GPFSテクノロジーとは
大容量のハイビジョン映像ファイルの検索、サーバー間での転送を高速に行うには、従来のファイルシステムでは限界がありました。IBMではGPFS(General Parallel File System)と呼ばれる複数ノードからのアクセスが可能な分散共有ファイルシステムを開発し、課題の解決を図ってまいりました。GPFSは、複数GPFSサーバーからなるクラスター構成をとり、1つのファイルを複数のサーバーディスクに分散配置しますので、並列読み書きにより高速IOが実現でき、同時読み書きが可能です。 すべてのGPFSサーバーはすべてのディスク上のすべてのファイルにアクセスが可能ですので、クライアントはどのGPFSサーバーにアクセスしてもOK、処理能力はサーバーの台数およびストレージの数を増やすだけで増強可能です。
特長
- NFSまたは他の共有ファイルシステムよりも高速
- ローカルディスクのアクセス帯域 (FC, SCSI) を使用
- 高速プロトコル (大きなブロックサイズ, 競合の最小化)
- ノードをまたがったI/Oストライピング機能
- SANフルメッシュ接続を前提としない
- 1ファイルへの複数ノード同時アクセスが可能 (MPI I/Oで使用)
- 専用のメタデータサーバーが不要
テープレスシステムのためのGPFS
- シングルシステムイメージ
どのGPFSサーバーに接続するか、どこにファイルが存在するかを 意識する必要はありません。各クライアントからは単なるネットワー クドライブとして見えるため使いやすいシステムです。 - パフォーマンス
- パラレルアクセス : 1つのファイルからのデータを数GB/sの速度 で読み書き可能、GPFSサーバーの台数を増やすだけで処理能 力は比例増大します。
- 予測先読み:アクセスパターンを予測し、ディスクからデータを先 読みしてread遅延を防止します。
- 信頼性、可用性
GPFSサーバーが処理中にダウンしても自動的に残りのGPFSサー バーによって処理は引継ぎSingle Point of Failureがないシステムを 構築可能です。放送システムに求められる高い信頼性が実現できます。 - 拡張性
稼動中にGPFSサーバーやディスクの追加が可能です。サーバーや ディスクの追加により必要な処理能力、ディスクサイズまで拡張可 能です。編集室単位など部分的導入からはじめて順次展開すること も容易に可能です。 - 実績
世界各国の放送局や、世界最速を実現したBlue Gene等の科学技 術計算システムにも採用されています。
IBM Digital Media CenterとNLE/Play out Serverとの接続テスト実績
(2006年7月現在)



