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“ビッグデータなんてうちには関係ない”という誤解

コミュニケーション・ツールや顧客意識の変化によって顧客主導の時代が到来した現在、過去のマーケティング手法が通用しなくなってきました。市場は、従来定石と言われていた2:8の法則(パレート)から、多様化したロングテールへと変化しているのです。いま企業成長のために必要なのは、競合他社が気づいていない知見をいかに先取りし、新たな需要を開拓することであり、そこで急速に注目を浴びているのが「ビッグデータ」です。
従来は扱わなかった(あるいは扱うのをあきらめていた)未知・未収集の膨大なデータに着目し、分析にかけることで、新たな価値創造に結びつけようとするものです。しかし、活用する側の経営者からは、「ビッグデータなんてうちにはないから関係ないよ」、「たくさん集めて何がうれしいの?」といった声も聞こえてきます。この温度差はどこから来るのでしょうか?
それは、ビッグデータのもつ潜在能力を十分にお伝えできていないからかもしれません。
こんなケースを思い浮かべてみてください。例えば、これまで分析にかけてきた過去1年分の販売データを20年分に広げたとしたら何が見えてくるでしょうか?顧客満足度を算出するソースにツイッターでのレスポンスを加えてみたら、どんな発見があるでしょうか?あるいは、過去のデータから設備の故障時期を事前に予想できれば、ビジネスを止めるリスクを低減できるかもしれません。
テクノロジーは着実に進化を遂げ、データ同士の連携や膨大なデータ処理が可能になり、かつてはあきらめていた情報活用が現実のものになってきたのです。
ビッグデータは、新規事業のアイデアを得てマーケティングに生かすような「攻め」の力と、リスク回避や情報ガバナンスの強化を図る「守り」の力との双方をもたらします。「ビッグデータは関係ない」と、従来のビジネス・スタイルにとどまっているのでは、あまりにもったいないと思いませんか。
「ビッグ・データ概要編」に続き、今回は「ビッグデータ実践編」と題して、国内でこのテーマに力を注ぐ日本IBMのエキスパートである中林紀彦(ソフトウェア事業 マーケティング・マネージャー)、野嵜功(ソフトウェア事業 ICP-コンサルティングITスペシャリスト)、土屋敦(ソフトウェア事業 ビッグデータ タイガー)、岩渕史武(ソフトウェア事業 ビッグデータ・ビジネス推進 主任営業)の4人に話を聞きました。
ご紹介している事例は、海外における事例を紹介するものであり、日本においても実施が可能であることを意味するものではありません。
ビッグデータの具体的な活用をご検討される際は、日本IBMの営業担当者等にご相談下さい。
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