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Inspect Objectsは、アクティブ・アクセシビリティのためのソフトウェア開発キット(SDK)の一部としてMicrosoftが提供するアプリケーションです。Inspectを使って、Microsoft(R) Active AccessibilityRや標準ウィンドウズ・コントロールを使用するソフトウェアのユーザー・インターフェース要素のアクセシビリティを調べることができます。これは、Windows 9x、Windows NT、Windows 2000プラットホームのために書かれたソフトウェアをサポートします。Inspectは、 http://www.msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/downloads/list/Accessibility.asp(英語)でMicrosoft SDKの一部としてダウンロードすることができます。SDKのダウンロードと使用は無料です。
SDKをインストールしたらプログラム・メニューに行き、Microsoft Active Accessibility SDKを選択してからInspect Objectsを選択します。Inspectがロードされると、キーボードでオブジェクトを選択するかオブジェクトの上にマウスを動かすかすると、オブジェクトのプロパティに関する情報が表示されます。ソフトウェアがWindows標準コントロールを使用している場合、またはコントロールが非標準でMSAAがインプリメントされている場合、Inspectは情報をレポートします。ソフトウェアがMSAAによって露出されないユーザー設定のコントロールを使用している場合、プロパティはブランクでコントロールはアクセス不可能です。次のプロパティはアプリケーションによって露出できます。
- 名前 - オブジェクトを識別、発見またはアナウンスするために用いるストリング(ボタンまたはタブの文字列、エントリー・フィールドのプロンプト等)
- ロール - オブジェクトがどのような種類のユーザー・インターフェース要素かを説明(プッシュボタン、ラジオ・ボタン、チェックボックス、コンボ・ボックス、エディット・ボックス、ページ・タブ等)
- 状態 - オブジェクトの現在の状態を説明(選択済み、フォーカス済み、選択可能、利用不可、チェック済み、未チェック等)
- 値 - rオブジェクトが含むビジュアル情報を表現。例えば、リンクの値はそのリンクのURL、編集フィールドにはデフォルトの文字列、コンボ・ボックスの現在の項目が入ります
- 説明 - オブジェクトの文字による説明
- ヘルプ - オブジェクトの機能をユーザーに伝えます。これは主に風船スタイル情報で用いられます(ツールチップ等)
- キーボード・ショートカット - 指定オブジェクトを起動するキーまたはキーの組み合わせを説明
- デフォルト・アクション - オブジェクトの主な操作方法を説明
以下のグラフィックスは、アクション・ボタンにフォーカスがある時のInspectのスクリーン・ショットです。選択可能コントロールでは、重要なプロパティは名前、ロール、状態です。名前のプロパティの値はボタン・ラベルであるため「キャンセル」になっています。ロールのプロパティはコントロールの種類を表し、この場合はプッシュ・ボタンです。状態のプロパティの値は、ボタンが選択されていないため、「フォーカス可能、選択可能」です。

選択可能コントロールは、Inspectで以下のプロパティについて正確な情報が与えられる場合にアクセス可能です。以下のフィールドのいずれかが空白の場合、そのソフトウェアはアクセス不可能です。
- 名前: コントロールに関連する名前。例えば、Notes Mailでは機密メモを特定するチェックボックスがあります。名前のプロパティの値はIBMコンフィデンシャルでなければなりません
- ロール: コントロールの種類(ラジオ・ボタン、チェックボックス、プッシュ・ボタン)
- 状態: 状態は、チェック済み、未チェック、デフォルト(デフォルトのプッシュ・ボタンを示す)、ノーマル、フォーカス済み、フォーカス可能、利用不可の中の該当する1個以上でなければなりません
グラフィックスは、Inspectで以下のプロパティについて正確な情報が与えられる場合にアクセス可能です。以下のフィールドのいずれかが空白の場合、そのソフトウェアはアクセス不可能です。
- 名前: グラフィックを説明する文字列
- ロール: コントロールの種類(グラフィック、リンク)
- 状態: 状態は、フォーカス可能、選択可能、フォーカス済みの中の該当する1個でなければなりません
- 値: グラフィック・リンクのURLの値
グラフィックスは、Inspectで以下のプロパティについて正確な情報が与えられる場合にアクセス可能です。以下のフィールドのいずれかが空白の場合、そのソフトウェアはアクセス不可能です。
- 名前: 編集フィールドの文字列。フィールドに何もない場合、名前のプロパティは空白になります
- ロール: コントロールの種類(編集ボックス、ドロップダウン・リスト、コンボ・ボックス)
- 状態: 状態は、フォーカス可能、選択可能、フォーカス済みの中の該当する1個でなければなりません
- 説明: コントロールに関するフィールド・ラベルまたはヘルプ情報
拡大鏡は、その時別の拡大鏡ウィンドウに表示されていた画面の一部を拡大できるようにするWindowsツールです。拡大鏡はフォーカスを追跡するので、拡大鏡ウィンドウのアクティブな領域を自動的に保持することができます。
拡大鏡はMicrosoft Active Accessibilityのソフトウェア開発キット(SDK)の一部としてMicrosoftから入手可能です。SDKをインストールすると拡大鏡もインストールされます。SDKから拡大鏡を動かすには、スタート・メニューでプログラムを選択し、Microsoft
Active Accessibility SDKを選択してから拡大鏡を選択します。Windows98またはWindows2000の場合、スタート・メニューでプログラム、アクセサリー、ユーザー補助、拡大鏡を選択することで拡大鏡をロードすることもできます。
拡大鏡を起動したら、以下のオプションが選択されていることを確かめてください:
- マウス・カーソルの動きを追う
- キーボード・フォーカスを拡大する
- 編集中のテキストを拡大する
- 拡大鏡を表示する
Microsoft Active Accessibility は、プログラムおよびオペレーティング・システムと支援技術との作業を改善するための開発者用技術です。ソフトウェア開発者は、Active Accessibilityを使ってプログラムをより支援技術互換にすることができ、支援技術開発者はより信頼性と堅牢度の高いツールを作ることができます。MSAAの詳細については、 http://www.microsoft.com/japan/msdn/accessibility/default.aspを参照してください。
視覚障害者は、コンピュータを使うのにスクリーン・リーダーを必要とします。スクリーン・リーダーは、画面の情報を音声合成や点字ピン・ディスプレイで利用できるようにします。スクリーン・リーダーはイメージを説明する代替文字列のある文字列情報やグラフィックスを翻訳することができます。スクリーン・リーダーのソフトウェア読み取り能力はソフトウェアの標準オペレーティング・システム・コントロールまたはWindows環境のMicrosoft
Active Accessibility (MSAA)等のアクセシビリティAPIの利用で決まります。
Henter-Joyce, Inc.は http://www.hj.comの同社ウェブ・サイトでWindowsで用いる JAWS の無料デモまたは期間限定評価用コピーを配布しています。無料デモは新しいWindowsセッションを開始する度に40分間完全に機能し、 JAWS 合成音声エンジンを含みます。期間限定評価用コピーは名目料金で60日間利用可能です。
GW Microは、 http://www.gwmicro.comの同社ウェブ・サイトでWindow-Eyesの無料デモを配布しています。この無料デモは新しいWindowsセッションを開始する度に30分間完全に機能します。さらに30分
Window-Eyesを使用するためにはWindowsを再起動しなければなりません。
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