「無限大 No.117」のご紹介

無限大 No.117 2005年 夏
CSRブームを考える
― CSRの「C」はCorporate(企業)だけか?
今世紀に入って急にCSR(企業の社会的責任)という言葉が頻繁に聞かれるようになりました 。インターネットの普及による急激なグローバリゼーション、欧州統合、それに、度重なる企業の不祥事などといった要因が相互に影響を与えながら、いま、CSRは大きなうねりをつくり出しています。
日本でも、グローバルに事業展開をしている企業を中心にこぞって報告書を発行し、自社のCSRへの取り組みや活動状況を公表して、社会的信用度をアピールするようになりました。
ところでCSRとは、“Corporate Social Responsibility”の略ですが、果たして社会に対し責任を問われるべきはCorporate(企業)だけなのでしょうか。Corporateの「C」は、同時にConsumer(消費者)、Citizen(市民)、Community(地域)、Country(国)といった立場やからも問われるべきではないでしょうか。
今号では、CSRの歴史的背景や、現在・近未来の動向をさぐると同時に、こういった4つのCの切り口からも、それぞれの事例を通して「社会的責任」について考えてみることにしました。
目次
シリーズ:地球・この星の住民として
ラオスに生きる (p.1)
写真家 太田 亨 PDFファイル (484KB)
[特集]:CSRブームを考える (p.9)
− CSRの「C」はCorporate(企業)だけか?
PDFファイル (49KB)
CSR(企業の社会的責任)とは何か (p.10)
− 20世紀型企業から社会的企業への道程 −
一橋大学大学院 商学研究科 教授 谷本寛治 PDFファイル (128KB)
CSRの現状と課題 (p.16)
− 先進国における取り組みと発展途上国への影響
ヘンリー・マネジメント・カレッジ 客員フェロー
コモンウェルス・ビジネス・カウンシル(CBC) アドバイザー アリフ・ザマンPDFファイル (151KB)
売り手よし、買い手よし、世間よし (p.22)
近江商人が誇る「三方よし」精神はCSRの源流だ
同志社大学 経済学部 教授 末永國紀 PDFファイル (80KB)
企業の価値とは何か (p.26)
− 100年にわたってIBM社員のDNAに伝わるCSR精神
日本アイ・ビー・エム株式会社 常務執行役員 CSR担当 柴田稔久 PDFファイル (100KB)
市民を犯罪から守る赤いベレーのエンジェルたち (p.32)
メンバーを衝き動かすものは、犯罪のない平和な社会を守る熱い意志
日本ガーディアン・エンジェルス 理事長 小田啓二 PDFファイル (126KB)
東京直下型大地震への備えは、「楽しくて、儲かる」街づくりから (p.37)
NPO法人 東京いのちのポータルサイト 理事
早稲田商店会 エコステーション 事業部長 藤村望洋 PDFファイル (159KB)
ようこそ、車椅子の要らない美しい海の世界へ (p.43)
東京ダイバーズ 代表 椎名勝巳 PDFファイル (186KB)
2分の1のすすめ (p.49)
身を軽く、欲を張らず、一市民として地球人としての責任を果たす
ビジネス・コンサルタント
PDFファイル (91KB)
日本はその先進技術力を活かして、人道支援に貢献を (p.54)
AMAR(Assisting Marsh Arabs and Refugees) 代表
英国上院 議員、欧州議会 議員 バロネス・エマ・ニコルソン PDFファイル (141KB)
無限大ギャラリー:失われた責任感 (p.63)
武士道の象徴、それは絶対的な責任感であった
作家 早乙女 貢
PDFファイル (115KB)
編集後記 PDFファイル (20KB)