IBMアクセシビリティ・センターは当社の基礎研究技術を活かして障害を持つ方々が抱える問題を解決することを目的として、IBM Special Needs Systemsから2000年に設立されました。2002年には、どのような状況下でも誰でも情報にアクセスできるシステム開発をその目的に含めています。IBMアクセシビリティ・センターは、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、日本およびオーストラリアに設置されています。主な取り組みは以下の通りです。:
IBMは、障害を持つ方々を含む多くの人々に対し、ITをアクセシブルにすることにおいて先導的な役割を担っています。より多くの人々がコンピュータおよび情報資源の恩恵を享受することができるよう支援することは、IBMのオンデマンド・コンピューティングに対するより大きな展望の一部です。e-business on demand™は、広範囲に渡る安価なビジネス・サービスを、アクセシブルで使いやすくすることをお約束するものです。アクセシビリティ機能は、一時的あるいは慢性的な障害を持つ社員、または高齢化による身体的特徴の変化への適応が必要な社員を支援するために必要なときに簡単に利用できるものとして、オンデマンド技術の中に組み込まれるでしょう。
IBM Home Page Reader - 迅速にかつ効率的にウェブ・ページの情報を読み上げ、全盲または弱視の方々がウェブを利用できるようにします。キーボードのみで操作でき、全盲または弱視の方々でも理解しやすいように、論理的で分かりやすい方法でウェブ・ページの全ての範囲を読み上げます。さらに、Home Page Readerは、弱視の方々がウェブを閲覧する際の特殊な表示方法のニーズに応えるために、視覚インターフェースをカスタマイズすることもできます。
IBM WebSphere Studio 製品群 - IBMのウェブ開発環境の核となる製品です。これらの製品は、成功事例、テンプレート、コード生成ツール、ウェブ・チェッカーおよびフィクサー・デザインコンポーネントとそのクラスにおける統合総合開発環境を提供し、ウェブ・サイトの構築、アプリケーションの開発、Java Enterprise Edition (J2EE)アプリケーションおよびウェブ・サービスの開発を最適化し、簡略化します。
IBM ThinkPad - スマートなデザインと直観的な機能性で数々の賞を受賞したIBMのモバイル・コンピューターのブランドです。片手で操作できるようにラッチの設計を工夫し、一度押すと次に押すまで戻らないという、いわゆる順次入力キー(スティッキー・キー)を搭載している他、専用ボタンでスピーカーのボリュームをコントロールできる機能、手の動きを最小限に抑えるボタンやキーの配列、そして、新しいThinkPadモデルにはFnキーを押しながらスペース・バーを押すと、即座にオブジェクトおよびスクリーン・フォントが大きくなる機能など、様々な面でアクセシビリティに焦点を当て、設計に工夫を凝らしています。
IBM Lotus Notes 6 - 直観的に使用できる、メッセージングおよびコラボレーション・プラットフォームを提供します。Lotus Notesは、肢体に障害のあるユーザーのためにキーボードの設定を変更できる機能や、弱視のユーザーのためのセッティング構成のサポートなど、アクセシビリティを考慮した設計になっています。
IBMヨーロッパ・ウェブ・アクセシビリティ・サービスおよびIBM Home Page Reader Limited - ウェブ・サイトのコンサルティング、設計および再構築サービスを提供し、サービスとしてHome Page Readerのカスタマイズされたバージョンを提供しています。
2004 Texas Governor's Committee on People with Disabilities IBMは、障害を持つ方々が職場で活躍している様子を取り扱った広告キャンペーンで、Barbara Jordan Media Awardを受賞しました。この広告のシリーズは、視力、聴力および運動に障害を持つ人々を題材にしていました。障害を持つ方々の情報アクセスおよび雇用促進に対する弛みない努力に関して注目を集めるメッセージが、審査員達の好感を呼んだようです。加えて、広告の中で実際に障害を持っている役者を起用した結果、障害を持つ方々の雇用を促進し、また広告業界の中での認識と理解を深めました。
2004 National Business & Disability Council IBMは、2004年度Award of Honor for Advertising Campaign of the Yearを受賞しました。この賞は、障害を持つ方々に労働者および消費者として様々な機会をご提供するということを身をもって示している企業と個人に与えられるものです。
2004 American Foundation for the Blind IBMは、全社、および製品やサービスをあげて、アクセシビリティを推進するという企業理念に対し、2004年度Access Awardを受賞しました。
2003 Jim Mullen Foundation IBMは、Jim Mullen Foundationから「アクセシビリティ」、「雇用」および「団体」の3部門で「助役」としてNew Freedom Awardを受賞しました。Jim Mullen賞は、障害を持つ方々のために画期的で新しい自由を創造した個人および団体に送られます。
2002 National Business & Disability Council IBMは、ウェブ適応技術で、2002年度Product of the Year Awardを受賞しました。IBMのウェブ適応技術は、視覚または運動能力に障害を持つため、ウェブの使用に問題があるユーザーの「使いやすいソフトが欲しい」というニーズにお応えします。このプロジェクトは、エンド・ユーザーが専用のハードウェアまたはソフトウェアを使わずに、利用しやすいように変換されたウェブ・ページのコンテンツにアクセスできるソフトウェアを開発することを目的としています。ユーザーは、自分が使いやすいように、各々の好みでウェブ・コンテンツをカスタマイズすることができます。 この開発は、高齢者および障害を持つ方々を支援している非営利団体を対象としたIBM Corporate Community Relationsプログラムの後援のもと、行われました。IBMのウェブ適応技術は現在、American Society on Aging、National Center on DisabilitiesおよびSeniorNetなどの、非営利の団体で利用されています。
2001 Engineering Society IBMは、IBM Home Page Readerで2001年度da Vinci Award for Assistive Technologyを受賞しました。Home Page Readerは、ウェブ・ページの情報を迅速かつ効率よく読み上げることにより、視覚に障害があるユーザーがウェブを使用できるようにするものです。キーボードを使って操作でき、全盲または弱視の方々は、あらゆるウェブ・ページのコンテンツを論理的かつ分かりやすい方法で聞くことができます。
1999 National Business & Disability Council IBMは、Outstanding Advertising Campaign - Silver Category Awardを受賞しました。IBMの広告キャンペーンが、障害を持つ方々の成果や貢献に対する、社会の認識を高めたことによるものです。