概要
CATIAウェルド・デザイン1(WD1)は、溶接、パーツの準備、関連注釈を作成するための業界標準の溶接定義を提供します。CATIA V5ソリューションの製品群に統合されたクロス・ファンクショナル・アプリケーションとして、解析、製造、およびプロセス文書の関連付けなど、各分野のアプリケーションを活用して、迅速なプロセス定義を可能にします。これにより、企業のナレッジを参照し、溶接プロセスを機械・加工産業の3Dディジタル・モックアップ環境で利用できるようになります。
特長
- 国際標準およびユーザー定義をベースに、溶接カタログと準備カタログから、新規の溶接オペレーションをインスタンス化
- 選択した仕様にリンクして、溶接準備のためパーツやエッジに関連性のある面取りを作成
- あらゆる溶接フィーチャーを3Dプロダクト定義に組み込み(mMass慣性、スペース予約など)、最終パーツの機密性と品質を向上
- 溶接表現と仕様をドラフティング環境に表示して完全な文書化が可能
お客様への主なメリット
CATIAウェルド・デザイン1(WD1)専用ワークベンチ:
CATIAウェルド・デザイン1は、アセンブリーの溶接処理をターゲットにした製品で、単独のワークベンチですべてのアセンブリー溶接プロセスを扱うすべてのツールを使用できます。
溶接オペレーションを作成する生産性の高い直感的なツール:
直感的な対話式ダイアログ・ボックスにより、溶接プロセスの仕様が支援されます。溶接タイプに応じて2つから4つの形状を選択し、溶接エレメントが自動的に作成されます。これは、同じく使いやすいインターフェースから簡単に修正できます。
溶接パーツの自動準備:
CATIAウェルド・デザイン1では、選択した溶接のタイプおよび事前に定義した仕様に応じて、溶接するパーツが自動的に準備され、溶接の物理エレメントに加えて、関連するアセンブリー・フィーチャーが作成されます。準備の長さはユーザーが制御でき、パーツの同じエッジ上で複数のパーツを溶接することができます。準備は、エッジ全体でなく、オプションとして溶接パーツの接触領域に作成することが可能です。
3D形状と2D注釈により設計意図を保持:
CATIAウェルド・デザイン1で作成した溶接からは、3D形状と2D注釈が生成されます。パーツを移動、置換、削除または修正した場合に、(溶接の作成と準備で)完全に一貫した関連性が維持され、非常に柔軟で生産性の高い溶接の設計が可能です。
高い柔軟性をもたらすユーザー定義の溶接:
あらゆるパーツを溶接の表現として宣言することができます。これにより、非標準の溶接を作成した場合でも、溶接として処理することが可能になります。これは、ドラフティング、質量、慣性、マテリアルを適用する際に考慮され、すべての下流工程で溶接エレメントが使用されます。
ドラフティングへの統合:
溶接は、ビュー、断面ビュー、および切断ビューに自動的に生成され、アセンブリーの[隠線消去]表示モードによって表示が変わります。2D溶接注釈も自動的に作成されます。
3Dデザインへの統合:
溶接リボンの質量と慣性は、アセンブリー全体の質量と慣性に追加されるため、溶接のマテリアルを指定することによって関連する計算を実行できます。溶接は、アセンブリーの干渉に組み込むことも可能です。ナレッジウェア製品では、溶接属性を形状パラメーター(長さ、線幅)または技術パラメーター(品質)として反映できます。CATIAウェルド・デザイン1では、グローバルな3Dアセンブリー設計とディジタル・モックアップに溶接プロセスを組み込むことで、設計の生産性を向上させ、信頼性を高めることができます。
システム要件
CATIA V5 の要件以外の追加要件はありません。詳しくは、CATIA V5 システム要件 [英語]を参照してください。
製品の前提条件
CATIA ウェルド・デザイン1 (WD1) には、次の製品が必要です。
