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シンクライアントのメリット
内部統制や個人情報保護などへの対応の一環として、いま、シンクライアントが新たな脚光を浴びています。シンクライアントとは、コンピューティング処理やデータの保存機能などをサーバーに委ね、アプリケーションの画面表示や入力機能、サーバーとの通信機能など最小限の能力だけを備えたクライアントのことです。シンクライアント専用端末は、通常データを保存するハードディスク・ドライブやリムーバブル・ドライブなどの外部記憶メディアを実装していません。このため、従来のPCに比べ情報漏えいやウィルス感染などの危険性が低く、また、故障の原因となるハードウェアの構成が単純なことと、アプリケーションなどをサーバー側で一括して運用管理できるため、TCO(総所有コスト)の低減も期待できます。
シンクライアント・システムのイメージ

シンクライアント・システムの主な特長
- アプリケーションはサーバーで一元管理されるため、管理者はクライアントへの配布や更新が不要になる。
- ユーザーは自宅や旅行先などインターネット上のどこからでも、いつでもサーバーにアクセスしてアプリケーションを利用することができる。
- 画面情報だけをサーバーとクライアント間で転送するため、ネットワークに負荷がかからない。
- クライアントにデータを保存せず、すべてをサーバーで集中管理するため、情報漏えいの危険性が低減される。
- クライアントにデータが保存されず、ネットワークにもドキュメント・データなどが流れないためウィルスに感染する可能性が低くなる。
- ビジネス・アプリケーションなどがクライアントにインストールされていないため、ソフトウェアの更新やパッチ管理などの労力が軽減され、TCOの大幅な削減が期待できる。
- サーバーやクライアントの追加や変更が容易になる。
- クライアント端末の構成がシンプルになり故障の危険が減ることで、ビジネスの継続性が向上する。
シンクライアントの課題
さまざまなメリットをもたらすシンクライアントですが、その導入に関しては、以下のような課題もあります。
シンクライアント・システムの導入課題
- シンクライアントでは稼働できないアプリケーションがある。
- サーバーがダウンすると接続するすべてのクライアントが動作不能になる。
- サーバーやネットワークの負荷分散などのシステム設計が難しい。
これらの、課題を解決した成功事例を次に紹介いたします。
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