概要
CATIA ファンクショナル・モールドパート 1 (FM1) は、金型部品およびプラスチック部品の設計専用の柔軟性と生産性を備えた 3Dモデリング製品です。FM1 の独自機能として、直感的に使用できる固有のフィーチャーに直接アクセスできます。このフィーチャーは、各機能が通常は複数の形状フィーチャーを必要とする複雑なモデリング タスクを一回のオペレーションで実行できるという点で、他の CAD システムとは異なります。さらに、作成順序に関係なく機能フィーチャーを管理できるので、設計プロセスのどの段階でもすべてのフィーチャーの適用および実行が可能です。FM1 はすべて CATIA V5 に統合されているので、モールドパートの設計者には、作成プロセス全体をカバーする包括的なソリューションが提供されます。
特長
- 金型部品およびプラスチック部品の設計専用である業界独自の一連の機能フィーチャーを提供
- 機能モデリング技法により、モールドパート設計者に柔軟性と生産性を提供
- 市場に新たな有用性を提示
- CATIA V5 との統合によるエンドツーエンド プロセスを提供
お客様への主なメリット
業界独自の一連の機能フィーチャーを提供:
FM1 は、金型部品およびプラスチック部品の設計専用の柔軟性と生産性を備えた 3Dモデリング パッケージです。モールドパートの設計に最も役立つのは、直感的に使用できる一連の機能フィーチャーに直接アクセスできるという点です。この機能フィーチャーには、共通使用される、コアおよびキャビティー設計用の押し出し、回転、カット、厚みサーフェス、リブ、ボス、カットアウト、レスト、ポケット、グリル、補強、シェルなどがあります。
機能モデリング技法により、モールドパート設計者に柔軟性と生産性を提供:
この業界独自の機能フィーチャーを使用すれば、高水準の生産性と柔軟性により板厚の薄いパーツを作成できます。この機能フィーチャーは、各機能が通常は複数の専用フィーチャーを必要とする複雑なモデリング タスクを一回のオペレーションで実行できるという点で、他の CAD システムとは異なります。例えばグリルの場合、複雑なパターン ベースの開口部を定義することなく、1つのフィーチャーで作成できます。このオールインワンの概念によって、複雑な形状を作成する時間が大幅に短縮されます。
市場における新たな有用性:
柔軟に設計できるため、設計意図を容易に取り込むことができます。
- 動作ベースの設計により、業界独自の動作をカプセルのようにまとめたスキル組み込みフィーチャーを使用すれば、ユーザーは設計方法ではなく設計内容に集中することができます。これにより、設計チームのイノベーション能力は大幅に改善されます。
- 順序に依存しないという柔軟性により、設計要素の作成順序にとらわれず、設計意図に集中できます。
- 有効な変更の伝播において、機能ボディー、ボリューム、フィーチャーに組み込まれた関連インテリジェンスにより、製品のライフサイクルのどの段階でも設計を迅速かつ安全に変更できます。この技法により、コンカレント エンジニアリングの実現が大幅に容易になります。これは、設計者Aが先にモデリングした方法を意識することなく、設計者Bが機能パーツでの作業を行うことができるからです。
CATIA V5 との統合による広範な処理範囲:
FM1 は全体的に CATIA V5 に統合されているので、モールドパートの設計者には、プラスチック部品の作成プロセスを基本設計から詳細設計までエンドツーエンドでカバーする包括的なソリューションが提供されます。FM1 は、その前提条件であるアセンブリー環境での 3D 設計用 CATIA パート・デザイン 1 (PD1) 、および複雑なスイープやフィレットなどの仕様ベースのシェイプ作成用 CATIA ジェネレーティブ・シェイプ・デザイン 1 (GSD) のような強力な既存製品とともに使用できます。図面作成を拡張する際には、CATIA インタラクティブ・ドラフティング 1 (ID1) および CATIA ジェネレーティブ・ドラフティング 1 (GD1) などのドラフティング ツールを強くお勧めします。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
V5 リリース 12の一環であるこの製品は、現在 UNIX® プラットフォーム上では使用できません。
製品の前提条件
CATIA ファンクショナル・モールドパート 1 (FM1) には、次の製品が必要です。
