概要
IBM CISソリューションは、過去の履歴から現在の状態そして将来の計画までを俯瞰し、職種の枠を超えて診療情報を効率的・効果的に共有することで迅速かつ的確な対応やチーム医療推進による診療の質向上に貢献することをめざした、統合医療情報システムです。
<IBM CISソリューションの特長>
- 医療従事者の方への貢献
- 快適な操作性と良好なシステム応答時間の維持
(統一された画面デザイン、入力の簡便性、情報収集の容易性) - 職種を越えた情報共有によるチーム医療推進
(経過要約、オーバービュー) - 医療安全への配慮
(感染症マップ、同意書管理、アクセス・ログ公開、限定科カルテ) - いつでもどこでも安心して診療情報へアクセスできる基盤
(デスクトップ・クラウド) - 研究・教育・経営を支援する基盤
(MDViewCDW、匿名化技術、予測分析、学生カルテなど) - 安全な移行と円滑な導入
(他社からの豊富な移行実績、Global標準のプロジェクト管理手法)
- 快適な操作性と良好なシステム応答時間の維持
- 患者様に対する貢献
- 待ち時間の短縮
- 安心・安全な医療の享受
- 情報の公開と共有
(インフォームド・コンセント、患者様用パス)
オーバービュー
―過去の経過から現在の状態、今後予定されている治療計画を、参照したい時間単位で俯瞰して把握できる患者オーバービュー

オーバービュー画面イメージ
電子カルテシステムで取り扱う診療情報は、より多岐にわたり深いものになっています。また情報の即時参照性を高めるためには、その設計思想として「レスポンス」、「シンプルな画面展開」、「整理・集約された情報と検索」が求められています。
IBM CISソリューションでは、診療情報の概観を迅速に把握し、それを起点に必要な各種業務へ展開するダッシュボード"オーバービュー"をご提供します。職種にかかわらず、すべての医療従事者が同じ画面で患者様の診療情報を共有することにより、迅速で的確な対応やチーム医療推進による診療の質向上に貢献することをめざします。
患者様の診療情報を統合管理することで、チーム医療を推進。診療および経営を総合的に支援します。
- 経過要約
外来診察時、患者様のサマリーを初期表示することで、カルテを検索することなく患者様の状態の要約(エッセンス)を知ることができ、診療のスピード・アップにつながります。 - 感染症マップ

感染症マップ画面イメージ 院内感染症の状況を迅速に確認する機能として、病床マップ・イメージで感染症の患者様がどこにいるか色分けして表示します。感染のお知らせや患者リストが表示されますので、ここから患者様を選択して個別情報を確認することができます。感染症の陽性情報を検索し、条件にあった感染症患者一覧を表示・印刷することができます。該当患者様の検査結果、入院歴、手術歴、処方歴および注射歴を確認することができます。また、患者様の移動情報を元に接触履歴を検索することもできます。 - クリティカル・パス
- 患者様の現況を的確に反映
あらかじめ診療行為をミニセットとして用意することで、迅速かつ的確に指示することができます。また入院から退院までの一括したパスを作成することもでき、外来から入院に移行するパスも容易に作成できます。複数パス適用時も、医療従事者がパス全体を把握しやすい設計となっています。
- 患者様の現況を的確に反映
- 個人情報保護や医療安全への配慮
- アクセス・ログ公開
「誰が」「いつ」「どのような変更を加えたか」が記録されるだけではなく、「参照」についてもログ(記録)に残すことにより、個人情報へのアクセスを管理することができます。またこのログは、メイン画面からいつでも呼び出せます。 - カルテの真正性を確保
カルテやオーダーに変更・修正があった場合は「誰が」「いつ」「どのように直したのか」すべてカルテ上に履歴が残ります。これにより診療録 電子保存の3基準「真正性」が確保されます。 - 同意情報管理
同意情報を登録管理し、同意の状況と各種オーダーの可否についてマスターで管理することができます。患者様からの同意を得て、診療、治療、研究などを行う場合に有効に活用できます。
- アクセス・ログ公開
使う人をいちばんに考えたシンプルで使いやすい操作。他システムとのシームレスな連携により、診療の効率化を支援します。
- レジメン(抗がん剤)オーダー
マスターに基づき、身長・体重から投与量を自動計算。また累積投与量の計算、投与インターバルチェック等が可能。 - 放射線オーダー
モダリティーごとに最適のシェーマを表示。撮影部位をクリックすると、セット一覧が表示されます。

看護支援画面イメージ
看護業務を統合的に支援し、診療情報の共有化と転記作業などの省力化を図ります。
<情報共有・書類作成機能による省力化>
医事システムからの保険情報や検査システムからの結果値、他職種の入力情報とも連携することができます。これらと看護師の記載を合わせ、簡単にサマリー・申し送り書を作成できます。
- 患者スケジュール
病棟や担当チーム別など勤務帯ごとの複数の患者様のケア・スケジュールについて、画面上で確認することができます。医師がオーダー追加や変更・中止した情報も画面上で随時共有することができ、新たな指示についてはマークが付いて指示受けされていないことを確認できます。 個々のオーダーの詳細内容表示や指示受け、実施入力も同画面上から対応できます。 - 計画~実施~記録
看護データベースで収集した情報を元に、病院それぞれでお使いになっている標準看護計画やNANDA・ゴードンに対応した看護計画を展開できます。 -

指示受け画面イメージ 指示受け
緊急のオーダー変更にも柔軟に対応できるよう、指示受けすることができます。これにより「追加、内容変更、中止を確認しながら指示を受けたか、受けていないか」「誰が受けたのか」が的確に把握でき、刻々と変化する患者様の状態に対応した、迅速かつ正確な指示伝達をすることができます。 - CIS-HT:実施入力・リスク管理
CIS-HTソリューションは、バイタルなどをベッドサイドで入力でき、看護業務の効率化を計ります。またリアルタイムでデータベースにアクセスすることで常に最新の情報を元にオーダー内容・患者様・注剤の照合チェックを行い、急なオーダー変更でも注剤・患者様の取り違えを防止します。

計測機能画面イメージ
フルDICOM機能を搭載した先進の画像システム。各種医用画像の取り込みから処理まで幅広い機能を提供します。
- 計測機能
フィルムに比べ、より迅速かつ正確に必要な情報を把握することができます。 - マーク・コメント機能
画面上の任意の箇所に矢印やコメントを貼り付けることができます。コメントは、画面上にそのまま表示するか格納するか、いずれの形式も選択することができます。 - 三直断面表示機能(MPR)
CRやMRなどのスライス画像を短時間で3次元に組み立て、三直断面表示を行います。直行座標軸に並行に表示断面を連続移動することにより、移動可能な矩形ウィンドウ領域内で、同一方向の違った断面を比較することができます。また他社製3次元ソフトとの連動機能もあります。


