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テーマ2−ICタグの普及
司会:
次にICタグ。米スーパーマーケットのウォルマートがRFIDの活用を開始した2004年頃にはブームといえるほどの盛り上がりがあったが、今年に入ってブームは終わった感がある。一方で現場レベルでは、ようやく地に足のついた使い方がされるようになってきた。
松本氏:
ICタグをバーコードの代わりにするには、コストがかかり、すべての商品につけるのは難しい。バーコード以上の便利な機能があればいいが、検品に活用するくらいなら、ここまでコストはかけられない。費用対効果の面で問題がある。
拓海氏:
ICタグをバーコードの代わりに使うという観点からだけでは、現場の作業効率やトレーサビリティが飛躍的に向上しない限り普及しにくいだろう。物流業界だけで、ICタグ活用が増えるという可能性も低い。物流は流通全体の一部分を担うものなので、流通全体の中での要請がどうなるかに拠ると思う。
傘:
なぜIBMのサーバーにRFIDをつけないのか、と聞かれたことがある。当然、RFIDを利用したロジスティクスシステム構築は検討項目。しかし、バーコードシステムで構築した既存のレガシーシステムを入れ替えても、RFIDシステムの導入投資効果があるかどうかが大きな判断材料となると考えている。これからバーコードを導入するのなら、バーコードでなくRFIDを導入するというのはあると思う。
また、RFIDの利点を大いに活かせる活用方法も絶対ある。例えば、我々の会社では電算センターを移設するとき。夜中が多いのだが、そこでバーコードを使用するのはたいへん。一つのラックに4〜5つも資産が入っていて、それを全部把握しなきゃいけない。そのためにRFIDを入れると出荷はずっとラクになる。
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