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掲載日:2010年4月28日
IBM Faculty Awardsとは
IBM Faculty Awardsとは、IBM の大学連携プログラムの中の一つで、大学教員への賞金授与や表彰を通じて、卓越した研究やスキルの育成を支援するものです。賞金は大学への寄付金としてのご提供になります。
首都大学東京が2009年IBM Faculty Awardsを受賞
2009年のIBM Faculty Awardsを、日本から東京工業大学などと並び、首都大学東京が受賞されました。
受賞された首都大学東京 准教授
橋本 健朗先生
今回受賞された、首都大学東京 大学院理工学研究科 分子物質化学専攻 准教授の橋本先生は、計算化学を基盤として現代社会が直面する「実」課題解決に貢献することを目標としていらっしゃいます。例えば、シミュレーションによる地球環境問題への取り組みが挙げられます。
橋本先生は、計算化学を深化させ、シミュレーションを研究手法として確立させるアプローチをとられており、具体的には、大気中に存在する分子の過程や、巨大空間での長時間にわたる現象のシミュレーションといった、多様な課題に取り組まれていらっしゃいます。また一方で、実験分子科学者とも協力して研究を進めていらっしゃいます。これらの研究活動により、計算を活用する分子物質化学分野において多大な貢献をされています。今回、橋本先生のこのご貢献を表彰して IBM Faculty Awards を授賞させていただきました。
首都大学東京での授賞式の模様
2010年4月14日(水曜日)に、首都大学東京 南大沢キャンパスにおいて授賞式が行われました。
授賞式の様子。右から
首都大学東京 橋本 健朗先生、
日本IBM 執行役員
アライアンス事業 須崎 吾一
授賞式には、橋本先生のほか、首都大学東京から副学長 上野 淳 教授、大学院理工学研究科長 岡部 豊 教授、大学院理工学研究科 分子物質化学専攻長 菊地 耕一 教授、管理部 理系管理課 若松 宏一 課長、管理部 理系管理課 下田 雅己 調整担当係長が列席されました。
まず、上野先生、岡部先生からご挨拶をいただき、続いて、日本IBM 執行役員 アライアンス事業担当の須崎 吾一から、IBM Faculty Awards(*1)の紹介、今回の受賞理由の説明があり、表彰状の授与を行いました。
列席者の皆様。右から
首都大学東京 上野先生、菊地先生、
岡部先生、橋本先生、
日本IBM 須崎、山之口、田村
次に、橋本先生から受賞挨拶として、IBM Faculty Awards受賞対象となったご研究のご説明がありました。橋本先生は、ご専門の計算化学を「ミクロとマクロを結びつける研究」と説明され、研究を進めるときに1つの事象を複眼的にとらえる必要性を強調されました。先生は問題解決型の研究を目指して、地球規模の課題や100年後の温暖化をナノメートルの分子過程のシミュレーションから予測したり、原子力発電施設の安全設計のためにナトリウムと水の反応を研究したりもしています。授賞式は終始和やかな雰囲気の中で行われ、話題は研究者との交流からIBMのグローバル化にまで広がりました。
*1 今回首都大学東京が受賞されたFaculty Awardsについての詳細はこちらをご覧ください。
IBM 大学連携プログラム ユニバーシティー・リレーション
University Awards - IBM Faculty Awards(US)
