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スマートな都市

「行政サービス」、「教育」、「医療」、「公共安全」、「交通」、「エネルギーとユーティリティー」の6つの都市機能が都市をスマートに導きます

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都市の未来を賢く描く。それが、「スマート」。


いま、世界が、ITで賢く、スマートになってきています

”Smarter Planet”実現へのIBMの取り組みが世界の都市で進行しています。
例えばニューヨークのスマートな治安維持対策、アイルランドのスマートな水資源の管理。日本でも、千葉県のスマートな小児がん治療薬開発プロジェクトや、京都で京都大学と共同開発したスマートな交通の実現をサポートするための大規模交通シミュレーターなどの取り組みが始まっています。


「行政サービス」、「教育」、「医療」、「公共安全」、「交通」、「エネルギーとユーティリティー」の6 つの都市機能の図



センターリンクの活動によって、これまで複数の部局に出向いていた国民が、『お客様』としてひとつの窓口から一括してサービスを受けられるようになり、非常に高い評価を得ています。センターリンク 地域サービス部長 ピーター・シアズトン氏




2050年までに、世界の人口の70%が都市に住むようになる。現在19ある人口一千万人規模の巨大都市が、少なくとも27に増える

スマートな都市に向けた取り組み


「行政サービス」 全住民に必要なサービスを届けるために
情報共有、コラボレーションを推進して、行政機関、サービス・プロバイダーなどの間の意思決定をよりスマートにします。
ベルギーの“クロスロードバンク” やオーストラリアの“センターリンク”、カナダの“サービスカナダ”では、社会保障ポータルの開設や行政窓口を通じた社会保障のワンストップ・サービスを提供し、国民へのサービスを向上しています。


「教育」 最も価値あるリソースである“人”を育てるために
教育システムに対して体系的視野を持ちながら、学生を多次元的に評価し、必要な設備を整えることにより、教室内だけでなく教室の外においても、よりすばらしい成果を引き出します。
米国ノースカロライナ州立大学では、学生や研究者たちのニーズに迅速に応える、教育・研究ソフトウェアのクラウド・サービス環境を用意。Webのメニュー画面から予約して、24時間どこからでもネットワーク経由で使えるようにしました。また、情報教育振興のため、地域の公立学校へクラウド・サービスの提供を拡大しています。


「医療」 治療費の90%削減へ向けて
スマートな医療システムでは、素晴らしい治療と、病気の予測と予防、そして患者のより賢い選択のために、協力・連携してデータの有効活用を促進します。
スペインのある地域では、EHR(エレクトロニック・ヘルス・レコード)の取り組みを進めており、地域内医療連携を実現することで、患者はどの医療機関からでも迅速かつ的確な治療を受けることができます。
千葉県がんセンターでは、IBMワールド・コミュニティー・グリッドを採用。ボランティアが所有するパソコンのコンピューティング能力を活用して、小児がん治療薬開発に取り組んでいます。


「公共安全」 市の予算の最大45%が、公共安全に使われることもあります
スマートな都市では、犯罪や緊急事態に対処するだけでなく、予測し予防するために先進技術と地域密着型アプローチを取り入れます。
より安全な都市の実現に向け、シカゴでは、街中の3,000台のカメラからの情報をリアルタイムで収集、分析することで警察の迅速な対応が可能になりました。
ニューヨーク市警では、犯罪と犯罪者に関する詳細な情報を収集・分析できる犯罪情報ウェアハウスを構築。膨大な量のデータから犯罪傾向や犯人像を素早く割り出すことで、治安維持に役立っているのです。


「交通」 交通量を20%減らすために
車通勤を改善し、都市計画担当者に的確な情報を与えることにより、市内の交通全般をインテリジェントにします。そして、ビジネスの生産性と市民の生活の質を向上させます。
シンガポール、ストックホルムではスマート・システムを利用して、交通渋滞と空気汚染を緩和。日本でも数百万台規模の交通シミュレーション・システムを京都大学とIBMが共同開発しました。


「エネルギーとユーティリティー(電気・ガス・水道)」 エネルギー使用量の15%削減を目指して
賢いユーティリティー・システムが、エネルギーの流れに関するリアルタイム情報を提供します。電力の売買、管理に関してより責任を持って選択できるようになり、住民とユーティリティーをよりスマートにします。
マルタ共和国米国テキサス州では、スマート・メーター等を配備することにより、都市の送配電網の信頼性、効率性を改善し、将来的に再生可能なエネルギー源や電気自動車を柔軟に結びつけるための取り組みが始まっています。


都市をもっと、「機能化」、「相互接続」、「インテリジェント化」するためには、直面している問題を切り抜けることにだけに注力するのでは不十分です。地球をより賢く、スマートにするための重要な機会を、都市がわれわれに与えていると気づくべきです。

都市は、よりスマートな地球になるために必要な、非常に多くの機能を有しています。つまり、教育、医療、エネルギーとユーティリティー、公共安全、交通、そして行政サービスをよりスマートにすることが、よりスマートな地球へとつながるのです。

米国のIBMビジネス・バリュー・インスティテュート研究所が発表した、「よりスマートな都市へのビジョン」という最新のレポートでは、限りある資源を最適に使えるような社会に変えるために、都市は新しいテクノロジーを採用しなければならないと提言しています。都市と地球の持続性がかつてないほど重要視されるいま、問題は都市がこの状況に対応するかどうかではありません。問題は、どちらが先に取り組むか、そしてだれが最適な方法で実現するか、ということなのです。

19世紀は帝国の時代で、20世紀は国民国家の時代でした。21世紀は、都市の時代となるでしょう。 —元デンバー市長 ウェリントン E. ウェッブ氏

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