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攻めのITコスト削減戦略

IT基盤とビジネス革新力の強化に向けて

掲載月 : 2009年3月

100年に一度と言われる金融危機と世界同時不況が起こり、経済の先行き不透明感は、一段と深まっています。1月20日に政府より発表された月例経済報告では、景気の基調判断を「急速に悪化している」とし、前月の「悪化している」から下方修正されました。厳しい市場環境下、大多数の企業が、新規投資戦略を見直し、「ITコスト」の最適化を本格的に検討/実行し始めています。

攻めのコスト削減に必要な三つのステップ

【ステップ1】
短期的なコスト削減施策
まずステップ1では、サービス・レベルへの影響がほとんど無く、直接的にITコストが軽減できるエリアから着手します。例えば、「ハードウェア保守契約」や「ソフトウェア・ライセンス契約」などは、契約形態を見直すことによって、サービス・レベルを変えずに、大きなコスト削減を実現できるケースも少なくありません。
あるお客様のケースでは、複数のハードウェア・ベンダーと締結していた保守契約をIBMに一本化していただくことにより、保守費用総額を削減し、さらに障害発生時における煩わしいお問い合わせ回数の軽減を実現できました。
ソフトウェア・ライセンスの見直しでは、今後必要となるライセンスを事前に購入することにより、他社製品のリプレイス等を含めて、従来投資額から45~75%のコスト削減に成功されたお客様もいらっしゃいます。また、別のお客様では、IT資源を使用した分だけ料金を支払う包括契約に切り替えることによりTCO(Total Cost of Ownership)30%削減の効果が得られました。

【ステップ3】
中長期的なコスト削減施策(実行/展開)
この段階では、ステップ2で策定したロードマップを基に、具体的なコスト削減施策を実行/展開していきます。例えば、IBMのあるお客様では、VMwareによるサーバー仮想化により電力コストおよび冷却コストを60%軽減し、平均サーバー使用率が50%増大しました。他にも、データセンターの統廃合を計画していたお客様がネットワーク上のアプリケーション・パフォーマンスの最適化も併せて展開したところ、当初想定していた統合コストより35%も削減できたケースもあります。そのほか、下記のさまざまなサービスのご提供も行っています。

クラウド化によるコスト削減

IBMが先進テクノロジーを活用したITコスト削減とユーザーへのサービス・レベル向上の切り札として提唱するのが「エンタープライズ・クラウド」です。自社・自行のデータセンター内にクラウドを構築し、自社・自行内さらにはグループ企業全体への各種サービスの提供により、グループ全体への最適化や運用コストの削減のみならず、ピーク時の対応など動的で柔軟性の高いサービスを提供できます。
IBMでは、世界で同時進行していた数十の実験プロジェクトのITインフラにクラウドを導入した結果、それぞれが個別にITインフラを用意していた場合と比較して、運用/保守の人件費やハードウェア・コストが劇的に下がり、年間約80%のITコスト削減が実現しました。
また、海外のあるリテール・バンクのお客様では、クラウド化により、迅速にテスト環境を構築することが可能になり、3年間で約100万ドルの削減に成功しています。

IBMでは、これらの事例によって培われたノウハウ、専門知識をサービスとして提供し、お客様の「攻めのコスト削減」の実現をご支援してまいります。

※削減効果は、IBMのお客様事例から得られたデータです。お客様の環境により、削減効果は異なります。

本事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

IBM, IBMロゴは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
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