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本プロジェクトは、ニューメディア開発協会からの委託に基づき行われています。

- VRPプロジェクトとは
- 現状の課題・問題
- 開発システムの概要
- 実証実験の成果目標
- 短期実証評価実験にご協力いただいた団体
- 長期実証評価実験の概要
- その他の実証評価実験
- 事業
脳性麻痺、頸髄損傷、筋ジストロフィー、ALSなどにより四肢が自由に動かせない方のための、音声認識システムを利用した新しいタイプのソフトウェアキーボードの開発と実証評価の実験を行ったプロジェクトです。
(VRPプロジェクトで開発されたソフトウェアの名称は、『ブイブイキーボード(仮称)』と言います。)
対象となる障害者の方には、発声が困難であったり、明瞭でない人が多く含まれます。現在、市販されている音声認識システムでは、不明瞭な発声の場合に正しい認識を行うのは困難です。 また、修正作業などにおいて、マウスやキーボードでの操作が必要になると、それが障害になり作業を継続し難くなることがあります。 よって、できるだけ音声だけですべての処理が可能であり、その利用者の発声の特性に良く合わせられることと、普段利用している他の障害者支援技術(Assistive Techonology)と組み合わせての利用が容易であることが必要です。
- キーボードを一つずつ押すように、英数字/ひらがな/カタカナ/記号などの入力が可能
- 自分の発声しやすい言葉に置き換えて認識
(発声する言葉と認識結果は一致しなくとも良い)
- 認識結果を一度確認し、間違っている場合には言い直す機会を設けることで、確実な操作を実現
- 認識可能な単語が数単語でも基本的な操作を可能にする短文登録機能
- 過去の認識結果を再利用することが可能
(ヒストリー機能)
例1:キー操作の様子
例えば、ワープロ・ソフトを用い、マイクに向かい「エンター」と発声すると、その言葉を認識し、認識結果を「候補Window(図1)」に表示します。
認識結果に問題がなければ、キーボードにある[enter]キーを押したことと同じように、目的のワープロ・ソフトに[enter]キーが送信されます(図2)。
認識結果に問題があったり、送信を取消したいときには、マイクに向かって「取消し」と発声すれば、送信を取りやめることも可能です。
[図2]

例2:短文選択機能の様子
ブイブイキーボードには、「短文選択機能」があります。これは、辞書をユーザーに合った設定にするための機能です。
例えば、「あいさつ」という言葉に、あいさつに関連する言葉を関連付けておきます。すると、「あいさつ」と発声するだけで関連付けられた言葉が「候補Window」にリスト表示され(図3)、その中から選択するだけで文字入力がでます。
[図3]

例3:短文選択機能の応用例(五十音表)
「五十音表」と発声します。すると、イメージ図のように、行単位であ行〜わ行までが「候補Window」にリスト表示されます(図4)。そして、目的の行を選択すると、その行の文字がさらにリスト表示され、最終的に入力したい文字を選択することができます。
この方法では、発声数の少ない方でも、文字入力が可能になります。
また、発声が明瞭である方は、「あさひのあ」で『あ』を、「いろはのい」で『い』というふうに直接文字を認識させることも可能です。また、辞書設定は自由に行えますので、さらに効率的な文字入力やキー操作が可能です。
[図4]

- 重度の障害により一個か二個のスイッチでオンスクリーンキーボードを利用しパソコンを操作する利用者の、入力環境を改善すること。
- 様々な肢体不自由者の方に対して広く適用が可能であること。
- 音声認識を利用した新たな支援技術のエリアを開拓すること。
5.短期実証評価実験にご協力いただいた団体
| 日程 |
地域 |
団体名 |
会場 |
| 11月 4日 |
北海道 札幌市 |
NPO法人 『札幌チャレンジド』 |
ちえりあ |
| 11月 6日 |
北海道 八雲町 |
国立療養所 『八雲病院』 |
左記と同じ |
| 11月13日 |
福岡県 福岡市 |
日本IBMにて自主担当 |
福岡 システムプラザ |
11月17日 12月20日 |
神奈川県
横浜市 |
横浜市障害者地域作業所
『ごぼうハウスPC』 |
左記と同じ |
| 11月19日 |
神奈川県
横浜市 |
社会福祉法人横浜共生会
『横浜らいず』 |
左記と同じ |
| 12月 2日 |
宮城県
仙台市 |
障害者就労支援組織 『CyBird』 |
エピーク社内 |
| 12月 9日 |
京都府
京都市 |
京都市身体障害者共同作業所
『WORK'S共同作業所』 |
集会場 |
| 12月18日 |
愛知県
名古屋市 |
身体障害者通所授産
『わだちコンピュータハウス』 |
左記と同じ |
1ヶ所につき、4名から6名
※ 平成13年に実施したものです。
短期実証評価実験の様子
横浜市地域作業所『ごぼうハウスPC』にて
期間:11月と翌年1月までの期間中に、約1月間連続して使用していただいた。
地域:高松(1名)、大阪(1名)、神奈川(6名)
対象者数:8名
- 長期実証評価実験では、個人の方にご依頼していますので、概要のみとさせていただきます。
この他、11月の23日、24日、25日のATACカンファレンスにて展示説明を行いました。 また、リハビリテーションの専門家の方へのヒアリングを別途行いました。
経済産業省委託 財団法人ニューメディア開発協会公募事業
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