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イノベーションを実施している企業とはどんな企業でしょう? アービング・ラダウスキー・バーガーとジョン・パトリックが語る新しい”イノベーション”の意味
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革新的な企業は、明日にはまったく違った企業に見えるかもしれません。

企業が、設立した時の目標と同じように、安定性、知名度、および安心感を追い求めていても驚くことではありません。そうです。会社の規定方針に従っていれば安心だし、その鉄則といわれる方針は、社員がよりどころとしてきた企業文化に則った企業の規範なのですから。

しかし、今後ますます、その種の安全策を重視する文化を持つ企業は、次第に時代から取り残されていくでしょう。企業文化は、好むと好まざるとにかかわらず、自己永続的で、同じことを繰り返し続けるものなのです。しかし現在、グローバルに展開する、競争の厳しい21世紀のビジネス世界では、同じことの繰り返しでは、停滞か、悪化への道を歩むしかないと言えます。

イノベーションで競争力を高める。創造力は、組織を活性化する原動力です。新製品、新サービス、新しいビジネス・モデルなどがそうです。これがビジネスを成長させる方法です。機敏性、柔軟性、お客様や市場への素早い対応は、一流といわれている企業が備えている特性です。

しかし、革新的な企業文化を築くといっても、それはとても高いレベルの要求です。なぜなら、いつもとは違う発想をするのはそうたやすくないのです。つまり、「この部門ではずっと、こうしてきた」と言えないということですから。

イノベーションは、企業が持っている変革に取り組む姿勢とかかわっています。何よりも風通しが重要で、予想もしないアイデアや詰めが必要なアイデアも検討する体制を整え、重役室から工場まで門戸を開いておくことです。中でも、古い体質を改めようという意欲が重要です。波風が立つかもしれません。そのため、イノベーションには事前の準備が必要です。

変革は、まず企業理念を手はじめに内部から始めることがよいでしょう。そうすれば、イノベーションが企業に定着し、企業が常に変化し、成長も遂げるので、外からの見え方もずいぶんと変わってくるでしょう。

アービング・ラダウスキー・バーガージョン・パトリックの2人がインタビューでイノベーションについて、次のように語っています。

ジョン: イノベーションを進めるには、何度も繰り返し行うことが必要です。変化を遂げるという熱意も必要です。発想法もまた変える必要があります。例えば、18カ月もかかる最善のプロセスを行うのではなく、18分程度で済む次善の策を行うべきだというように。

アービング: 企業が犯してしまう最大の間違いは、成功体験をいつまでも大事にしていることです。10年前に成功した方法が今でも通用すると考えているのでしょう。10年前のことは、今や過去のことなのです。

ジョン: 私たちが今話題にしているビジネスのイノベーションのことについて、いくつかの業界では、イノベーションによる影響を他の業界より否定的に受け止めています。例えば、音楽業界はデジタル・ミュージックから深刻な影響を受けています。いずれこのようなことが起こるのは自明のことでした。この程度のことで驚くはずはないのですが、どういう訳けか、音楽業界にとっては驚きとなってしまったようです。

アービング: 企業が自社の特定技術に優位性をもち続けようとしても、次々と他の企業が追いつこうと必死に迫ってきます。そのまま、従来の優位性にこだわり続ければ、他社の追随は防ぐことができますが、それは優位性の衰退と顧客離れの始まりともいえるでしょう。これでは、健全なビジネス・モデルとはいえませんね。

ジョン: ここで言いたいことは、変化を受け入れない業界は新しい技術によって脅威にさらされているということです。私が今になって考えるのは、Web、ブログ、ポッドキャスティング、ソーシャル・ネットワークなどのように草の根から発展する動きは止められないということを知っていただきたいということです。


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