概要
インタラクティブ・ドラフティングは、2D設計と図面製作のニーズを満たす新しい世代のCATIA製品です。本製品は、高い生産性を備えた直感的な対話型ドラフティング システムです。また、2D の対話型機能を統合し、図面ドレスアップおよび注釈機能に対する高い生産性を備えたジェネレーティブ・ドラフティング機能も充実しています。
特長
- ダイナミック スケッチング・コパイロット機能や多様な解決機能など、生産性の高い 2D 設計機能を提供します
- 外部コンポーネント カタログを管理することによって 2D コンポーネントを定義および再使用します
- 包括的な寸法作成機能が統合され、使いやすくなりました
- 2D ビュー用の注釈、テキスト、およびドレスアップの包括的な関係セットを提供します
- 主要国際標準の最新改訂版に準拠しています
- ジェネレーティブ・ドラフティングとパート・デザインと統合され、2D から 3D ベースの設計メソドロジーに簡単でスムーズに展開できます
- CATIA V4 図面を読み取ることができます
お客様への主なメリット
生産性の高い 2D 設計機能:
CATIA インタラクティブ・ドラフティング 1 (ID1) は、ダイナミック スケッチング、多彩な拘束管理、詳細な形状作成を実現する生産性の高い 2D 設計環境を提供します。これには、ビューを作成するのに必要なすべての 2D ワイヤーフレーム要素 (点、直線、円、楕円、スプライン、長方形、円弧、2D輪郭) が含まれています。生産性を高めるため、使用頻度の高い輪郭 (スロット、六角形、鍵穴、長方形) は予め定義されています。図面コパイロット機能によって、CAITA インタラクティブ・ドラフティング 1 (ID1) または CATIA ジェネレーティプ・ドラフティングで作成された既存形状の幾何学的条件が自動検知され、 2D 形状を迅速に作成できます。
統合化寸法作成機能:
迅速な寸法の作成と修正機能は、自動形状認識、コンテキスト メニュー、マウスによる直接操作などの優れたユーザー インターフェースにより実現しました。包括的な寸法パラメータ セットによって、多様な寸法タイプとリプレゼンテーションを使用できます。寸法は、2D 形状を修正する寸法拘束として使用することもできます。
2D ビューの関連注釈:
幾何寸法設定と公差フィーチャー (GD&T) (データム フィーチャーおよびデータム ターゲット) が完全なセットになって使用できます。他にも追加注釈として、パルーン、粗さ記号、ノート(自動ラッピングや複雑なフォーマットなどの文書処理機能を含む)も使用可能です。直感的なWYSIWYG (思いどおりのものを得る = What You See Is What You Get) と「適所で編集」機能で図中のノートを迅速に作成します。GDT またはテキストの作成時には、注釈を迅速に作成および配置するための 3 種類のモード (自由、水平、垂直) を使用できます。
2D ビュー用の連携ドレスアップ:
一連の連携ドレスアップ フィーチャーは、中心線、軸/対称線、スレッド線、エリア フィル、マークアップの矢印をサポートします。閉じた輪郭の自動検出や輪郭を定義する要素を明示的に選択することによって、柔軟にエリア フィルを作成できます。
検証および解析ツール:
DMUスペース・アナリシスの測定ツールの統合により、2D 要素間の厳密な計測について包括的なセットを備えます。寸法解析ツールを使用すると、寸法の状態(最新ではない、非関連、疑似、ドライビング、真の長さ、「グラフィックに変換する」など) をグラフィック表示できます。各要素は、寸法値、寸法タイプ、文字列などの属性によって検索できます。穴の寸法テーブルは、選択した領域に自動生成されます。
標準への準拠:
ISO、ANSI、JISなどのほとんどの CAD 製図標準がデフォルトでサポートされています。ID1 には、新しい標準を定義したり追加する機能が備わっています。DXF および DWG フォーマットのサポートで、これらのファイルの読み込みと書き込みが可能になりました。NLS 標準に完全に準拠し、DBCS もサポートされています。
ジェネレーティブ・ドラフティングとパート・デザインの統合:
2D から 3D ベースの設計メソドロジーに簡単またスムーズに移行できます。2D 形状は、パート・デザイン スケッチャー内で 2D の輪郭としてコピー アンド ペーストでき、3Dフィーチャーをスケッチする際に再使用できます。3D (CATIAジェネレーティブ・ドラフティングによる) から生成されたビューは、2D ビューと結合することができます。3D から生成されたビューはまた、CATIAインタラクティブ・ドラフティング 1 (ID1) により、関連性を持って寸法定義、注釈付け、ドレスアップできます。
ナレッジウェア アプリケーションおよびツールとの統合:
式やパラメータは、ツリー ビュー内で使用、定義および表示できます。寸法値をパラメータとして使用すると、例えば、2 つのドライビング寸法の関係を作成できます。ナレッジ・エキスパートは、ドラフティング検証用に統合されました。
ドローイング ストラクチャー エディター:
ドローイング ストラクチャー エディターで、図面、シートおよびビューの変更を行います。このエディターは、カット、コピー、ペースト、ドラッグ & ドロップを使用し、管理を簡単に行うことができます。
生産的な Microsoft® Windows® ネイティブ ユーザー インターフェース:
CATIA インタラクティブ・ドラフティング 1 (ID1) は、プルダウン メニューとパネル、コンテキスト メニュー、キーボード ショートカット、およびマクロ記録の編集と再生を使用する、アイコン ベースの柔軟で拡張可能なアプローチを提供します。
パーマネント ツールバーを活用することにより、テキスト、寸法、形状などの要素の作成または修正に、最も一般的に用いられているパラメータにアクセスできます。既存の注釈要素は、他の注釈要素 (グラフィック属性、寸法基準など) 生成のための基準として再使用できます。Windows ユーザー インターフェースの標準機能には、プルダウン メニュー、メッセージング、オンライン ヘルプ、アクション選択アプローチ (select-action approach) 、マルチウィンドウ、アイコン結合再編成 (icon docking reorganization) などが含まれます。
Windows OLE は、V5 図面に組み込まれたりリンクされた OLE 準拠ドキュメント (Excel、TIF フォーマットなど) や、OLE 準拠ドキュメントに組み込まれた V5 図面をサポートします。
CATIA V4 図面の参照とインポート:
CATIA V4 インテグレーション 2 (V4I) 製品を使用すると、既存の V4 図面を参照することができ、また V4 図面をコピー アンド ペーストすることによって V5 に インポートし、修正して完成させることができます。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
