用することができず、無駄なスクラップ&ビルドを繰り返さざるを得なくなります。
また、一つの業務システムの中でも、ある時には大量印刷が求められ、別の機会にはラベル印刷やPDF出力が要求されるなど、帳票活用の多様化が進み、それに併せて出力環境を柔軟に整備していく必要も出てきました。
結果、帳票システムの運用や変更には多大な労力と時間、コストがかかり、ビジネス要求への迅速な対応を難しくさせています。
多様な帳票の種類

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