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第13回 リード・ストーリー

アクセシビリティは"企業の社会的責任"の一つ


日本IBMグループでは、これからの私たち自身のあるべき姿を簡潔な言葉にまとめた「VISIONe」という将来像を掲げています。VISIONeでは、ネットワークを介してコンピューターや家電などが連携しながら様変わりしていく、社会の大きな変革をリードし、同時に人々が豊かに暮らしていけるよう新しい価値の創造と提供を通じて「人と地球に豊かさと潤いをもたらす企業」となることを標榜しています。技術は本来、人間がより人間らしい生き方ができるようになるための道具です。情報技術と社会の仕組みを融合させて、人々の生活を真に豊かにすることを追求し、社会とともに歩む企業になりたいと日本IBMは考えています。

いま、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を果たす経営が改めてクローズアップされています。日本IBMでは、従来から環境保全や地球環境負荷の軽減に努め、またさまざまな社会貢献を推進してきました。昨年からはこうした取り組みを会社の他の施策と連携させることを目指し、CSR担当を設置して“人と地球に豊かさと潤いをもたらす”ための諸施策に取り組んでいます。
企業が経済的な面から株主の期待に応えるだけでなく、社会とともに歩む存在として何を考慮し、何を積極的に実行していくべきかを考え、日本IBMでは「身体に障害のある人々や高齢者こそITの恩恵を受けられるような『アクセシビリティ』のある社会」の実現を目標の一つに掲げています。

多くの職場では仕事が電子化され、コンピューターへのアクセスなしで業務を遂行することが困難になっています。また、社会においてもさまざまな場面でコンピューター・システムへのアクセスが必要となります。これからもインターネットは社会生活の中に広く深く浸透していき、情報のデジタル化はまだまだ加速的に進んでいきます。このような技術進歩の中で、障害者/高齢者がデジタル弱者となることなく自立して活躍できる社会の実現を目指すためには、情報やサービスの提供者が、障害者/高齢者が使う機器やシステムに対して配慮をし、情報やサービスが利用者の元に出向いていくように工夫を加え、利用者がやさしく使いこなせるものとするように努力する必要があります。

日本IBMはこれからも、アクセシビリティの研究/開発やソリューションの提供、さらには啓発活動など、日本社会での情報アクセシビリティの実現に向けて、多くの部門でその取り組みを進めていきます。
私たちの会社ではアクセシビリティはCSRのキーワードの一つなのですから。

常務執行役員
CSR(コーポレート・ソーシャル・レスポンシビリティー)担当
柴田稔久


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