掲載日: 2011年8月3日
2011年7月1日に、日本IBM本社事業所(箱崎)にて、足立区小学校長会教育事情視察研修を開催いたしました。
日本IBMでは、過去に5年間、東京都教育委員会から、副校長試験に合格された先生を民間企業実習生として受け入れています。今回は、以前1年間日本IBMで企業実習生をされていた先生より、「民間から学ぶ機会を持ちたい」とご提案をいただき、開催の運びとなりました。「公務のICT化で学校の何が変わるか」、「民間の人事管理とOJTなどの人材育成の実際」をテーマに、足立区立小学校の校長先生約50人をお招きして研修会を開催いたしました。
日本IBM社員によるスピーチ

日本IBM 公共事業 官公庁IBDT
安藤 弘隆
まず、日本IBM 公共事業 官公庁IBDT 安藤 弘隆より「公務のICT化で学校の何が変わるか」と題し、日本および米国における弊社お客様の事例をご紹介いたしました。2007年度から2009年度(平成19年度から21年度)に文部科学省の先導的教育情報化推進プログラムに採択された、熊本県教育委員会の実証実験では、「新しい学校経営における熊本型Web統合校務支援システム」を実践した結果、教員の子供と向き合う時間が1日当たり30分増加し、事務量が削減するといった効果が得られました。
プレスリリース:教育クラウドによる校務支援システム、教育現場の活性化に貢献 熊本県教育委員会 「新しい学校経営における熊本型Web総合校務支援システムの実践」(1.2MB)(IBM外のWebサイトへ)
熊本県教育委員会の事例では、「教育クラウド」による校務支援システムを構築しましたので、このシステムの基盤となる、クラウド・コンピューティングの利点をご紹介しました。また、同実証実験で用いられたセキュリティー環境では、USBメモリーキーによる認証やモードの切り替えにより、情報漏えいを防ぐ工夫がされていることをご説明しました。そのほか数百万人の児童・生徒を対象に運営され、大規模なデータ集計・分析・活用が行われている米国の事例もご紹介いたしました。

日本IBM 公共事業スタッフ
永尾 匡隆
次に、日本IBM 公共事業スタッフ 永尾 匡隆が、「IBMの人財マネジメント―民間の人事管理とOJTなどの人材育成の実際」と題してお話しいたしました。まず、IBMの「人財価値最大化フレームワーク」をご紹介し、8つのカテゴリーに属す34の視点から育成計画、異動・配置計画を実施していることをご説明しました。毎年行う、個人業績目標設置と評価のプロセスや、研修制度についてもご紹介しました。IBM以外の企業による、お客様本位の姿勢の例や社員教育についてもご紹介いたしました。
本社事業所見学会

複合機による印刷のご紹介
約2時間の教室での研修会の後、希望者の方を対象に本社事業所の見学会が行われました。真夏に向け節電が要求される中、フロアを一部閉鎖したり、電灯を間引いたり、プリンターを撤去したりして実践している日本IBMの節電への取り組みをご覧いただきました。プリンターは、コピー・スキャン・印刷が1台でできる複合機を設置し、パスワードにより出力をしていることをご説明しました。オフィスエリアでは、フリーアドレスの机により省スペースを実現していることをご覧いただきました。

IBMソリューション・センター見学
また、IBMソリューション・センターもご見学いただきました。当センターは、本社事業所の中にありIBMのビジョン、製品、サービス、テクノロジーをワンストップでお客様にご説明、ご提案できる施設です。ここでは最新のRFIDによる所在管理などを簡単にご紹介いたしました。
当研修会に関するお問い合わせはこちらまでお願いします。
