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掲載日 2007年7月10日
現在の歯科医療業界のリーディングカンパニー
ヨシダグループ創業から100年、歯科医療の総合商社である株式会社ヨシダ様。親会社である吉田製作所は、日本の歯科医療の黎明期にあたる1906(明治39)年に創業。ヨシダ様は、1961(昭和36)年に吉田製作所の営業部を分離独立して以来、「ユニット」と呼ばれる治療台、歯科診断に不可欠なレントゲン装置、近年注目を集めているレーザー治療器、CT装置などの先進医療機器や歯科医療材料を全国45拠点から販売しています。商社でありながら、グループ内に吉田製作所・吉田精工と工場を持つ長所を活かし、自社ブランドの製品開発にも力を注ぎ、常に新しい技術・製品を提供、歯科医療業界のリーディングカンパニーの役割を果たされています。
製品開発はもちろんですが、早い時期からITについても新しいソリューションを導入され経営に活かしてこられました。導入にあたってのいきさつ・苦労された内容・効果などを、情報システム部 取締役部長 林様、次長 小柳様にお伺いしました。
ITを駆使し、時代時代のニーズに対応
1999年に販売管理パッケージとともにIBM AS/400を導入。2000年対応という問題もありましたが、営業所に置いていた在庫を商品センター倉庫からの直送体制に変えるのに合わせて全社のオンライン化を計り、営業所から公衆回線にて夜間バッチで集めていた販売データを即時処理に変更しました。
林取締役は「当社は売上げの割に取扱い製品数が多く、営業所の数も多い。全拠点をオンラインにするには通信コストがかかりすぎるのが問題でした。」と2000年時点でインフラ廻りの通信費が低下していたことも導入に際して大きかったとお話されました。
製品には輸入するものも多く、仕入れには1~3ヶ月程度かかるものもあります。販売データを元にしたお客様の購買動向を調べることによる仕入れ予測などをして在庫が増えすぎるのを防ぎました。また、会社独自の制度として各営業所の独立採算制を採っており、拠点間でのモノ・カネの取引を全て管理把握していることも余剰在庫削減や経費削減に寄与しました。Web対応、コールセンター・システムなども順次構築、システム拡張を図っていきました。そして蓄えたお客様情報は営業へフィードバックされ、次回提案に活かされています。
全45拠点にトレーサビリティ管理システムを導入
平成17年4月の薬事法の改正にともない、販売した製品のトレーサビリティの管理が更に強化され、最終販売先(エンドユーザー)を把握することが必要不可欠となり、市販後安全対策の一環としての製品の販売履歴管理が急務となりました。今までのシステムでの対応も可能でありましたが、業界では先駆的にトレーサビリティ管理機能を導入し、リアルタイムで情報を把握するようにシステム構築を図りました。医療業界標準のGS1-128バーコードを利用した履歴管理です。仕入業者様に全ての商品にバーコードを貼付頂くなどのご尽力もあり、運用までこぎつけることができました。
導入にあたっては「品物のある倉庫は1つなのに、“外観検査前倉庫”“出荷可能倉庫”“返品倉庫”とシステム上は3つの倉庫になり、営業に理解してもらうのに苦労しました」と実際の導入を取りまとめられた小柳次長はお話されました。作業もハンディ・ターミナル上ですべて処理ができるような仕組みを構築、営業所向け研修にも苦労をしましたが導入までこぎつけました。システム・リリース当初は、返品が発生した時には出荷時までにさかのぼってデータを修正したり、出荷した倉庫と返品された倉庫が実際は違ったりと運用してみると単品管理ならではの苦労がいろいろとありました。
基幹パッケージはそのまま、コストをセーブしながら最先端システムを構築

株式会社ヨシダ
情報システム部
次長 小柳様
「薬事法改正対応の為には、ある意味では業界再編も有りうるとの危機感を持って、システム導入はかなり早くから取り組んでいたため、当初はコストがかなりかかるイメージがあったが、トレーサビリティ対応や各種法規への対応など迅速にでき、アドバンテージを持って企業活動ができたことは大きかった。」と林 取締役はお話されました。
システム面でいうと、1999年に導入した基幹パッケージを活かし、周辺システムを順次拡充していきました。コールセンター・システムを導入したときも基幹システムのお客様情報と連動し、電話番号からお客様情報を即時画面に表示したり、今回のトレーサビリティ導入でも仕入れ・販売データに結果を直結させています。「プログラム・ソースが公開されていたり、ハードウエアもAS/400からiSeriesに入れ替えしてもアプリケーションはそのまま利用できるため、パッケージに手直しを加えながら基本的な部分はそのまま利用、新しい技術への対応を図れたのが大きいです。パッケージを導入してから時間が経っているが、いつも最先端を走れるよう努めています。今回、トレーサビリティ管理システムの開発見積もりをシステムパートナーのIBSソリューションズさんからもらった時も、そのまま利用できる部分が多くコスト面でもかなり違っていた」と導入効果をお話されました。
「ソフト面だけでなくハード面でも何度か機能アップし、当初よりかなり小型化されたことによりラックにハウジングできました。現在はi5本体を災害対策やセキュリティ上更に安全な場所に移しており、地震などの災害に対する精神的負荷が軽減した」ともお話されました。
蓄えられたデータを生かし、新しいビジネスへ

株式会社ヨシダ
情報システム部
取締役部長 林様
「歯科医療業界の市場は飽和状態であり、切削技術などで革新的な技術が生まれなければ市場の活性化は難しく、新しいビジネス発想が必要」
「現在はトレーサビリティ管理システムを導入したばかり。二次卸さんから頂いた情報を基に、今後はこれらを分析・マーケティング活動を通じてお客様へのきめ細かい提案に活かしていきたい。」とお二方はお話されます。「近い将来営業マン一人一人に携帯端末なども導入し現場で即時対応できるようにしたい」、また、「歯科医院に導入された医療機器の中には、その販売履歴を15年間もの長い期間が法律上の保管対象となっているものもあるので、他社から導入された機器も含めて管理代行などができ、しいてはその部分がアウトソーシングという新しいビジネスとして確立できればいい」と今後の検討にも意欲を膨らませています。
お客様情報
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お客様名:
株式会社ヨシダ
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創業:
1906(明治39)年11月
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設立:
1961(昭和36)年5月
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資本金:
3億2,000万円
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代表者:
代表取締役社長 山中一郎
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事業内容:
歯科医療機器・材料・コンピュータなどの開発、販売および輸出入、歯科診療所の開業・経営に関する企画・調査などの総合コンサルティング
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社員数:
639名
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売上高:
323億円(2006年7月)
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事業所:
本社/東京都台東区上野7−6−9
支店/札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
その他、全国主要都市に38営業所、6サービスセンター・出張所 -
URL:
http://www.yoshida-dental.co.jp/

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インダストリー:
歯科医療機器 総合商社
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ソリューション:
GUI−Pack/生産財
(現在はiSeries Siteシリーズにバージョンアップ) -
ハードウェア:
IBM eServer iSeries (現在は、IBM System i) 詳しくはこちら
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ソフトウェア:
OS/400 (i5/OS)詳しくはこちら (189KB)
導入パートナーご紹介
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会社名:
IBSソリューションズ株式会社
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所在地:
〒226-0014 神奈川県横浜市緑区台村町205番地12
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URL:
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事業内容:
コンピュータ全般にわたるコンサルタント、開発及びコンピュータの運用管理
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
IBM、IBMロゴ、eServer、System i、i5/OS、iSeries、はInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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