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ボランティア活動事例 荒川クリーンアップ活動実施

環境ビジネスで、環境ボランティアで、地球のために、今できることを

地球温暖化をはじめとする環境問題が深刻化する中、世界規模で低炭素社会の実現に向け、温室効果ガスの排出量削減の義務化、排出量取引制度の導入などが行われています。地球環境を守るために、企業としてどう取り組むかで、企業の存在価値までも問われようとしています。

日本IBMでは、低炭素社会に向けて、積極的に環境ビジネスを推進。2008年6月に、「価値あるイノベーション」「社会との恊働」「環境へのリーダーシップ」という3つの"環境宣言"を掲げました。
これら"環境宣言"を具現化すべく、2008年9月からはTVCMを皮切りに、"IBMとグリーンな世界へ"広告キャンペーンを展開。10月には、大歳元社長直属の"グリーンイノベーション事業推進"の活動がスタートしました。環境ビジネスを全社的に推進する組織は、日本はもとより世界でも初の試み。まさに環境保護におけるリーダーシップの使命を果たしていこうという日本IBMの決意の現れでもあります。
さらに、社員個人とその家族の地域での環境活動も重要と考え、行政やNGOと連携して、社員の社会貢献活動を支援。環境活動を通して、個々人の環境への意識を高めています。

環境ボランティアで、荒川のクリーン活動を実施

ゴミを拾う様子
4~5人の班に分かれて活動し、ゴミ別に拾った数をシートに記入


その個人での活動を実現するものとして、"環境ボランティア・コミュニティー"が発足。2008年10月末現在、環境ボランティアに参加したことのある人、これから参加してみたい人、興味がある人などを中心に、100名以上が登録しています。週末を利用し、楽しみながら環境問題への意識を高める活動も展開中で、そのひとつ、NPOの荒川クリーンエイドとの協同で、10月18日に荒川クリーンアップ活動が行われました。ゴミを拾うことで、荒川と海の自然回復を目指し、葦(アシ。以下、葦)などの植物を増やすことでグリーン化を実現。CO2削減に貢献しようというのが狙いです。

午前9時30分に西葛西橋付近の河川敷に集合。風がやや強かったものの、気持ちのいい秋晴れの空で、クリーン活動日和となりました。参加者は、53名。1人で、家族で、友人同士で、部門でと、思い思いの形での参加です。
参加目的は、「環境ボランティアを体験してみたかった」という意見をはじめ、「環境保護に貢献できることをしたかった」「荒川のゴミの実態を見てみたかった」など、皆さんの環境への意識の高さがうかがえます。

事前にゴミの分別法や注意事項などの説明を受け、4~5名の班に分かれ、トングを手に、それぞれ指定されたエリアでのゴミ拾い開始。
川岸には、自生する葦が密集。カニが巣を作り、葦へ近づくと、勢いよく逃げ出すカニを何匹も見ることができました。しかし、その葦の根元には、絡み付くようにゴミが集積しています。大量のペットボトルのキャップ、総菜などが入っていたと思われるプラスチック容器片、泥にまみれたおにぎりやパンなどの包装袋片、レジンペットと呼ばれる無数の小さな粒状のプラスチック原料・生活ゴミから工業ゴミまで、さまざまです。使用済みの注射器という危険ゴミが、しかも数十本も出てくるのには、あちらこちらで驚きの声が上がっていました。


自然観察教室の様子
荒川クリーンエイド講師による自然観察教室


拾ったゴミを種類別に袋に入れ、ゴミを種類別に記したシートに、何をどれだけ拾ったか「正」の字で記入。約45分間のゴミ拾いが終了しました。
実施前に比べ、きれいになった河川敷に、皆満足げ。休憩の後、環境クイズに挑戦。最後には、荒川クリーンエイド講師の解説による自然観察も行われました。自然観察では河川敷に生える植物や、そこで生きる昆虫たちを観察。その生態に、子どもも大人も興味津々でした。

クリーン活動の充実感で表情もイキイキ

佐野敦の顔写真

参加者の一人、FSS・SM.保険第二システムの佐野敦さんは会場の近くに在住。「荒川は、よく自転車で通るヘビー・ユーザーなんですが、こんなにゴミがあるとは思いませんでした。今日は、少しでも住んでいる地域に貢献できて、いい時間が持てました」と満足そうに話してくれました。


内海真吾の顔写真

同じく会場から徒歩圏に在住のDSBS.ディール・サポート(GBS)の内海真吾さんも、「作業が終わって、今、すごく充実感を感じています。葦からカニが20匹ぐらい飛び出してくるのを見て、びっくり。童心に帰りました。なかなか新鮮な体験でしたね」


青木真理と森千佳の顔写真

BPR推進.E-Meeting推進部の青木真理さんと経営企画部.ソリューション・サービス開発の森千佳さんは友人同士。ニュースレターを見て、声を掛け合って参加。「環境問題に関心がある」(森さん)というお二人は、クリーン活動後の"環境クイズ"にも全問正解しました。「ボランティアをやってみたいという気持ちで来たんですが、やってみたらとても楽しかった」(青木さん)、「細かいゴミがいっぱいあって、拾い足りないと思いました。また参加したいですね」(森さん)と感想を述べました。


ご主人が社員という中村千恵子さんは、「とにかく広くて気持ちいい。楽しみながら、地域に貢献できて、一石二鳥ですね」と、笑顔を見せてくれました。


参加者と拾い集めたゴミ
拾い集めたゴミと一緒に記念撮影
45分間でこれだけのゴミを収集


クリーン活動後のアンケートでは、「とても有意義な時間だった」「ゴミの種類について理解できた」など、参加して良かったという声が圧倒的でした。ただ、エリアによってゴミの量に違いがあったためか、「(エリア内をきれいにするという目的は)100%達成」という声もあれば、「もっと時間があれば、もっとたくさんゴミを拾えて、達成感をもう少し感じられたかも」と、感想にバラつきが出ました。

「環境への理解が深まりましたか?」という問いには、40人もの参加者が「はい」と回答。「思った以上にゴミが多く、環境への配慮が必要だと再認識しました」「注射器など意図的に捨てている危険ゴミには、厳罰化が必要だと思いました」「生物とゴミが一緒にいることを再認識。カニも少しは住みやすくなったでしょうか」「普段の生活で、ゴミを減らすことを考える良い機会になりました」などの意見がありました。
また、40人が、「また環境ボランティアに参加したい」と答えています。中には、「次は川の中へ入って作業ができるよう、汚れても良い服と長靴で参加したいです」と、頼もしい意見も飛び出しました。

NPOからは「社員の社会貢献と環境への意識の高さに驚く」と、評価する声が

秋晴れの中、河川敷のゴミを拾う様子
爽やかな秋晴れの中、気持ちよくごみ拾い活動中


こうした社員の取り組みに、荒川クリーンエイドからは、「皆さんの環境への意識の高さに感心しました」と評価する声が届いています。

「近隣在住の方の参加も多く、地元の自然環境を良くしたいという思いが感じられて、うれしくなりました。また、葦原の中に手を伸ばしたり、分け入ってまでゴミを拾う積極的な姿勢も印象的でした。それにしても、皆さん楽しそうで、社会貢献への意識も高いのだと感じました」
「ゴミの数を数えながら拾うことは、一人一人に環境への「気付き」をもたらし、行動へと結びつくことでしょう。環境については、体験して実践してみて初めて、心に響くものです。そんな環境ボランティアの機会を会社で提供されたことは素晴らしいと思いますし、社員の環境マインドの醸成に大いに役立っていると思います」という声もありました。
環境ボランティア活動などの個人での地球環境貢献活動では、人が集まれば集まるほど、大きな成果となります。

中村雅則の顔写真

ご夫婦で参加された本社スタッフ.環境 Japanの中村雅則さんは、六本木でのクリーン活動をはじめ、タイで植林活動のボランティアを行うなど、個人としても積極的に環境ボランティアに参加してきました。「でも、単純に楽しいんですよ。きれいにしたという達成感が味わえ、部門を越えて人と知り合うこともできる。こういう活動がもっと社員に広まって欲しいですね」


環境ボランティア・コミュニティーの活動として、11月9日(日曜日)、22日(土曜日)には、東京都奥多摩・鳩の巣フィールドにおいて、間伐・道の補修を行う森林ボランティア活動が実施されました。環境問題への興味を促進する3次元ゲーム「パワー・アップ」を取り入れた、環境教育授業支援も始まりました。環境ビジネスで、環境ボランティアで、地球のために、今できることにチャレンジしていきませんか。

IBM定年退職者の皆さんへ

オンデマンド・コミュニティーに参加して、皆さんのスキル・ノウハウを活かしてみませんか ?