掲載日:2011年5月30日

IBMでは、テクノロジーを活用して、地球上の非効率や無駄をなくし、より豊かで持続可能な世界を実現する"Smarter Planet(地球を、より賢く、よりスマートに。)™"というコーポレート・ビジョンのもと、予測分析という前向きの情報利用を実現するため、 SPSSをはじめとする多くの最新テクノロジー企業を統合するなどし、ビジネス・アナリティック&オプティマイゼーション(分析と最適化)のソリューション基盤を確立しています。
医療と健康の分野においても Smarter Healthcare というコンセプトのもと、治療を主体とした現代の医療から、前向き(プロスペクティブ)な予防医療へ転換するために多くの医療分析ソリューションを開発しています。
当セミナーでは、「診療情報の活用」にフォーカスして、弊社の最新ソリューションの一部をご紹介いたしました。セミナーの概要をここにご報告いたします。
※ 4月22日福岡、5月13日東京、5月27日大阪にて開催しました。
プログラム内容
<はじめに>

日本IBM 医療医薬
品ソリューション
医療営業部長
中嶋 祥博
日本IBM 医療医薬品ソリューション 医療営業部長 中嶋 祥博が開会のご挨拶としてセミナーご参加へのお礼と、IBMの取り組みとして、CIS、災害対策・節電対策ソリューションなどをご紹介いたしました。
<可視化>

日本IBM 公共
サービス事業部
医療サービス
鈴木 英夫
日本IBM グローバル・ビジネス・サービス事業 公共サービス事業部 医療サービス ビジネス・ソリューション・プロフェッショナル 鈴木 英夫が、「データウエアハウスによる診療情報の活用について」と題しデータの可視化についてお話しいたしました。海外における可視化の事例をご紹介し、病院の現場での可視化の例として、医療の質を測る方法についてご説明しました。またCognos BIを用いた共有ポータルやダッシュボード/レポート、検査結果のイベント管理/アラート機能や、病院における各種レポート例などをデモを交えてご紹介しました。
<分析>

日本IBM BA事業部
SPSS CTP
西牧 洋一郎
日本IBM ビジネス・アナリティクス事業部 SPSSクライアント・テクニカル・プロフェッショナルズ 西牧 洋一郎が「SPSSによる診療情報を使った予測分析」についてご説明しました。統計とデータマイニングの違いや、肝臓病治療にデータ・マイニング技術を活用している武蔵野赤十字病院の事例をご説明した後、SPSSのデモをご覧いただきながら、具体的な活用例をご紹介しました。電子カルテの所見の分析に応用可能な、自然言語分析についてもご説明しました。
<応用>

日本IBM 公共
サービス事業部
医療サービス
松尾 聡子
日本IBM グローバル・ビジネス・サービス事業 公共サービス事業部 医療サービス 松尾 聡子が、診療情報活用の応用分野として、ネットワーク技術による診療情報へのセキュア・アクセス(病院業務から見た診療情報へのアクセス)についてお話しいたしました。病院情報システムの全体概要と利用形態についてご説明し、病院での携帯端末利用の具体例、バーコードリーダーを使ったベッドサイドでのリスク管理、iPadを使った外来での問診システムなどについて事例を交え考察しました。Server Based ComputingモデルによるThinClient病院情報システムについてもご紹介しました。

日本IBM GTS事業
ITSソリューション
ワークプレイス&
エンタープライズ・
ソリューション
小倉 秀敏
次に、日本IBM グローバル・テクノロジー・サービス事業 ITSソリューション ワークプレイス&エンタープライズ・ソリューション 小倉 秀敏が、同じく診療情報活用の応用分野として「医療における情報の保護を考える」と題しお話しいたしました。セキュリティーにはシステム全体を守るという視点もありますが、今回は「保有する情報をいかに守るか」についてご説明しました。証跡(ログ)の集中管理とPDCA、ルールと実際の運用の比較などを踏まえた上で、IBMの情報漏えい対策ソリューション InfoSphere Guardium、Fidelis Security Systemsアプライアンス、Tivoli Security Information and Event Managerをご紹介し、スマートフォンやタブレットなどモバイル機器のセキュリティー考慮点についてもご説明しました。
まとめ
今回の診療情報活用セミナーでは、3会場ともほぼ満席での開催となりました。大変多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございました。今回のセミナーが、貴院にて蓄積された診療情報の活用を考える上でのヒントとなれば幸いです。
今回のセミナーやご紹介したソリューションにつきましてご質問などございましたら、こちらよりお問い合わせください。
