概要
先生方が授業でPCなどの機器を効果的に活用するための支援を実施。その発展形として、各支援校、ボランティア、IBMヘルプデスクをネットワークで結び、双方向のコミュニケーションを用いた支援を行いました。
目的
高度情報通信社会が進展していく昨今に必要な、情報を主体的に収集・選択・処理・表現・創造できる能力、いわゆる「情報活用能力」を子ども達が身につけられるようにすること。そのために必要な各教科の枠を超えた授業を学校の教員が独自にデザイン・展開していくことを援助することを目的としています。
内容
まずは1997年から「PCに不慣れな先生に教室で無理なく日常的にITを活用した授業を実践していただく」ことを目標に、過疎地小規模校おける支援活動として、ハード/ソフトなどの環境整備や保守、研修、専門家による小規模校の特色を生かしたPC活用授業デザインの支援などを実施しました。PCの電源を入れることにも抵抗があった先生方が授業の中で効果的にPCなどを活用するようになっています。
更に1999年からは、「総合的な学習の時間での活用」をより意識した形での支援活動へと発展しました。既にそれまでの支援活動で交流が形成されていた各支援校同士、担当校で実際に子どもたちと直接交流を行っていたボランティア、そしてIBMの専用ヘルプデスクをLotus Notes®というグループウェアで結び、各支援校同士の成果の交換、それに対する「共感的理解者」としてのボランティアの応答、IBMヘルプデスクへのPC操作の質問など、双方向のコミュニケーションが積極的に展開されました。
沿革/実績
1997年青森県内の三校での実践を皮切りに、鳥取・奈良・埼玉へと展開し、ハード/ソフトなどの環境整備や保守、研修、専門家による小規模校の特色を生かしたPC活用授業デザインの支援などを実施。支援校同士の成果交換の場を設けることで活発な意見交換が行われ、参加校間の交流授業も始まりました。
更に1999年からは、「総合的な学習の時間での活用」をより意識した形に支援活動を発展。2000年には青森県大栄小学校の子ども達が「総合」で個々にテーマを決め探求し成果を発表しています。担任の先生方だけでは各テーマについて支援しきれない部分において、Lotus Notesボランティアや他校との交流を行うことで成果を高めていました。
なお、2001年には、それまでの活動に多大なご尽力を賜りました大東文化大学文学部講師 苅宿俊文氏を代表とするNPO学習環境デザイン工房様に支援活動を引き継いでいます。
IBM, IBMロゴ, Lotus Notesは、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
