概要
CATIAプラント・レイアウト1(PLO)は、組織の製造プラント・レイアウトを最適化するための製品です。本製品は、Dassaultが提供する統合ディジタル・マニュファクチャリング・ソリューションの一部で、特に工場の「空間的な配置」と構成を扱い、素早く簡単なレイアウトを可能にし、レイアウト設計を下流に展開できるようにしています。CATIA V5の統合された製品環境を通じて、製造環境のあらゆる要件に対応するシームレスなソリューションをご利用いただけます。生産施設のレイアウトを最適化するのに必要なツールにより、工場の生産と出力を最適化することができます。
CATIAプラント・レイアウト1(PLO)は、中小規模企業の部門向けに利用しやすいソリューションとなっています。その親しみやすさ、直感性、使いやすさから、経験の少ないユーザーにとっても、最小限の導入コストでシステムの使用が可能になります。工場のレイアウトがマウス操作だけでほぼ完全に行え、従来形式の2Dレイアウトから3D環境への移行を支援するユーザー・インターフェースが用意されています。プラント・レイアウト・モデルに組み込まれた情報をもとに、プラント設計者やシステム・レイアウト設計チームは、設備を工場に搬入して設置する前に、レイアウトや製造プロセスの問題を見つけて解決することが可能です。本製品では、設計を迅速に行えるだけでなく、その品質も大きく向上できます。今日ではどの製造業者も、生産の立ち上げにかかる時間や、(ダウンタイムを含め)製造フロアでの問題発生数を削減し、製品を素早く送り出すための新しい方式を必要としています。CATIAプラント・レイアウト1(PLO)製品をはじめとするDassaultのディジタル・マニュファクチャリング・ソリューションは、お客様がこれらの目標を達成する力となります。CATIAプラント・レイアウト1(PLO)は、Dassaultのデータ管理ソリューションとともに、初期設計からプラントの操業まで、お客様のスタイルに合わせやすい形でプラント・レイアウトや関連構成を管理するための支援をします。
特長
- 最適化されたユーザー・インターフェースにより、簡単な操作とレイアウト設計の反復を実現
- 必要とされる予備スペースのための経路を定義する使いやすいツール
- 複雑な構成のレイアウトを素早く簡単に処理するための最適化されたツール
- 直感的な「3Dグリッドへのスナップ」機能や直接操作が行えるさまざまな修正ツールにより、素早い設計変更が可能
- 設備の配置時にサイズ変更が可能なパラメトリック・カタログ(設計テーブル)
- 干渉検出や設備の交換のために特化された機能
- 領域やフットプリントの解析により、プラントの各領域で使用するリソースを決定
- 2Dから3Dへのフィーチャーの拡張機能により、2D用のレガシー・データや図面の再利用が可能
- カスタマイズしたBOMの生成
お客様への主なメリット
プラント・レイアウト設計とメンテナンス専用ツール:
CATIAプラント・レイアウト1(PLO)は、素早く簡単なレイアウトと設計下流への展開により、工場の「空間的な配置」を最適化します。CATIAプラント・レイアウト1は、中小規模企業向けに利用しやすいソリューションを提供します。その親しみやすさ、直感性、使いやすさは導入時のコストを最小にし、新規のお客さまでも容易に利益を得ることを可能にします。CATIAプラント・レイアウト1は、設備のレイアウトや生産プロセス上の問題を、実際に設備を工場内へ運び込む遥か前に認知し、解決することを支援します。お客さまは、設計初期から工場の操業まで、柔軟性をもって工場の構成資材を管理していくことができるようになります。
最適化されたユーザー・インターフェース:
CATIAプラント・レイアウト1は、使いやすく、工場設計者のニーズに適応したインターフェースを備え、切り取りと貼り付け、ドラッグ&ドロップといった使いやすい機能を提供しています。設計者が自由に定義するグリッドを用いた空間配置は、工場のレイアウトと設備の配置を簡素化します。
高度なプラント設計能力:
設計者は建物、エリア、個々のセルやステーションへの経路を定義することによって工場のレイアウトを進めることができます。これらの作業は、押し出しモードで拡張表示された壁、フェンスまたは境界の簡単な定義により開始することができ、その後、設備、ワーク・セル、ステーション、ライン用のサブエリアを追加していきます。システムは、共有境界のある空間の正確な分割、マルチ・パッチを備えたエリアなどを含む階層的アプローチを許可します。設計者は設備を容易に配置するため、「3Dグリッドへのスナップ」機能を使うことができます。CATIAプラント・レイアウト1では、製品と資材(設備、型、ロボットなど)のために、スペースの引当てと予約を実行することができます。これはまだ設計されていない設備に対しても行うことができます。
工場専用の機能による設計のスピードアップ:
コピーと貼り付けのような標準のWindowsコマンドに加え、CATIAプラント・レイアウト1は直接操作、移動、境界の整列、ミラー、オブジェクトからのオフセット、図面要素のスナップなどの高度な機能を提供します。これらの機能は初期設計の迅速な定義と工場レイアウトの進捗に応じた素早い変更を可能にします。
パラメトリック・カタログによる設備サイズ定義の促進:
プラント・レイアウト1では、共通設備のスターター・カタログが利用できます。これらパーツのパラメタリック特性により、配置の際にサイズの定義が可能になります。カタログ中のパラメーターはMicrosoft Excelのテーブルへインポート、エクスポートし、編集することができます。設計者は、スターター・カタログに含まれた全ての設備を修正することができ、またCATIAパート・デザイン製品を使用することにより、独自のカタログを制作することができます。このほか、カタログ内のプロダクトは、オブジェクトのあらゆる平面上に配置が可能です。CATIA システム・ラウティング製品を用いると、空間定義から3次元設備まで、またルート設定からシステムのラインや構成品まで機能を発展できるようになります。
エリアとフットプリントの解析:
Excelフォーマットによるグラフィカルな図表から構成されたレポートは、容易にカスタマイズでき、設備のフットプリントをもとに空間の利用を検証できます。
干渉検出や設備の交換のための機能:
CATIAプラント・レイアウト1をCATIAスペース・アナリシス製品と合わせて使用することで、工場内設備を損ねることなく管理が行えます。CATIA DMUフィッティング・シミュレーター2製品を用いると、大規模な設備の変更をオフ・ラインでシミュレートすることができます。これらの機能により、複雑な段取変更で常設の設備を撤去する場合に要求される諸手続きを前もって確認することができます。
高度な2D-3Dの移行機能:
プラントや設備の既存の2D図面(レガシー・データやDXFを含む)を再利用して、施設エリアやフットプリントを定義できます。この機能は、2Dから3Dデザインへの展開を可能にし、従来の作業を再利用し、3D環境で工場レイアウトの問題を解決する手助けになります。
BOMのカスタマイズ:
エリアごとの詳細から資材需要の定義まで、ユーザーは構成一覧表をカスタマイズして使用することができます。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
