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高い信頼性、拡張性、安全性を持つ信用情報サービス基盤を構築(株式会社日本信用情報機構事例)

社会インフラとしての責務に応える

掲載月 : 2009年12月

法的要件を満たすシステムを期日内に確実に稼働

堅牢かつ柔軟な拡張性をもつ基幹システムに

採用されたIBM System z10™は、プロセッサーに2個のスペアを標準で搭載するなど、主要部品の冗長構成により高い信頼性を保持します。データの改ざん防止に向け高いセキュリティー機能を備えた暗号化専用プロセッサーは、軍事用レベルの高いセキュリティー水準の認証を取得しています。また、システム資源を柔軟に変更できる「キャパシティー・オンデマンド」機能も備え、変化が激しく不確実性の高い昨今のビジネス環境に対応できる、拡張性、柔軟性を備えています。
さらに、STARSⅡでは障害発生時も業務サービスを止めることがないよう、業務の継続性を確保するさまざまな対策が施されています。日本信用情報機構のデータセンター(メインセンター)に設置したSystem z10をシスプレックス接続した二重化構成をはじめ、ゲートウェイ、ネットワークなどの会員企業との接続経路もすべて二重化しています。
特に、貸付高・支払状況などの利用状況がほぼリアルタイムに更新・反映されている日本信用情報機構の情報システムにとって、データの正確性・最新性の確保は非常に重要です。バックアップ・システムにおいても最新の信用情報をリアルタイムでリモートサイトへ自動的にコピーする災害対策ソリューション「GDPS®(広域分散並列シスプレックス)」を採用し、日本IBMのデータセンターをバックアップ・センターとするビジネス・リカバリー・サービスを利用しています。

コスト最適化とガバナンスの強化

システム部 担当部長 吉田 博正氏の顔写真
システム部
担当部長
吉田 博正氏
STARSⅡシステム構築の一方で、消費者への信用情報の開示や登録情報の管理を行う業務系OA、総務・人事等の一般的なOAなど、各業務で使用しているOA環境の刷新も行いました。
従来分散していた各種サーバーをIBM BladeCenter® HS21上に仮想化して統合するとともに、仮想デスクトップ(シンクライアント)のサーバーとしても利用しています。また、認証システムを一本化、さらにユーザーの属性によるアクセス・ポリシーを採用し、極めて高い情報セキュリティーを備えました。

統合OA環境構築の要因には、次の3つのポイントが挙げられます。

IBMは特に認証システムを統合することによるガバナンス上の効果と、コスト最適化の観点から、両プロジェクトを統合し、同一の仮想化基盤上に構築する提案を行いました。
「“管理しやすさ”と“情報漏洩などに対する確実なセキュリティー対策”という2つの面から、仮想デスクトップはかねてから検討対象となっていました。指定信用情報機関対応への動きに呼応し、仮想デスクトップと統合OAサーバー環境の導入に踏み切ることになりました」と吉田担当部長。広域災害時にも、窓口を訪れる消費者に信用情報の開示サービスを提供するため、統合OAシステムについてもIBMのバックアップ・センターを利用した事業継続対策を導入しています。

さらなるコストダウンを図り、会員企業との相乗効果を目指す

STARSⅡシステムは2009年6月1日にサービスインして以来、順調に稼働しています。仮想デスクトップ化されたOAに関しても安定的に稼働し、セキュリティー・レベルの向上と運用負荷軽減を実現しています。導入効果について真田取締役は、「現在、数値的な評価をしている段階ですが、感覚的には歴然とした違いがあります。特に、導入作業の工程は少なくとも5分の1以下になったのではないかと思います」と期待以上の成果に満足されています。また、真田取締役は今後の目標を次のように語ります。
「今回のシステム更改で安定的なインフラは整いました。あとは品質を高めること、そして安価でというところが継続的な課題になります。IBMにも積極的な提案を期待しています。信頼性高く、しかも安いコストで提供することにより、会員企業からの信頼が増し、相乗効果でよい使い方、よい提供というものができていくと思います。その結果、当社の基盤も安定しますし、会員企業も与信業務においての安心感が増すでしょう。そこが我々の目指すところです」
日本信用情報機構は将来に向けて、会員企業そして消費者から安心と信頼を得られる信用情報機関の基盤整備を着実に進めています。

掲載されている情報は2009年12月現在のものです。内容は事前の予告なしに変更する場合があります。
事例は特定のお客様の事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
ソリューション情報は、すべての場合において同等の効果が得られることを意味するものではありません。効果はお客様の環境その他の要因によって異なります。
製品・サービス等詳細については、弊社もしくはIBMビジネス・パートナーの営業担当員にご相談ください。

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