概要
CATIAリアルタイム・レンダリング1(RT1)では、マテリアルの技術仕様をもとに、モデルのリアルなレンダリングが可能です。テクスチャーは、完全新規に作成でき、インポートしたディジタル・イメージをもとにした修正や、付属のライブラリーからの選択も可能です。マテリアル・ライブラリーと、パーツに適用したマテリアルとの間には、関連性が維持されます。マテリアルの適用にあたっては、仕様ベースのアプローチが使用でき、単純な選択による適用も可能です。リアルタイムの表示計算が行われ、モデルからリアルなレンダリングへの変換が高速に処理されます。
本製品は、CATIAとENOVIAに共通の製品です。
特長
- レンダリングと技術仕様を設計に適用して、リアルな表示が可能に
- 設計者は、マテリアルのテクスチャー定義を対話式に作成可能
- デザイン・ファミリーを作成して、マテリアル定義の整理が可能
- 事前定義されたマテリアルのライブラリーが付属
- テクスチャーの適用には、標準のWindows方式または仕様ベースのアプローチが選択可能
- テクスチャー・イメージのレンダリングをリアルタイムで実行
- マテリアル仕様を他のCATIA V5およびDMUアプリケーションと共有可能
- すべてのCATIA V5およびDMUアプリケーションと同様の使いやすさと一貫したユーザー・インターフェースを提供
お客様への主なメリット
リアルなレンダリング:
CATIAリアルタイム・レンダリング1(RT1)製品を使用することにより、設計プロセス全般にリアルなレンダリングを活用することができます。技術仕様およびレンダリング仕様をパーツに適用することで、リアルな表現を実現します。
レンダリング仕様:
設計者は、色、輝度、透過および反射率のような制御パラメーターを使用して、マテリアルのテクスチャーを対話式に定義することができます。任意のデジタル・イメージを使用し、サイズの変更や、平面、円筒状、球状の投影といったマッピング・オプションを変更することで、レンダリングが簡単に行えます。ユーザー定義の仕様ファミリーを使用することで、マテリアルを整理して管理できます。
技術仕様:
テクスチャーのレンダリングに加えて、マテリアルの密度、ヤング率、ポアソン比などの技術的な特性を設定することができます。リアルタイム・レンダリング1には、定義済みのレンダリング仕様と技術仕様のライブラリーが付属しており、テクスチャーを簡単に適用することができます。
マテリアルの仕様:
マテリアルの仕様は、製品開発のプロセス全体で各種アプリケーション間で共有でき、一貫した形で初期段階からの組み込みが可能です。解析、ドラフティング、ナレッジウェアなどのCATIA V5アプリケーションでは、RT1で定義された仕様が共有されます。
マテリアル仕様の管理にはツリー形式のエディターが使用され、効率よく直感的な環境で分かりやすく柔軟な操作が行えます。検索機能では、大規模なアセンブリー内から特定のマテリアルのみを見つけて置き換えることができます。複数選択機能を使用すると、複数のパーツに同時にマテリアルを適用できます。
アプリケーション・オプション:
テクスチャーの定義は、Windowsの標準のドラッグ&ドロップ、切り取りと貼り付けにより簡単に適用することができます。テクスチャー・マッピングの適用には、形状ではなく、設計仕様を考慮した仕様ベースのアプローチを選択することができます。 パーツのフィーチャー・プロパティーを直接編集することで、マテリアルの外観やテクスチャーの特性を完全に制御できます。
リアルタイムの表示:
標準のワイヤーフレームまたはシェーディング表示オプションからレンダリング表示オプションに変更すると、テクスチャー処理したパーツのリアルタイム・レンダリングが動的に計算され表示されます。
使いやすさと一貫性:
CATIA V5およびENOVIA DMUならではの使いやすさと、すべてのアプリケーションに共通する一貫したユーザー・インターフェースは、トレーニングのサイクル期間を短縮して、設計者の創造性を解放します。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
