概要
CATIAシートメタル・デザイン1は、シートメタル・パーツ設計用の製品です。フィーチャーをベースにしたアプローチにより、生産性の高い、直感的な設計環境を提供します。折り曲げたパーツと展開したパーツの間での同時エンジニアリングが可能になります。
CATIAシートメタル・デザイン1は、パート・デザイン、アセンブリー・デザイン、図面生成など、現行および将来のCATIA V5製品と合わせて使用することができます。シートメタル設計は完全新規または既存のソリッドをベースに行え、サプライヤーと請負業者間の連携を強化できます。
CATIAシートメタル・デザイン1は、すべてのCATIA V5アプリケーションに共通する一貫したユーザー・インターフェースを備え、トレーニングのサイクル期間を短縮して、設計者の創造性を解放します。Microsoft® Windows®ネイティブのインターフェース、または混合ネットワークを稼働する環境向けにWindowsとUNIX®に共通のユーザー・インターフェースとして活用することができます。
特長
- フィーチャー・ベースのシートメタル・モデリング専用製品
- シートメタル・パーツの折り曲げ/展開が可能
- ドラフティングからのリバース・エンジニアリングが可能
- 折り曲げパーツと展開パーツ形状間での同時エンジニアリング
- 企業で定義した曲げ加工テーブルにアクセス
- 展開ビューとユーザー定義の抽出設定を含む、専用の図面抽出機能
- DXFなどの業界標準に適合
- CATIA V4データとアプリケーションとの互換性
お客様への主なメリット
フィーチャー・ベースのモデリング:
CATIAシートメタル・デザイン1(SM1)は、シートメタル・パーツやアセンブリー設計を柔軟に行うための機能を提供します。設計は、完全新規に行うことも、アセンブリー環境から行うこともできます。ウォール(ユーザー定義平面ベースまたは既存のウォールに垂直)、曲げ、逃げ(四角または円形)、ウォール・カット(円形、長円)、薄い押し出しなどの、専用のシートメタル・フィーチャーが用意されています。
曲げやウォール、自動認識、シャープ・エッジからの曲げの自動作成を使用して、既存のソリッドからの作成が可能です。ポケットやパターンなどのドレスアップ・フィーチャーも使用できます。
折り曲げ/展開機能:
シートメタル・パーツの折り曲げ/展開を実行する機能が利用できます。
コンカレント・エンジニアリング:
折り曲げと展開の両方の状態で関連性のあるフィーチャーを作成できます。設計では随時、特に前提操作を必要とせずに、シートメタル・フィーチャーを折り曲げ/展開パーツとして指定することができます。
企業で定義した曲げ加工テーブルへのアクセス:
曲げ半径、許容範囲およびシート厚さを管理することで、社内で定義した標準に適合することができます。
他のCATIA V5アプリケーションとの統合:
スケッチャーを使用することで、シートメタル・パーツのプロファイルを素早く定義、編集することができます。プロダクトは、3Dパーツ/アセンブリー定義と関連性を持ちます。
シートメタル・フィーチャーの認識は、既存のソリッドに基づき行われます。ウォールや曲げの認識は、ソリッド形状をもとに(ソリッドの設計方法とは独立して)、作成するどのソリッドにも実行できます。ソリッドと作成されたシートメタル・フィーチャー間には、関連性が維持されます。
シートメタルの仕様はすべて、CATIAナレッジ・アドバイザー2(KWA)で再利用でき、企業ナレッジを取り込んで、設計の品質向上に役立てることができます。
専用の作図機能:
曲げの軸などの設定を使用して、折り曲げ/展開ビューを同じシート内に生成できます。
業界標準への適合:
CATIAジェネレーティブ・ドラフティング製品を使用することで、ドキュメントをDXFフォーマット(AutoCAD用ASCIIフォーマット)に変換して、ネスティングやカッティングなどの下流の作業に利用できます。
直感的なMicrosoft Windowsユーザー・インターフェース:
シートメタル・デザイン1は、標準Windowsユーザー・インターフェースを使用しています。フィーチャーの作成時に、マウスによるドラッグ&ドロップ操作により、プレビュー、操作、修正が行えます。
CATIA V4データとアプリケーションとの互換性:
V5パーツは、解析、デジタル・モックアップ、アセンブリーなどのCATIA V4アプリケーションで使用することができます。(V4R2.0 Refresh 1が前提)既存のV4デザインを必要に応じてV5に移行できます。例えば、V5シートメタル・フィーチャーの認識を、V4ソリッド設計に適用することができます。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
