タブの始まり
IBM環境シンポジウム2009 プログラム
当日のプログラムは以下のとおりです。
各講演の内容については、Webcast(動画)または講演資料を御覧ください。
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10時00分
10時20分
環境にやさしい広島づくりと次代への継承
広島県 副知事
有岡 宏 氏
講演概要
地球温暖化をはじめとするさまざまな環境の危機に直面している現在、この危機を克服し、健全で恵み豊かな環境を次代へ継承するためには、一人ひとりのライフスタイルや事業活動のあり方を見直すことが求められている。そのため広島県では、県民・事業者・行政等が一つになり、「広島発・ストップ地球温暖化 県民運動」を展開し、1人1日1kgのCO2削減に取り組んでいる。地球温暖化問題を県民一人ひとりが自分のこととして受け止め、ライフスタイルを見直し、身近なことからエコライフを実践する取り組みの輪を広島県から広げていこうとしている。本日は広島県で取り組んでいる環境への取り組みについて説明する。
10時50分
産官民が協働しての環境問題への取り組み
ひろしま地球環境フォーラム 会長(中国電力株式会社 取締役社長)
山下
氏
講演概要
ひろしま地球環境フォーラムは、広島県の県民、団体、事業者、行政が相互に連携しながら、環境にやさしい地域づくりを協働して進め、環境と経済が調和した活力ある地球環境保全型社会の創出に寄与することを目的として、平成17年に設立された環境保全推進組織である。環境保全に関する技術・知識の向上を図るための講演会・セミナーの開催や環境配慮型施設の見学を行うほか、環境に配慮した自主的活動や地域の環境保全へ貢献する事業にも取り組んでいる。地球温暖化の問題とエネルギー事情に関する話題を交えながら、産官民が協働しての環境問題への取り組みを紹介する。
11時20分から11時35分
休憩
11時35分
景観からみた日本の心
– 今人類は第三の革命を迎えようとしている –
造園家・ランドスケープアーキテクト
涌井 雅之 氏
講演概要
人類は何度か大きな革命を経験している。
第一の革命は農耕の発見という意味での「農業革命」。第二の革命は三百年前の「産業革命」。
そしていま、第三の革命の時代に。
環境問題には地球温暖化のほかに、生物多様性の問題が含まれていることはあまり知られていない。
多様性を重んじてきた日本が、いま考えなければならないこと。一緒に考えていければと思う。
12時20分から13時30分
昼食休憩
13時30分から14時20分
【セッションA】IBMの活動
IBMの環境への取り組みと先進技術
日本IBM 執行役員 開発製造担当
久世 和資
講演概要
IBMは1971年に環境ポリシーを制定して以来、38年間にわたり社会と時代の要請を先取りして、グローバルにさまざまな環境活動を展開してきた。
最初に「環境のリーダーシップ」と「社会との協働」に焦点を当てて、IBMがこれまで取り組んできた、省エネ活動によるCO2排出量の削減、環境情報の透明性のある開示方法、PCを利用した社会貢献活動等を紹介する。
次に、IBMの研究開発部門が環境への取り組みとして進めてきた革新的かつ先進的な技術について、大規模マルチエージェント交通シミュレーション・システム、省電力・省スペースを実現したスーパーコンピューティングの活用やデータセンター構築など、事例も用いて説明する。
【セッションB】市民・行政の活動
森林バイオマスを用いた資源循環型の地域づくり
NPO法人 森のバイオマス研究会 理事長
早田 保義 氏
講演概要
当研究会は平成14年に設立され、地域の森林資源で心豊かな暮らしと環境にやさしい地域づくり(資源循環型の地域づくり)を目指して、低コストでの木質バイオマスの集積・加工法の確立とその需要の創出に関する試みを行っている。そのためには、市民や子どもたちへの環境とバイオマス資源活用の大切さについてフォーラムや出張講座等のさまざまな啓蒙活動に加え、ペレット需要を創出するためのペレットストーブやボイラー導入を働きかけている。これらの活動を通じ、地球規模での温暖化の防止、化石燃料の枯渇の問題、地域の森林再生や中山間地域の活性化などに市民・企業・行政と連携しながら貢献できればと考えている。ここでその活動内容について紹介する。
【セッションC】企業の活動
マツダ車の環境対応の展望
マツダ株式会社 商品戦略本部技術企画部 部長
冨山 道雄 氏
講演概要
マツダは、ブランド価値を向上していく技術開発の長期ビジョンとして「サステイナブル"Zoom-Zoom"宣言」を策定した。この宣言を通じてCO2削減など自動車産業が抱えるさまざまな課題に対応し、地球環境と交通環境のサステイナブルな未来に向けた技術開発に取り組んでいる。
長期ビジョンに基づいた基本ポリシーは、マツダ車を購入いただいたすべてのお客様に走る歓びと優れた環境安全性能を提供することである。すべての自動車を環境車にすることを理想とするマツダの環境対応の実績と将来目標、具体的施策を紹介する。
14時30分から15時20分
【セッションA】IBMの活動
Smarter Planetの実現に向けて
– IBMとグリーンな世界へ
日本IBM 執行役員 未来価値創造事業担当
岩野 和生
講演概要
IBMは2008年12月、全世界共通の方針として Smarter Planet を発表した。この中には大きく4つの方針が含まれており、そのひとつが地球規模での環境への取り組み Green & Beyond である。IBMは1971年に厳しい環境ポリシーを打ち出し、日本では2007年には1990年比CO2総量66%削減を実現するなどCO2、水、などさまざまな分野で地球環境貢献活動を実践してきた。当セッションでは Smarter Planetと Green & Beyond が意味すること、その真に目指すものなど、具体的な国内外の事例を交えて紹介する。
【セッションB】市民・行政の活動
広島市地球温暖化対策地域協議会の取り組み
広島市地球温暖化対策地域協議会 会長
広島修道大学 教授
森嶋 彰 氏
講演概要
2005年に発効した京都議定書で先進国における温室効果ガス排出量削減目標が設定され、各国において目標達成に向けた取り組みが進められている。この取り組みを支えているのは、地域の市民、NPO、企業そして行政の不断の努力である。広島市地球温暖化対策地域協議会が発足して5年が経過し、この間多くの市民の皆さんのボランティア活動に支えられながらその成果も出てきた。しかし、まだ解決すべき課題も多い。持続可能な地域社会を次の世代に引き継ぐために今私たちは何をなすべきか皆さんとともに考えたい。
【セッションC】企業の活動
シャープ福山事業所の環境取組みと環境ボランティア活動
シャープ株式会社 社友会メンバー
元・電子デバイス事業本部
福山環境安全推進センター 技師長補
山嵜 和幸 氏
講演概要
シャープ福山事業所では、ユニークで独自の環境取組みを推進してきた。特に事業所を取り巻く利害関係者との関係において、安全操業維持には、地元住民や地元行政との関係を重要視することが最重要と考えた。それらの理由により、(1)リスクコミュ二ケーションの実施、(2)企業活動としての先端技術を活用した独自排水処理技術開発、および(3)企業としての環境ボランティア活動について地道に実施してきた。それらの具体的事例について紹介する。
また、特にユニークな事例として社員の個人的な環境ボランティア活動についても紹介する。
15時30分から16時20分
【セッションA】IBMの活動
IBM社内でのCO2排出量可視化の取り組み
– "箱崎見える化プロジェクト"を中心に
日本IBM グリーン・イノベーション事業推進 部長
岡村 久和
講演概要
1988年、東京都中央区に日本IBMの営業拠点IBM箱崎ビルが建てられた。当初は25階建ビルに4,000人の収容人数で業務開始し、現在その人数は11,000人を超えている。しかしながら主に電力使用を元とするCO2排出量は総量で半減し、さらに今年、事業体ごとのCO2排出見える化の実証実験を始めている。この受動的なエネルギー削減から能動的なエネルギー・コスト削減に向けた取り組み等を中心に、日本IBMのCO2削減の事例について紹介する。
【セッションB】市民・行政の活動
里海創生をめざして
NPO法人 瀬戸内里海振興会 副会長
山本 卓曹 氏
講演概要
一般に「干潮時に露出する砂泥質の平坦な地形」を干潟と呼んでいる。背後地や前面浅海を含め「干潟」と呼ぶことも多い。また場所による違いもある。いずれも生物の生息場を提供し、鳥や水鳥の来訪する場・海水を浄化したり余剰な栄養物をストックする場・二枚貝類やエビの漁獲の場・ノリなどの養殖の場・沖合いの資産資源涵養の場・浜遊びや自然との触れ合いの場など、人と自然の出会う場になっている。この場を後世につなげていくことを目標に、当会は平成15年に瀬戸内海を愛する有志10人で発足した。多くの市民が「里海」と触れ合いながら学び、研究し、情報発信することで「里海」の保全と特色ある地域発展を目指す活動について説明する。
【セッションC】企業の活動
エコ・パテントコモンズ
– 特許はいかに環境へ貢献できるか?
(同時通訳)
東京大学 教授 渡部 俊也 氏
ソニー株式会社
CSR部統括部長 冨田 秀実 氏
株式会社リコー
社会環境本部審議役 則武 祐二 氏
IBM 知的財産 ペイク・セイバー
講演概要
環境保護に関する問題意識が国内外で高まりを見せ、その一方で知識社会への移行がグローバルに進展するなか、産業技術政策における知的財産の役割もますます重要さを増し、そのさらなる進展を期待されている。このような状況の中で提唱されたエコ・パテントコモンズ、参加企業の環境への取り組み、今後の展開について紹介する。また、産学の立場からの意見を交え、エコ・パテントコモンズを通じての特許の活用や、今後の知財戦略について議論したい。
