ダウンサイジングの波により、企業内に散在・増加し続けるサーバー。
Virtualization(仮想化)で、ITインフラストラクチャーのコントロールを取り戻しませんか?
※ Virtualizationとは、CPUやメモリ、ストレージ、通信回線など、コンピューター・システムを構成するIT資源を、物理的構成にかかわらず、柔軟に分割したり統合したりすることです。例えば、1台のサーバーをまるで複数のサーバーであるように論理的に分割し、それぞれに別のOSやアプリケーションソフトを動作させることが「サーバーの仮想化」です。
それでは、なぜVirtualizationが必要なのでしょうか。
それは、コンピューティング資源をより柔軟に監視・管理できるようになるからです。Virtualizationによって、コンピューター・システムは、地理的・物理的な障壁の制約から解放されます。つまり、CPUやストレージなどのIT資源を、物理的な視点から論理的な視点で提供できるようになります。Virtualizationによって、ITインフラストラクチャーの管理効率が大幅に改善されるため、システム管理コストも低減します。
IBMは、何十年にもわたるメインフレーム技術の経験を活用し、Virtualizationのアプローチを全面的に展開しています。あらゆるIT資源のサポートや仮想・物理資源の統合など、物理的インフラストラクチャーだけではなく、アプリケーションのワークロードや、情報資源なども仮想化する支援をしています。
Virtualizationは、異機種分散環境のIT資源を、共通のマネジメント・ツールで管理できることが特徴です。柔軟性が高まるとともに、ベンダー選択の自由が拡大するため、システムの複雑さが軽減されるだけでなく、買い替えコストも軽減できます。つまり、仮想的に管理すれば、個別のサーバーやIT資源を別々に管理する必要がなくなり、IT資源の利用率や管理コストを大幅に改善できるようになるのです。
Virtualizationを展開した場合、もっとも大きな価値はコスト削減ですが、それだけではありません。Virtualizationのバリューを、以下にご紹介します。
- Total Cost of Ownershipの改善
Virtualizationによって、運用管理コストの軽減やIT資産の利用率向上などの効果が上がり、投資の早期回収が実現できます。IT資源の仮想化や、機器の統合やロケーションの移動、障害回復なども簡単に行えるため、システムの可用性は向上し、コスト削減、複雑な災害復旧ソリューションの管理も容易になります。 - 柔軟性の向上
Virtualizationによって、ベンダーの選択肢が拡大します。エンタープライズ・ハブ経由で集中管理された社内の共有資源をサポートするため、ダイナミックに変化するビジネス・ニーズに迅速に対応できます。 - 共有インフラへのアクセス
Virtualizationにより、回復力のあるIT基盤と共有インフラストラクチャーを実現できます。これにより、ビジネスアプリケーションとServices Oriented Architectureを備えたインフラストラクチャーと情報資源へ、より柔軟にアクセスできるようになります。
さまざまな規模の企業が、IBMのVirtualizationを積極的に導入されており、以下のような効果があらわれています。
- インフラ管理のシンプル化
Virtualizationによって、安定稼動する仮想のサーバーとストレージを共同利用する環境が整ったことにより、無秩序に増殖するインフラストラクチャーに歯止めがかけられています。仮想インフラストラクチャーに統合されたことで、サーバー利用率を、従来の5-10%から70%以上にまで向上させ、Return on Investmentを改善した例もあります。シンプルになったインフラストラクチャーは、共通の管理プラットフォームとツールを使って、管理コストそのものも軽減できました。 - 迅速な業務展開の実現
Virtualizationによって、従来数日必要だったプロビジョニング(IT資源の配備)作業を、数分単位で実現できています。インフラストラクチャーのアクセス時間短縮とコラボレーション向上によって、開発者のアプリケーション・テストと配布・更新時間を短縮できました。 - ビジネス回復力の強化
Virtualizationによって、IT管理者が仮想のサーバーやストレージ上のデータやアプリケーションのワークロードを安全に保つためのコピーやリストア作業が簡易化しています。回復力の強化によって、可用性の高いインフラストラクチャーの維持や、災害復旧ソリューションを低コストで実現できるため柔軟性が大幅に向上しています。 - 仮想インフラ管理による生産性向上
Virtualizationによって、正確なシステム管理プラットフォームと、物理資源と仮想資源の双方を管理できる共通ツールが利用できます。このため、ITインフラストラクチャー全体にわたる一貫した共通方式で、構成管理やアプリケーションの配布、監視、ワークロード管理、資源のマッピングなどに対応できます。問題判別のシンプル化、生産性向上、管理コスト削減などの効果があらわれています。
