本文へジャンプ

ビジネスに差をつける業務プロセス監視(BAM)適用の具体例

IMPACT JAPAN SOA CONFERENCE セッション・ハイライト・レポート

日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業.WebSphere事業部.テクニカル・セールス&サービス 部長
吉田 洋一

吉田洋一の顔写真 SOAやBPMの構築にあたっては、業務プロセスのリアルタイムな監視と評価が不可欠のポイントとなる。これをテクノロジーとして実装するのがBAM(ビジネス・アクティビティー・モニタリング)。本セッションでは、WebSphere® Business MonitorによるBAMソリューションを中心に、BAMの概要、そのメリット、実際の運用などについて、さまざまな事例を交えて解説した。

ビジネスを可視化するためのBPMにおけるBAM

ビジネス・プロセスを継続的に改善していくためには、モデルとシミュレーションによりプロセスを設計し、それを素早く実装する必要がある。そして、そのプロセスが期待値を満たしているか、満たしてないとしたら何が原因なのか追究することが大切。これがBAMの役割となる。

BAMでは、ビジネスの状況およびプロセスにおける情報や活動をリアルタイムで監視できる。これにより、プロセスの問題や課題を明確化し、対応するアクションを素早く実行できるようになる。また、プロセスやリソースを効果的に管理できるKPIの監視も可能となる。これはビジネス・リーダーにとって非常に高い価値を持つため、BAMが単なるテクノロジーではなく明らかなビジネス・ソリューションであることを示している。

これまでDWHのダッシュボードで個々のプロセスを監視するシステムは存在した。しかし、多様なプロセスを横断的に監視するBAMでは、DHWでは見えなかった問題が浮き彫りになる点や、個々のビジネス・アクティビティーが決められた順番で実行されたかどうかをリアルタイムで可視化できるなどの利点がある。

BAMに求められる機能

BAMを実現するためには、さまざまな要件をクリアする必要がある。まず、複数のシステムからビジネス・アクティビティーに関する情報をリアルタイムで取得できること。また、ダッシュボードを使うユーザーによって必要な情報が異なるため、ダッシュボードのパーソナライズが必須となる。さらに、KPIにおけるしきい値や、アラートの通知先(電子メールや携帯電話)なども柔軟に設定できる必要がある。

IBMではBAMソリューションとして「WebSphere Business Monitor」を提供している。このツールによりコーディングすることなく迅速にダッシュボード開発が可能。例えばKPIであれば期間や目標値、しきい値をメニューから選択するだけで設定が完了する。この他にも分析の際に使用するスライスとダイスなどの表現方法や、Web2.0の技術を生かしインターネット上の地図データ上にでも指標を追加できるビジュアル・モデルなど多彩な機能を持つ。

詳細はこちらをクリックしてご覧ください
WebSphere Business Monitor説明図
拡大図を表示
また、「WebSphere Business Monitor」では、既存のアプリケーションの設定を変更することなくイベント・データを取得できる。連携されていない既存システムにSOA/BPM基盤を適用し、課題のある部分から段階的に着手・成功を重ねていくことで継続的なプロセスの改善が可能となる。講演の締めくくりとしてSony-Ericsson様やTRADEMARIT様など、さまざまな業種のBAM事例を紹介した。


 

前画面に戻るには、ブラウザーの「戻る」ボタンをお使いください。

IBM, IBMロゴ,WebSphereは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。