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Information On Demand Conference 2008開催レポート

IBM Information On Demand 2008 > > > Comes To You

Information On Demand(IOD)の全貌!
情報基盤のあるべき姿が見えてくる

IBM Corporation
Software Group, Information Management VP
Mark Register(マーク・レジスター)

IBM Corporation
Software Group, Information Management VP
Bob Picciano(ボブ・ピッチャーノ)


ITの普及とともに、企業システムのデータ量は飛躍的に増大している。IBM Information On Demand Conference 2008の基調講演では、 IBMのIODに対する考え方とともに、具体的にIODを実現するための製品やソリューションなど、IBMのIOD戦略が発表された。情報からビジネス価値を引き出し、競争優位を実現するIODに対してどのようなアプローチがあり、どんなソリューションが必要となるのだろうか。

単なる自動化を超えたビジネス価値の最適化へ

基調講演の冒頭で、IBM アジアパシフィック/ジャパンのIOD担当バイスプレジデントのマーク・レジスターは,「今年2月にグローバルにIODを推進すると発表しました。IBMとして今後もこの分野に投資していきます」と強調し、6つの統合された製品とソリューション、10の拡張業種別ソリューション、そして3つの新しいサービスをコグノス製品との連携によって提供していく方針を明らかにした。

「ユーザーはERPやSCMといった単なる自動化ではなく、そこからどう利益を得るかという最適化にシフトしています」と、最近のユーザー動向を分析する。分断化された多様な情報からビジネスに適した情報を素早く獲得することはそう簡単ではない。情報からビジネス価値を引き出すという困難な課題に対する答えがIODであり、「IBMはエンド・ツー・エンドでIODのソリューションを提供できる唯一のベンダーです」。

4つのソリューション領域で新製品や統合ソリューションを提供

コンテンツをビジネス・プロセスの一部としてライフサイクル全般にわたって管理するにはECMが必要になる。ピッチャーノは「IBMのECMは非構造化されたデータもビジネス・プロセスと関連付けて、構造化されたデータと統合して活用することができます」とその優位性を語る。

そして2008年には、ECMソリューションとしてデータを保護・拡大する「SharePoint&Quick Integration Federation」、ビジネス中心のデータ活用を実現する「ビジネスユーザー向けデザイン」、さらには法令に関するリスクを軽減する「コンプライアンス・ウェアハウス」を提供するという。

さらにピッチャーノは「IBM Data Studio」を紹介し、「データはどんどん増えていきますが、いらないデータやデータの重複もあります。そこで、データのライフサイクルに応じた生産性の向上が必要なのです」と強調する。「IBM Data Studio」は、効果的なハイパフォーマンスのデータアクセスをガバナンスを確保しながら実現する。

また、信頼できる情報を常に提供する環境を構築するのが「IBM Information Server」だ。アプリケーションを再構築することなく、複数のタイプのデータに対応した情報プラットフォームで、異機種混合のデータを統合して扱うことができる。2008年の第2四半期には日本でも供給が開始され、同時に重要なマスター・データを管理して全社的な活用を可能にする「IBM InfoSphere™ Master Data Management」も出荷するという。

ピッチャーノは、「こうした情報管理のソリューションに加えてビジネスの最適化に活用するために重要になるのが、ビジネス・インテリジェンス(BI)とパフォーマンス・マネージメントです」と、最後にコグノス製品を紹介した。BIのレポーティングツールによって問題を深く掘り下げて分析し、何をすべきかが明らかになるという。BIは業種別に提供されており、全社規模で活用すれば協調的な意思決定が実現できる。

最後にピッチャーノは、「競争優位のために情報からビジネスの価値を引き出すIODが必要なのです」とあらためてIODの重要性を強調し、今年10月にラスベガスで開催される「IOD2008」をアナウンスして講演を締めくくった。

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このコンテンツは、日経BP社より、ITProの記事を参照し抜粋および編集して掲載する許諾を受けています。

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