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「じゅうだん会共同版システム」着実に展開中!

武蔵野銀行、琉球銀行が同時にサービス・イン!予定どおり、4行が共同版システムで稼働中

掲載月:2006年3月

ソリューション概要

武蔵野銀行記念式
popup武蔵野銀行記念式

本年1月4日、武蔵野銀行と琉球銀行が、2行同時に「じゅうだん会共同版システム」への移行を完了、予定どおり稼働を開始しました。
急速に進む金融自由化やテクノロジーの進化の中で、増大するシステム経費を抑制しつつも、効率的なシステム投資・開発を実現する施策として注目される地銀共同システム。八十二銀行、山形銀行、関東つくば銀行、武蔵野銀行、阿波銀行、親和銀行、宮崎銀行、琉球銀行からなる「じゅうだん会」による銀行基幹システムの共同企画・開発・運用が着実に展開しています。

琉球銀行稼働式
popup琉球銀行稼働式

平成13年4月にじゅうだん会各行で合意された地銀共同システムである、この「じゅうだん会共同版システム」は、八十二銀行の基幹系システム(勘定系、情報系)をもとに、共同システムとしての要件と各行共通のニーズ等を組み込み、平成14年4月より八十二銀行にて稼働を開始。その後、平成16年1月に阿波銀行が、翌・平成17年1月に山形銀行が順調に稼働を開始しています。
さらに今回の琉球銀行、ならびに、独自システムから「じゅうだん会共同版システム」に移行する初めてのケースとなる武蔵野銀行を含めて、すでに4行が当初の予定どおり共同版システム上でのサービス展開を実現しています。
また今後、他の参加行も順次共同版システムへ移行していく予定です。

「じゅうだん会共同版システム」とは

共同化スキーム図
popup共同化スキーム図

共同化の目的と、スキーム概要
共同化構想以前は、各銀行が個別に基幹システムを開発・運用してきました。これを複数銀行で1つの「共同版システム」を使用して、システム開発やシステムセンターの運営を集約化し、新たな機能開発の迅速化、業務の効率化や費用の低減を図ることが共同化の目的です。
具体的なスキームは、次のようになります[図]。
まず、八十二銀行の基幹系システムの上に、共同化システムとして必要な機能や、参加各行の共通ニーズを組み込んだ「共同版システム」を八十二銀行が開発しました。
参加各行は、「共同版システム」に移行して、同システムの運用をIBMにアウトソース契約で委託します。
さらに、さまざまな市場ニーズや規制対応などの環境変化に対応するために、「システム協議会」を設け、今後の開発案件の内容や優先順位など参加行による協議にて決定し、八十二銀行がその開発を担当します。

IBMアウトソーシング・サービスの役割

日本IBMは、共同版システムの運用管理に加えて、八十二銀行が開発した機能拡張部分(共同版成果物)の使用権許諾を受け、各行システムのアプリケーションの保守作業もアウトソーシングにて受託しています。
長年にわたり、銀行基幹システムに携わってきた経験、実績、最新のテクノロジー、数多くの案件で培われたプロジェクト管理ノウハウ、包括的なサービス体制などをもって、この優れた共同版システムを全面的にご支援させていただいております。

共同版システムが提供する機能

共同版システムは、勘定系システムと情報系システムからなる銀行基幹系システムの機能を提供しています。
さらに、参加各行は、八十二銀行が開発した下記のアプリケーション・システム資産を各行のニーズに応じて選択することで、基幹系システムとの親和性が確保された実績あるシステム資産の効果的な横展開という「じゅうだん会」のメリットを最大化しています。

今後、参加各行で新たに開発されるアプリケーション・システム資産の同様の展開など、「じゅうだん会」として横展開が可能なシステム資産は今後も継続的な拡張が期待されます。
また基幹系システムに加えて、周辺サブシステムの共同化も推進されており、今後の順次移行が計画されています。

共同化によるメリット

共同化による効果は、次のとおりです。

お客様サービスの向上
共同版システムの活用により、最新テクノロジーのタイムリーな導入が可能となり、従来以上にお客様ニーズに合ったさまざまな金融商品やサービスのご提供が可能となります。

システム開発力の拡大とスピードアップ
実質的な開発力の拡大により、商品・サービスの開発範囲の拡大や開発スピードアップが可能となります。
多様化するお客様ニーズに迅速にお応えできます。

人材の戦略的配置
システムの開発を八十二銀行が一括して担当することにより、他の参加行はシステム要員の育成・管理から解放され、より戦略的な人員再配置が可能となり、経営資源の有効活用が実現します。

共同化によるコスト削減
各行が、単独でシステム開発を継続していくことに比べ、本共同化スキームにより、システム投資・経費の大幅な削減が期待されています。

成功裏な展開の背景

システム面のみならず、商品・サービス、事務処理手順の統一化や、開発案件の「協議/共同検討」により共同化のメリットを最大化
じゅうだん会共同化では、システム面のみならず、商品・サービスや、事務処理手順についても統一化することが、「共同化」のメリット最大化のための重要な要素と位置づけています。
異なる複数の銀行からの個々のニーズへの対応と、この共同化成功に向けての統一化という大きな課題を超えて、共同化が着実に予定どおりの実績を実現している背景には、全参加行による協議の場での緊密な検討・協議が大きな役割を果たしています。

銀行主導型により、最新の業界ニーズを常に意識したアプリケーション拡張の視点を維持し、陳腐化を排除
本共同版システムの大きな特長として、参加各行の協議の結果、「全行一致」にてシステム内容の更新を決定していく、という「銀行主導型」であることが挙げられます。
常に最新の業界ニーズを意識した「銀行の視点」でアプリケーションが見直されることにより、陳腐化が排除され、銀行のニーズ、銀行を利用する顧客のニーズに応えるサービス基盤が実現されます。

本事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

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