SAPジャパン社、日本IBMがSOA分野で協業強化を発表
ビジネスの競争が激化し、企業は成長を続けていくために、市場の動向を敏感にとらえ、ビジネス環境の変化に迅速に対応していく必要があります。
これを支えるビジネスITには、さまざまなビジネス・プロセスや分散化したシステムを必要に応じて柔軟に統合し、最適なサービスを提供することが求められています。これを可能にする有力な手段が、Service Oriented Architecture(SOA)です。SOAは、次世代IT基盤として、すでに先進的な企業で取り組みが始まっており、現実のものとなってきております。
SAPジャパン社、日本IBMは、2007年7月4日に行われた「IBM/SAP Business Innovation Conference」にて、SOA分野の協業強化の一環として「イノベーション・ラボ for エンタープライズSOA」の設立を発表致しました。
設立以降、「イノベーション・ラボ for SAP e-SOA」では、SAPジャパン社から派遣された専任技術者と共に、各種SOA技術検証やマーケティング活動を共同で行っております。
イノベーション・ラボ for SAP e-SOA がお届けするサービス

イノベーション・ラボ for エンタ
ープライズSOA/BPP
SAP社との共同検証を踏まえ、SAPが提唱するエンタープライズSOAを体感できるデモを開発、数多くのお客様に対しプライベート・ワークショップを開催しております。
プライベート・ワークショップで議論が深まり、さらにご検討を進められるお客様には、GBSによる数日間のクイック・アセスメント・サービスや、数カ月規模のパイロット支援サービスをご提供いたします。
【IBMのエンタープライズSOA関連サービス】
Learn
Assess
Proof
プライベート・ワークショップ
クイック・アセスメント・サービス(1日~数週間)
Proof Of Concept(POC)パイロット支援サービス
【プライベート形式でのワークショップ】
(SAP社との合同開催も行っております)
- なぜ今SOAなのか?
- エンタープライズSOA/BPPとは?−デモ
- SOAでどう変わる?−事例
- 質疑応答 など
【個別課題を抽出し、実機を活用して迅速に評価】
- 課題の洗い出し
- SOAでの解決可能性
- SOAでどう変わる?−デモ
- 今のIT環境をどう変えなければいけないか? など
【実機を持ち込み、お客様環境でのパイロット実施による評価・計画立案】
- SOA適用方針と範囲
- パイロット(新技術適用)結果報告
- IT基盤定義と導入計画
- 構築プロジェクト計画 など
お客様が現在利用されている
SAPシステム、SAP以外のシステム
お客様環境での一時的な
SOAプロトタイプ用サーバー(持ち込み)

エンタープライズSOA関連サービス
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Webcast使用ガイド
Windows Media Player
エンタープライズSOA
クイック・アセスメント・サービスのご紹介(9分59秒)
SAP e-SOAを実現するためのインフラストラクチャー
SOAを実現するために必要なアーキテクチャーとはどのようなものでしょうか? 技術要素は変化したとしても、基本的な考え方は継承されていくと考えられます。SOAの考え方から基本的なインフラストラクチャーに求められる要件を整理してみました。
下記図は、SOAの関連領域を表しています。インフラストラクチャーとして必要と思われる三つのサービスについて説明します。
- 資源仮想化サービス
- サービス・レベルの自動化とオーケストレーション
- ユーティリティー・ビジネス・サービス

SOAの関連領域
【資源の仮想化サービス】
SOAのサービスは、今後のサービスの再利用を考えると「サービス化」の粒度が重要ですが、そのサービスの再利用度を誰が、いつ、どの程度利用するか事前想定するのは、ビジネスの変化を考えると困難になっていくと思われます。
また、インフラ自体を今後大幅に変更することになり、その分ITの手間、時間が掛かってしまうのは、もともとのITの迅速化やTCO削減化と反しています。その課題を解決するために、「仮想化」環境でインフラストラクチャーを構築することにより、ビジネスの変化へも迅速に対応ができるようにしていく必要があります。
CPU、メモリーのサーバー資源、ストレージ資源、ネットワーク資源をプール化し、必要なときに必要な分の各システム資源を各サービスに割り当てて利用することにより、資源の有効利用や拡張性の確保に対する対応が可能となります。
【サービス・レベルの自動化とオーケストレーション】
人手を介さずコンピューターを自己管理し、自己修復する自律型の管理機能を持つことがコスト削減の視点からインフラストラクチャーには重要です。
システム資源を仮想化できてもそれをどう効率よく稼働させるかが仮想化の今後の課題ですが、システム資源をきめ細かい単位で資源配分でき、システム資源の使用状況からポリシー・レベルで自動的に資源を割り振れるような仕組みを実装することが望まれます。
また、サービス・レベルの自動化とオーケストレーションを実装することで、「信頼性」、「効率性」、「セキュリティーの向上」といった要素にも貢献することになります。
【ユーティリティー・サービス】
インフラ・サービスとして、仮想化、サービス・レベルの自動化オートメーションを実装するにあたって必要とされるのが、ユーティリティー・サービスです。サービスを再利用化することにより、そのサービスを利用するユーザー、インターフェースが多種多様となり、実際にどのアプリケーションがどの程度利用したかを利用率を基に課金サービスの実装が必要です。
また、異なる言語、異なるハードウェア、異なるOS、異なるパッケージでも、同じ技術を利用し、容易にアプリケーションの相互連携を行えるようにするためのインフラの異機種間結合を可能とするための「接続性」も重要な要素です。
「接続性」を実現するためには、オープン・スタンダードかつ標準化された接続インターフェースの採用が必要です。
「接続性」を確保することで、既存の資産の再利用しシステムを柔軟に拡張いていく「柔軟性」も確保し、アプリケーションの接続に関する開発/保守ワークロードの低減を可能にします。
インフラとしては、「拡張性」、「セキュリティー」などの非機能要件も含め、検討を行っていく必要があります。利便性、移植性を考慮すると全体アーキテクチャーは今後のインフラとしてオープンであり、自由度があることが必要となります。
IBMは、IBMのハードウェア群、ソフトウェア群をベースに世界中でSOAプロジェクトを手掛け、ベスト・プラクティスを蓄積しており、これらのノウハウを積極的に活用し、お客様のシステム環境におけるSOA化をお手伝いします。
表彰・外部記事
「イノベーション・ラボ for SAP e-SOA」を中心とした活動の結果、"SAP AWARD OF EXCELLENCE 2008(エンタープライズSOA部門)"を受賞致しました。
これは2007年におけるエンタープライズSOA/ビジネス・プロセス・プラットフォーム(BPP)の促進、市場開拓の貢献が認められたものです。
SAP AWARD OF EXCELLENCE 2008受賞パートナーを発表
またIBM/IBCSでは技術者育成にも積極的に取り組んでおり、「2008年度 SAP NetWeaver マイスター」も多数輩出しております。 Meister of SAP NetWeaver 2008
下記サイトでもIBM/IBCSにおけるSAP e-SOAに対する取り組みが紹介されておりますので、こちらもぜひご覧ください。
- SAPのアドオン開発は悪か? SOAもハイブリッドが主流に
ITmedia エンタープライズ
- SOA化で広がるSAPアプリケーションの活用と連携
ITPro SPECIAL IBM SOA World 2007 Review VOL.4
-
エンタープライズSOAならIBMに任せろ
ITmedia エンタープライズ
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