概要
CATIA フリースタイル・シェイパー 1 (FS1) は P1 製品で、美術的な形状を作成する際のサーフェス ベースのツール使用を容易にします。設計者は、一連の仕様を考慮しながら、美観および品質において必要なレベルに設計を調整できるリアルタイムの対話式変形処理機能により、何もない状態またはデジタル化されたデータから、フリーフォームの 3D 曲線やサーフェス シェイプを作成できます。品質を確保するため、曲線およびサーフェスの豊富な診断ツールにより、リアルタイムの品質チェックが可能です。本製品はまた、曲線領域やトリムした領域などのサーフェスに関連するすべてのトポロジの修正時に、その関連性を伝播できます。さらに、FS1 は CATIA V4 とデータを相互運用できます。
特長
- 形状およびサーフェス設計を動的かつ容易に行えるツールを提供
- リアルタイムに曲線およびサーフェスの品質チェックを表示する診断ツールを提供
- 動的な対話式変形処理が可能
- 質の高いサーフェスを生成
- スタイリング設計と生産性に優れたサーフェス設計を統合
お客様への主なメリット
形状およびサーフェスを素早く設計:
FS1 は、すべてのタイプのフリーフォーム曲線およびサーフェスを計算不要の表現に単純化することにより、形状設計プロセスを大幅に短縮しました。使い慣れたWindowsインターフェースの使用、サーフェス形状のわかりやすい操作、リアルタイムで行われる診断と表示により、設計者は、設計のサイクル タイムを短縮できます。
データ変換不要:
FS1 は、生産性を高める形状およびサーフェスの設計概念と一致した技法を提供します。工業デザインを必要とする業界では、複数システム間のデータ変換をなくすことにより設計のサイクル タイムを節約できます。
完璧なスタイリング形状:
設計者は、3 次元のフリーフォーム曲線やサーフェスを形成する際、何もない状態から完璧なスタイリング形状を作成できます。このシステムでは、曲線のブレンドおよび押し出し、サーフェスのフィル、ブレンド、一致機能を使用できます。G2曲率連続までを含めた全レベルの連続性を、総合的に制御できます。特に、純粋なサーフェス ベースの設計手法を使用し、曲線の操作を最小限に抑えることができます。
リアルタイムの品質検証表示:
GS1 は、曲線およびサーフェスのリアルタイム診断ツールを備えているので、即時に品質検証を表示できます。次のツールが含まれています。
- 環境マッピング
- 曲率の法線ベクトル解析
- 接続チェッカー
- サーフェスと要素間の距離解析
- ドラフト マッピング解析
- 曲率マッピング解析
品質と美観の制御:
対話式に形状変形できるため、設計調整が容易になります。設計者は、曲線やサーフェスを、一致、スムーズ化あるいはトリムして、形状を変更できます。マウスによる直接操作で、形状の制御点、およびトリムしたサーフェスの境界を直感的に修正できます。制御点の変形ローを使用すれば、操作を絞り込めます。
関連伝播機能による計算不要の表現:
FS1 は、すべてのタイプのフリーフォーム曲線、サーフェス、トリムしたサーフェス またはその境界を統合して、計算不要の表現に単純化します。これには、基盤となる NURBS (不均一有理Bスプライン)、 ベジェおよびその他のサポート表現のフルパワーが保持されています。関連するトポロジ上にサーフェスの修正を関連伝播させ、ボディーを直接操作できます。
製品の完全統合:
設計者は頻繁に、機械部品とフリーフォーム形状を含むハイブリッド パーツを作成しなければなりません。FS1 は CATIA パート・デザイン 1 とアセンブリー・デザイン 1 製品を併用し、このハイブリッド設計の必要要件を満たします。この独自の方式により、機械部品環境でのシームレスなコンテキスト デザインも可能になります。
CATIA バージョンの互換性:
FS1 は、CATIA V4 のデータやアプリケーションを相互運用できます。FS1 では、曲線、サーフェス、スキン、点群などの既存の V4 設計フィーチャーを V5 に移行できるため、V4 をご使用のお客様は、従来の V4 資産を安心してご利用できます。反対に、V4 アプリケーションでは、V5 の形状を、解析、マニュファクチャリング、ディジタル・モックアップおよびアセンブリー・デザインといった機能に使用できます。
使いやすさ:
フリースタイル・シェイパー 1 独自の使いやすさに加えて、キーボードを使用することなく、スケッチに似た感覚で効率よくサーフェスを作成および修正できます。設計者は、創造性を活かして形状操作を行うことができます。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
