「IBM WebSphereR Infomration Integratorによるデータ・グリッド技術の採用により、各医療機関が個別に保有する様々な医療情報を相互に利用できるようになりました。これにより、新しい地域医療の形態が形成される可能性があります」
徳島県立中央病院 病院長 永井雅巳 氏
地域基幹病院である徳島県立中央病院では、徳島県内の病院、診療所と患者様のカルテやレントゲン画像、臨床データなど、各病院が保有している診療情報や医療資源を共有するITシステムを構築しました。
2005年3月末までの実証期間を経て、2005年6月から本格運用を開始したこのシステムでは、離れた場所にある複数のデータをどこからでも共有可能にするデータ・グリッド技術を活用しています。このように、複数の医療機関が実際の運用環境で大規模なデータ・グリッドを構築するのは、国内で初めての事例となります。
課題
各医療機関がそれぞれ管理しているカルテなどの診療情報や医療資源を相互に利用できる環境を構築、地域医療水準の向上を図りました。
- 診察情報の共有による病診連携の強化
- 離島や山間地の診療所に対する遠隔医療の促進
ソリューション
データ・グリッド構築ソフトウェアであるWebSphere Information Integratorにより、各病院がDB2®に保管する様々な形式の膨大な情報を、あたかも1つのデータベースであるかのように仮想化した環境を構築しました。
- ミドルウェア:WebSphere Information Integrator
- OS:Linux (Kernel 2.6)
Technology Benefits
データ・グリッドの採用により、以下のような導入効果が現われました。
- データベースやデータ形式が異なる複雑なマルチベンダー環境を仮想化し一元管理
- 情報を移動せずに、リアルタイムな情報共有を実現
Business Benefits
お客様情報
陸軍病院、国立病院を経て、昭和28年7月に徳島県に移管。徳島県立中央病院として発足しました。高度で専門的な医療を365日24時間体制で提供する急性期病院として、県民の方々や、地域第一線医療機関の先生方に信頼される病院を目指しています。
製品・技術情報
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
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