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不登校児童・生徒支援(2000年)

タブの始まり


ITを活用したコミュニケーションを通じて学習への興味のきっかけ作りや、「学校へ行こう」意欲の後押しをすることで、不登校の児童・生徒たちとその家族を支援しました。

概要

不登校児童・生徒に少しでも多くのコミュニケーション・チャネルを提供するために、児童・生徒と学習指導員・相談員・カウンセラーとの間での電子メールを使用した相談システムを確立。またPCを利用した個別指導による教科学習も実施。さらに保護者から指導員・相談員へのメール相談も実施し、年々増加傾向にある不登校児童・生徒、その家族を支えるシステムです。

目的

外の世界との「会話」の手段のひとつとしてネットワーク通信を活用し、不登校児童・生徒に少しでも多くのコミュニケーション・チャネルを提供すること。そしてネットワーク通信でのコミュニケーションを通じて学習への興味のきっかけ作りや、「学校へ行こう」意欲の後押しをすることを目的としています。

内容

児童・生徒と学習指導員・相談員・カウンセラーの先生方との間での電子メールを使用した相談システムを確立し、また、PCを利用した個別指導による教科学習を実施。さらに保護者から指導員・相談員へのメール相談を実施しました。

電子メールでの対応への専門家の育成、相談内容の分析・評価、情報交換の場としての「掲示板」の有効活用、学習指導員・相談員・カウンセラー・教師・保護者などの横の連絡組織の強化、PC学習教材を使用した学習指導方法の確立、個別学習特有の新しいアプローチなどが課題であり、今後は各教育委員会により学習への興味のきっかけ作りや、「学校へ行こう」意欲の後押しができるよう推進されていく予定です。

沿革/実績

2000年から東京学芸大・教育学部附属教育実践総合センター・小林正幸研究室と三鷹市教育委員会、ならびに小金井市教育委員会において、インターネットを利用した不登校児童・生徒支援プロジェクトの共同研究を推進。電子メール相談による担任教師との対話により学校へ登校できるようになる、「話せない」ことが「書く」ことによる自己表現の場となるなど、人とのきっかけ作りによい手段であることが実証できました。

また、保護者から指導員・相談員へのメール相談の増加により、子どもたちを見守る関係者に児童・生徒の環境がより詳細に伝わるようになる、PC使用による個別学習が盛んになり学習意欲が向上するなどの効果が見られました。