概要
次世代 CATIA ソリューションのバージョン 5 は、 完全に新しい、スケーラブルなアーキテクチャーの上に構築されており、現行の最良の CATIA テクノロジーを次世代の標準と組み合わせます。 Microsoft®Windows® および UNIX® のネイティブ環境にわたって単一のシステム・イメージを提供し、また、ディジタル・モックアップやディジタル・マニュファクチャリングから、ディジタル・オペレーションおよびディジタル工場の定義まで、 ディジタル・エンタープライズのすべての側面をサポートできる拡張可能な環境を提供します。
バージョン 5 システム・アーキテクチャーは、スケーラビリティーについては、お客様が、意図されるユーザーの CAD 専門性、プロジェクトの複雑さ、およびプロジェクトの機能要件を基に最適なソリューション・セットを選択できる、独特の環境を提供します。 3 つの選択肢は、CATIAプラットフォーム 1 (P1)、CATIA P2、および CATIA P3 のインストール構成です。
機能
- 生産性を高める先端テクノロジーと高機能を、 Windows および UNIX のネイティブ環境上の単一システム・イメージ上で提供
- CAD システムに最先端のユーザー・インターフェースを用い、使用が容易
- 設計ナレッジを収集して再利用することで、 設計フェーズに企業の標準を導入し、生産性を高める
- 優れた視覚化
お客様のメリット
- 先端テクノロジー
全く新たに設計し直された CATIA バージョン 5 は、 C++、オブジェクト指向プログラミング、STEP、CORBA および OpenGL、OLE、Java などの 次世代テクノロジーを土台に築かれています。これらの先端標準により、アーキテクチャーのスケーラビリティーが確保され、システムの全体的な品質とオープンさが向上しています。 - 使いやすさ
すべての CATIA V5 アプリケーションと同様に、 CATIA オブジェクト・マネージャー1 (CO1) では、設計者はソフトウェア操作よりも 創造的作業に集中することができます。CATIA V5 ユーザー・インターフェースでは、3D 設計は自然で直感的なものとなります。Windows のすべての人間工学標準のメリットを得られます。 すべてのアプリケーションは均質的で、設計の過程に沿ってシームレスに組み合わせて使用することができます。ユーザーの仕様は、3D ビューの横のツリー・ビューで構造化されています。 このインターフェースは、ユーザー・タスクをすぐにアクセスできるように、必要なツールから成る統合ワークベンチを中心にした構造となっています。 これらのワークベンチは、ユーザーの固有のニーズに合わせて完全にカスタマイズ可能です。 - オブジェクトの直接の操作と変更
CATIA V5 の重要な要素は、 インテリジェント・オブジェクト作成により、 値を入力するのではなく直接3D オブジェクトを操作および変更できる点です。 ビジュアル表示を修正しながら、回転や平行移動などの機能で操作できます。値を入力する必要なく、オブジェクトを移動したり、直接変更したり、 ドラッグ・アンド・ドロップ(オブジェクトのみでなくコマンドに対しても使用可能) を使用することができます。自動検出ガイドにより、システムはオブジェクト間の関係 (並行関係など) を強調表示したり、最適の選択対象を強調表示して、選択および作成の課程でユーザーを導きます。 - Windows および UNIX 環境
単一のシステム・イメージにより、 CATIA V5 ユーザーは Windows XP®、UNIX環境、またはその両者の組み合わせを使用することができます。 CATIA オブジェクト・マネージャー1 はコアのユーザー機能を提供します。 これらのユーザー機能は、全く同じユーティリティー機能のセットで、両プラットフォーム上で一貫したユーザー・インターフェースを持ちます。 V5データは完全に互換性を持つので、UNIX と Windows XP の間でシームレスに交換することが可能です。 - 仕様駆動型により設計プロセスを加速
バージョン 5 では、独特の仕様駆動型のジェネレーティブ・モデリング・アプローチを使用しています。このアプローチではプロセス仕様を収集して再利用し、最終的に設計プロセスを加速します。バージョン 5 では、仕様モデラーが提供されており、 正しい設計仕様を確立することに設計の労力を集中し、結果の形状を必要なときに計算または更新するのはシステムに任せられるようになっています。このアプローチは、すべてのバージョン 5 アプリケーションで一般的なメカニズムとして実装されています。仕様モデラーは、別々のドキュメントに保管されているオブジェクト間のリンクを管理するための独特の方法を提供しています。そのため、マルチユーザー実装や、コンカレント・エンジニアリング方法論を可能とします。オブジェクトの永続性により、方法論の導入 (特にコンカレント・エンジニアリング)が促進されます。 - ナレッジの収集と再利用
バージョン 5 では、設計の意図は設計仕様として捕そくされ、 編集時は仕様自体を編集するか、結果の3D 形状を編集するかを選択できます。 従来のパラメトリックあるいは様々なアプローチを超えた、この第 3 世代のモデリング・テクノロジーでは、柔軟性と生産性の向上の両方が得られます。CATIA バージョン 5 の基本機能として、設計仕様をパラメーターと数式の形で設定し管理することが可能です。設計テーブル・リレーションにより、パラメーター値のテーブルから パーツのバリエーションを作成することができます。その後構成を自動的または動的に構成を変更することができるスマート・パーツが得られます。 - 外部アプリケーションの統合
標準のデータ交換・フォーマットおよびパブリッシュ・フォーマットにより、オフィス環境にわたって情報を統合することが可能です。 Windows NT 環境で使用すると、ネイティブOLE (Object Linking and Embedding) によって、 ユーザーは任意のタイプのCATIA オブジェクトを他の OLE アプリケーション (Excel、 PowerPoint、またはMicrosoft Word、および同等の Lotus® SmartSuite® 製品) に 挿入することができます。逆に、CATIA ドラフティングに Word ドキュメントを挿入することも可能です。 - 繰り返しタスクの自動化
CO1 では、繰り返しタスクを自動化するために、 ユーザーの対話式操作をキャプチャーしてVisual Basic® 形式でマクロを記録することができます。 NT プラットフォームとUNIX プラットフォームのどちらで記録したマクロでも、 任意のプラットフォームで再生および記録することができます。CO1 は、Windows 上でのみ、外部 OLE アプリケーションと統合可能です。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
