オンデマンド時代のアクセシビリティ
Q1.
IBMアクセシビリティ・センターとは、どういうところですか?
A.
IBMアクセシビリティ・センターは当社の基礎研究技術を活かして障害を持つ方々が抱える問題を解決することを目的として、IBM Special Needs Systemsから2000年に設立されました。2002年には、どのような状況下でも誰でも情報にアクセスできるシステム開発をその目的に含めています。IBMアクセシビリティ・センターは、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、日本およびオーストラリアに設置されています。主な取り組みは以下の通りです。:
- IBMの世界的戦略的取り組みとしてアクセシビリティの推進
- IBM製品のアクセシビリティの推進
- 支援技術の開発または技術供与
- アクセシビリティ・ソリューションをパートナーと共に市場に提供することを追及
- 包括的なアクセシビリティ・アーキテクチャの開発およびIBM全体における遂行を指導
- 業界団体や評価グループへの参加と貢献
Q2.
IT製品またはサービス供給元にとって、アクセシビリティとはどういうものですか?
A.
アクセシビリティとは、それ単体で、または支援技術を用いた製品と組み合わせて、より多くの人々にITハードウェア、ソフトウェアおよびサービスを使用していただけるようにすることを言います。
IBMは、障害を持つ方々を含む多くの人々に対し、ITをアクセシブルにすることにおいて先導的な役割を担っています。より多くの人々がコンピュータおよび情報資源の恩恵を享受することができるよう支援することは、IBMのオンデマンド・コンピューティングに対するより大きな展望の一部です。e-business on demand™は、広範囲に渡る安価なビジネス・サービスを、アクセシブルで使いやすくすることをお約束するものです。アクセシビリティ機能は、一時的あるいは慢性的な障害を持つ社員、または高齢化による身体的特徴の変化への適応が必要な社員を支援するために必要なときに簡単に利用できるものとして、オンデマンド技術の中に組み込まれるでしょう。
音声認識、ワイヤレス通信および音声出力のような技術は、障害を持つ方々のITへのアクセス手段を改善し、利便性や使いやすさを求める今日の社会において需要はますます高まっています。IBMは、職場環境全体を改善し、またすべての社員の生産性を高めるようなアクセシブルで使いやすい技術を開発することをお約束します。
Q3.
支援技術とは何ですか?
A.
支援技術とは、障害を持つ方々の能力を向上、維持あるいは補助することを支援する専用のハードウェアあるいはソフトウェアです。支援技術は、人々がコンピューター技術や情報を利用する際のバリアーを除去あるいは軽減し、また、人々の日常的な活動を活溌にするあらゆる装置または技術のことを指します。支援技術の一例がスクリーン・リーダーです。スクリーン・リーダーは、画面にされている文字を音声に変換するために音声合成器を使用しています。
Q4.
IBMは、いつからアクセシビリティにかかわるようになりましたか?
A.
アクセシビリティに対するIBMの長年の努力の軌跡は、アメリカ障害者法(ADA)が成立する76年前の1914年、IBMが障害を持った方を初めて雇用した時から始まりました。IT企業および支援技術の開発元として、IBMはお客様のビジネス・イニシアティブに似合ったアクセシブルなソリューションをご提供します。
Q5.
なぜIBMはアクセシビリティに重点的に取り組んでいるのでしょうか?
A.
世界保健機構の統計によれば、世界の人口約60億人のうち、7億5000万~10億人は何らかの障害を持っています。アメリカだけでも、5,400万人以上の障害を持つ方々がいます。そして、その数は年々増加傾向にあります。その要因として一つには、人々が以前より長生きするようになり、また健康維持プログラムも日々進歩していることがあげられます。
障害とは、次のうちの一つまたは複数の組合せのことを指します:全盲または視覚障害、ろう、または難聴、運動障害、および発達障害。また特筆すべきは高齢者です。なぜなら、年をとると、障害の特性を多少なりとも経験し始めることがあるからです。ITにおけるアクセシビリティは、多くの障害を持つ方々に使われ、自宅、職場に関わらず、その日常生活を容易にすることができるので、必要不可欠です。アクセシビリティは多くの面でITビジネスに影響を及ぼしており、IBMは、当社の製品およびサービスが健常者と障害者両方の様々なニーズにお答えすることの重要性を認識しています。
加えて、米国連邦組織に当社の製品およびサービスを販売し続けるために、IBMはアクセシブルなソリューションを提供しなければなりません。1998年、アメリカ議会は米国リハビリテーション法508条を改正し、障害を持つ方々に対してアクセシブルな電子IT製品とサービスの購入を連邦機関に義務づけました。この法律の施行は、2001年6月から始まりました。同様の要求は世界各国で生まれつつあります。
Q6.
米国リハビリテーション法508条はどのような組織に対して有効ですか?
A.
米国リハビリテーション法508条は、連邦組織が電子機器およびIT製品を開発、入手、保守および使用するとき、適応されます。508条では、健常者が利用できる情報に、障害を持つ職員や国民もアクセスできるようにすることを義務づけています。
508条は、2001年6月21日以降、連邦政府が入手するすべての電子機器およびIT製品に適応されています。508条はITにおけるバリアーをなくし、障害を持つ方々に新たなチャンスをもたらし、そしてこれらの目的の達成を支援する技術の開発を推進するために制定されました。
Q7.
米国リハビリテーション法508条から除外されている製品はありますか?
A.
508条から除外されている製品は特にありません。しかし、508条は次のものには適応されません。:
- 米国連邦政府が2004年10月以前に購入した少額製品。しかし、この日付以前に購入したものでも、できる限りアクセシビリティ基準に遵守している少額製品を購入するよう強く推奨されています。
- 国家保安システムに使われる電子機器や情報機器。
- 契約の請負業者によって購入される電子機器や情報機器
- メンテナンス、設備の修理またはモニタリングのため、サービス要員だけが頻繁に立ち入る場所にある電子機器や情報機器。例として、サーバー、ディスク記憶装置、テープ記憶装置、およびこれらの装置に付随する相互接続装置が挙げられます。
- 連邦機関に不当な負担をかけうる電子機器や情報機器。不当な負担とは、遵守するには膨大な費用がかかるか、あるいは難しい場合を意味します。
Q8.
米国リハビリテーション法508条の作成の際、IBMは何か関与しましたか?
A.
IBMは、508条の最終案の元となる提案を作成した委員会の副議長を務めました。
Q9.
IBMは、対応する業界の自主的製品評価テンプレート(VPATs)とともに、米国リハビリテーション法508条をサポートする製品のリストを公開しますか?
A.
現在、IBMはアクセシビリティ機能に関する情報および508条のサポートに関する情報を製品発表資料に記載しています。IBM製品に関する508条VPATの公開については、引き続き検討しています。
Q10.
IBMのアクセシビリティ・イニシアチブはどの顧客を対象としますか?
A.
米国リハビリテーション法508条や他の国々の類似するアクセシビリティ関連の法律を前提とすると、アメリカ、ヨーロッパ、アジアおよびオーストラリアの政府が当てはまりますが、民間企業もアクセシブルなITに向けて事業を進めるようになってきており、対象といえます。
Q11.顧客がアクセシビリティの恩恵を最大限享受するよう支援するために、IBMはどのようにして顧客に協力しますか?
A.
お客様がアクセシブルな技術の利点を最大限に生かすのを支援するために、IBMおよびIBMアクセシビリティ・センターは、次の3つの重要な分野に着目します。:
- アクセシビリティをお客様の企業理念に合わせる − コンサルティング・サービスを通し、IBMは、お客様の主要な企業理念を評価および理解し、お客様がアクセシビリティをご自身のソリューションに組み込むのをご支援します。ソリューションは、それぞれにあったアクセシブルなソリューションをご提供するために、サービス、ハードウェア、ソフトウェア、また場合によっては、研究によって成り立ちます。総所有コストを軽減するために、IBMは、既存のインフラとの相互運用性および互換性に重点的に取り組みます。
- より多くの方々が技術および情報にアクセスできるようにする − IBMは、コンサルティングの実施、およびアクセシブルなハードウェア、ソフトウェアおよびソリューションの提供を通し、様々な人々が情報および技術にアクセスできるよう支援します。これにより、IBMのお客様は、顧客、地域住民の方々および社員のITへのアクセスのニーズに迅速に対応することができ、またサポート経費を削減することができます。例えば、アクセシブルなウェブサイトを提供することによって、よくある質問への回答といった繰り返し行うような仕事をなくすことができ、その結果、コールセンターの運営費や印刷、郵送にかかる費用のような経費を削減することができるのです。アクセシブルなオンラインツールにより柔軟性が増し、より広範囲の地域住民の方々にサービスを提供することもできるようになりますし、また地域住民の方々が、アクセシブルなウェブサイトを通して、職員がいる受付時間に限らず、ご自身の都合のいい時に情報にアクセスできるようになります。その結果、住民の方々の満足度も増すこともあるでしょう。すべての人が情報や技術にアクセスできるようにすることで、より有能な人材を雇用できる機会が増え、結果として、サポート経費を削減することができます。企業の立場からしても、アクセシビリティ機能を製品やサービスに組み込むということは、顧客が増えるということになり、つまり、更なる利益を意味するのです。
- 利用者が革新的な技術を使用できるようにする - IBMのお客様は、革新的な技術をご利用いただけます。これらの技術は、製品やサービスに組み込むことができ、また既存の企業理念に統合することもでき、お客様が新規市場を開拓したり、他との差別化を図るのに役立ちます。これは、顧客満足度の向上と有能な社員の維持につながります。例としては、アメリカ、ヨーロッパ、アジアおよびオーストラリアで行われている、IBMカスタム・アクセシビリティ・サービスなどがあります。
Q12.アクセシビリティ・イニシアチブは、IBMの全体的なイニシアチブにどのように組み込まれていますか?
A.
アクセシビリティ・イニシアチブは、5つの重要なIBMイニシアチブにそっており、アクセシビリティにおけるリーダーシップを促進しています。:
- ビジネス オンデマンド - e-ビジネス オンデマンドを実現している組織は、日々刻々と変化するビジネス環境に敏速に対応することができます。オンデマンドの世界では、アクセシビリティは前もって情報技術に組み込まれますので、アクセシビリティ機能は必要に応じて随時、使用可能になります。より多くの人々が情報にアクセスできるようにする研究技術を適用し、IBMのお客様は顧客、市民、および社員に対して、より迅速に対応できるようになります。
- オンデマンド・ワークプレース - IBMの大規模ビジネス・コンサルティング・サービスは、e-ビジネスのテクニックと技術を活用し、業務の効率化と生産性の向上を目指します。アクセシビリティ・センターは、お客様が多様な職場環境を提供することで障害を持つ社員の方々のニーズに応えることができるようご支援します。オンデマンド・ワークプレースは政府の主要なビジネス・イニシアチブに一致します。
- ワイヤレス/パーベイシブ - IBMは、生産性と機動性の向上を目的とした研究、技術、製品、サービスおよびソリューションに多額の投資をしてきました。これらの製品により、障害の有無に関わらす、多くの人々が技術を利用することができます。例えば、ワイヤレスのラップトップ・コンピューターは、通常の有線接続のデスクトップ・ワークステーションを使用するのが難しい車椅子のユーザーにとって、画期的な技術です。他の例として、様々な入出力方法を必要とする状況で情報にアクセスする場合や、人によって異なるフォーマットで情報を配信する場合があげられます。
- 電子政府 - IBMが政府機関のために提供するe-ビジネス・アプリケーションの一環として、アクセシビリティ・センターは、IBMリサーチおよびIBMグローバル・サービスを通して、最新のインターネット対応の技術やサービスを政府にご提供します。加えて、IBMは、World Wide Web Consortium(W3C)やWeb Accessibility Initiative(WAI)といった世界の標準化委員会に参加しており、アクセシビリティ標準の作成を支援しているだけでなく、最新のウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインとツールを取り入れています。
- IBMのラーニング・ソリューション - e-ラーニングは、情報技術を教育や研修に適用し、リッチ・メディア、コラボレーション技術、Wiki等により急速に進化しているアプリケーション・スペースを提供します。アクセシビリティ・センターは、教育器材や情報をより多くの人々が利用できるようにするという、業界全体の問題の解決に取り組んでいる他の企業にも技術をご提供します。
Q13.現在、IBMからは、アクセシビリティ機能が組み込まれた主要な製品およびサービスでは、何を入手することができますか?
A.
IBMが現在提供しているアクセシブルな製品およびサービスには、下記のようなものがあります。:
- IBM Home Page Reader - 迅速にかつ効率的にウェブ・ページの情報を読み上げ、全盲または弱視の方々がウェブを利用できるようにします。キーボードのみで操作でき、全盲または弱視の方々でも理解しやすいように、論理的で分かりやすい方法でウェブ・ページの全ての範囲を読み上げます。さらに、Home Page Readerは、弱視の方々がウェブを閲覧する際の特殊な表示方法のニーズに応えるために、視覚インターフェースをカスタマイズすることもできます。
- IBM WebSphere Studio 製品群 - IBMのウェブ開発環境の核となる製品です。これらの製品は、成功事例、テンプレート、コード生成ツール、ウェブ・チェッカーおよびフィクサー・デザインコンポーネントとそのクラスにおける統合総合開発環境を提供し、ウェブ・サイトの構築、アプリケーションの開発、Java Enterprise Edition (J2EE)アプリケーションおよびウェブ・サービスの開発を最適化し、簡略化します。
- IBM ThinkPad - スマートなデザインと直観的な機能性で数々の賞を受賞したIBMのモバイル・コンピューターのブランドです。片手で操作できるようにラッチの設計を工夫し、一度押すと次に押すまで戻らないという、いわゆる順次入力キー(スティッキー・キー)を搭載している他、専用ボタンでスピーカーのボリュームをコントロールできる機能、手の動きを最小限に抑えるボタンやキーの配列、そして、新しいThinkPadモデルにはFnキーを押しながらスペース・バーを押すと、即座にオブジェクトおよびスクリーン・フォントが大きくなる機能など、様々な面でアクセシビリティに焦点を当て、設計に工夫を凝らしています。
- IBM Lotus Notes 6 - 直観的に使用できる、メッセージングおよびコラボレーション・プラットフォームを提供します。Lotus Notesは、肢体に障害のあるユーザーのためにキーボードの設定を変更できる機能や、弱視のユーザーのためのセッティング構成のサポートなど、アクセシビリティを考慮した設計になっています。
- IBMヨーロッパ・ウェブ・アクセシビリティ・サービスおよびIBM Home Page Reader Limited - ウェブ・サイトのコンサルティング、設計および再構築サービスを提供し、サービスとしてHome Page Readerのカスタマイズされたバージョンを提供しています。
- IBMアジア・パシフィック・ウェブ・アクセシビリティ・サービス - ウェブ・サイトのアクセシビリティの維持を目的とした、お客様の社内のガイドラインおよびプロセスを整備するため、コンサルティングを行います。このサービスには、使いやすい、オンデマンドのウェブ・アクセス・ツールである「らくらくウェブ散策」等もあります。「らくらくウェブ散策」は文字拡大機能やマウスで選択した箇所のテキストを読み上げる機能、および、ユーザーの好みに応じてフォント・サイズや背景色を変更することによりウェブページを最適化する機能など、ユーザー・フレンドリーなウェブ・インターフェースを提供します。「らくらくウェブ散策」はウェブ・サイトから安全な方法で自動的にダウンロードされ、必要なソフトウェア・コンポーネントが設定されます。
- 米国IBMアクセシビリティ・サービス - お客様の企業理念と融和するアクセシビリティ・ソリューションのため、企画、設計、開発、メンテナンスおよび研修などのサービスを提供しています。経験豊かなIBMグローバル・サービスのコンサルタントが最先端のツールと手法を使用し、オーダーメードのソリューションをお届けします。ウェブ・アクセシビリティ特有のサービスに関しては、下記の表をご覧ください。
| アクセシビリティに関するウェブ・マイニング | 評価に関するコンサルティング | 設計に関するコンサルティング | 改善に関するコンサルティング |
|---|---|---|---|
| ウェブ・サイトの評価 | 技術、ツールおよび環境も含めた、現行および将来のIT 基盤の設計 | 技術、ツールおよび環境を含めた現行および将来にむけてのIT 基盤の設計 | ウェブ・サイトのコードの修正、テストおよび実行(再構築、再設計、再配置) |
| 規定に遵守していないページの洗い出し | 製品のライフ・サイクルを考慮した戦略の作成 | 全体的な製品寿命を考慮した包括的な戦略作成 | 規格遵守を目的としたウェブ・ページおよびアプリケーションのコードとプレゼンテーション層の更新 |
| 結果報告書の作成 | インフラ環境の再構築と展開 | ||
| 規格遵守の維持を目的とした一度または継続的な評価 |
Q14.IBMは、特定の顧客のためにオーダーメードのアクセシブルなソリューションを構築することはありますか?
A.
はい、IBMグローバルサービスはお客様と協力し、お客様の主要な企業理念を評価・理解し、アクセシビリティをソリューションに組み込みます。
Q15.IBMは、アクセシブルなソリューションを提供するために、他の企業と提携する予定はありますか?
A.
はい。IBMがアクセシブル、およびお客様のニーズにあった製品およびサービスを提供するために提携している企業の数は、増え続けています。例として、IBMでは引き続き、ウェブ開発およびコンテンツ管理ツールを取り扱っているソフトウェア・ベンダーと協力していきます。
Q16.IBM はアクセシビリティ分野で社会的に認められているのでしょうか?
A.
IBMは、障害を持つ方々に対して様々な機会をご提供することにおいて、そのアクセシビリティへの取り組みとリーダーシップを認められ、数々の栄えある賞を受賞しています。過去5年間に獲得した主な賞は、以下の通りです。:
- 2004 Texas Governor's Committee on People with Disabilities
IBMは、障害を持つ方々が職場で活躍している様子を取り扱った広告キャンペーンで、Barbara Jordan Media Awardを受賞しました。この広告のシリーズは、視力、聴力および運動に障害を持つ人々を題材にしていました。障害を持つ方々の情報アクセスおよび雇用促進に対する弛みない努力に関して注目を集めるメッセージが、審査員達の好感を呼んだようです。加えて、広告の中で実際に障害を持っている役者を起用した結果、障害を持つ方々の雇用を促進し、また広告業界の中での認識と理解を深めました。 - 2004 National Business & Disability Council
IBMは、2004年度Award of Honor for Advertising Campaign of the Yearを受賞しました。この賞は、障害を持つ方々に労働者および消費者として様々な機会をご提供するということを身をもって示している企業と個人に与えられるものです。 - 2004 American Foundation for the Blind
IBMは、全社、および製品やサービスをあげて、アクセシビリティを推進するという企業理念に対し、2004年度Access Awardを受賞しました。 - 2003 Jim Mullen Foundation
IBMは、Jim Mullen Foundationから「アクセシビリティ」、「雇用」および「団体」の3部門で「助役」としてNew Freedom Awardを受賞しました。Jim Mullen賞は、障害を持つ方々のために画期的で新しい自由を創造した個人および団体に送られます。 - 2002 National Business & Disability Council
IBMは、ウェブ適応技術で、2002年度Product of the Year Awardを受賞しました。IBMのウェブ適応技術は、視覚または運動能力に障害を持つため、ウェブの使用に問題があるユーザーの「使いやすいソフトが欲しい」というニーズにお応えします。このプロジェクトは、エンド・ユーザーが専用のハードウェアまたはソフトウェアを使わずに、利用しやすいように変換されたウェブ・ページのコンテンツにアクセスできるソフトウェアを開発することを目的としています。ユーザーは、自分が使いやすいように、各々の好みでウェブ・コンテンツをカスタマイズすることができます。
この開発は、高齢者および障害を持つ方々を支援している非営利団体を対象としたIBM Corporate Community Relationsプログラムの後援のもと、行われました。IBMのウェブ適応技術は現在、American Society on Aging、National Center on DisabilitiesおよびSeniorNetなどの、非営利の団体で利用されています。 - 2001 Engineering Society
IBMは、IBM Home Page Readerで2001年度da Vinci Award for Assistive Technologyを受賞しました。Home Page Readerは、ウェブ・ページの情報を迅速かつ効率よく読み上げることにより、視覚に障害があるユーザーがウェブを使用できるようにするものです。キーボードを使って操作でき、全盲または弱視の方々は、あらゆるウェブ・ページのコンテンツを論理的かつ分かりやすい方法で聞くことができます。 - 1999 National Business & Disability Council
IBMは、Outstanding Advertising Campaign - Silver Category Awardを受賞しました。IBMの広告キャンペーンが、障害を持つ方々の成果や貢献に対する、社会の認識を高めたことによるものです。
Q17.IBMの競合他社はアクセシビリティに関して積極的ですか?
A.
米国リハビリテーション法508条や、全世界で施行中あるいは懸案中の他の法律もあるため、、主なITシステムおよびソリューションのベンダーのほとんどは、アクセシビリティを考慮に入れています。
Q18.IBMのウェブ・サイトはアクセシブルなのでしょうか?
A.
IBMウェブ・サイトのほとんどはすでにアクセシブルです。また、IBMは100%アクセシブルになるよう、絶えず努力しています。
Q19.IBM製品の中でアクセシブルでないのはどれですか?
A.
IBMは世界中で数千の製品を取り扱っており、そのほとんどは米国リハビリテーション法508条が施行される以前から市場に出回っていました。IBMのデスクトップやラップトップ・コンピューター、および大半のIBM製サーバーは、すでに508条ハードウェア基準を満たしています。IBMは、その多様で、広範囲に渡るソフトウェア製品のラインアップや関連文書に関しても、508条を遵守するよう取り組んでいます。
Q20.IBMはアクセシブルでない製品に関してどのように対処するつもりですか?
A.
IBMは、製品開発プロセスに満たすべきアクセシビリティ要件を組み込んでおり、新しくリリースする製品はすべて、米国リハビリテーション法508条の基準を満たします。なお、販売を中止した製品に関しては、アクセシビリティへの取り組みは行いません。
Q21.IBMは、現在顧客が使用しているIBM技術製品をもアクセシブルにできますか?
A.
米国リハビリテーション法508条は、すでにインストールおよび使用されている製品に対しては、508条の基準を満たすよう改良することを義務づけていませんが、IBMはすべての技術にアクセシビリティを組み込むことをお約束します。既存の技術の改造を試みるより、むしろ製品の設計段階でアクセシビリティのソリューションを組み込んでしまった方がずっと簡単で、コスト的にも有利です。
Q22.すべてのIBM製品およびサービスがアクセシブルになるのはいつですか?
A.
IBMは世界中で数千の製品を取り扱っており、新製品のアクセシビリティ基準遵守に関しては厳正に取り組み続けています。
IBMは、製品開発プロセスに満たすべきアクセシビリティ要件を組み込んでおり、長期的にみれば、新しくリリースする製品はすべて、米国リハビリテーション法508条の基準を満たします。
Q23.IBMの中で、アクセシビリティへの取り組みを主導しているのは誰ですか?
A.
IBM製品へのアクセシビリティの導入は、IBMの企業戦略で、アクセシビリティ・センター主導で進めています。アクセシビリティ・センターは、アクセシビリティの遵守について、会社全体にわたって、監視し、追跡し、結果を経営陣や開発チームに報告します。また、製品が米国リハビリテーション法508条の基準を確実に満たすよう、様々なビジネス部門と協力して、取り組んでいます。
Q24.アクセシブルな技術を開発するため、IBMはどこかの学術機関と協力していますか?
A.
はい。Liberated Learning Initiativeという、IBM Researchとカナダのセント・メリー大学の間の協同プロジェクトは、特に大きな成功をおさめています。このプロジェクトは当初は、教室内で音声認識技術を使用して、聴覚障害を持つ学生が講義を受けられるようにすることを目的としていました。講師は、話した内容をリアルタイムで文字化するため、IBM ViaScribeTM技術と連動しているコードレス・マイクを使用します。変換されたテキストは、学生がその場で見られるようにスクリーンに表示されます。講義の後には、このコピーを作成し、ウェブ・サイトに掲載します。この技術は、聴覚障害を持つ学生の助けになると同時に、視覚障害を持つ学生もこのコピーをスクリーン・リーダーで読み、授業でとったノートを補うことができます。すべての講義を印刷したものは、運動障害を持つ学生や、障害のない学生も手に入れることができます。つまり、このソリューションは全ての学生に適用できます。
Q25.IBMは、このイニシアティブに関して、どんな投資をしていますか?
A.
IBMは、より多くの人々がITを利用できる製品を開発するため、資金の面でも(数千万ドル)研究の面でも、この分野にかなりの投資をしています。
Q26.IBMでは何人の障害を持つ方々が働いていますか?
A.
IBMでは、全世界の社員の2~6%が障害を持っていると概算しています。IBMは、社員等に自らの障害を報告するよう義務づけていないので、この数値はただの概算に過ぎません。
