8月4日(火曜日)、8月6日(木曜日)、8月7日(金曜日)の3日間、ODC夏のイベント「ボランティア始めの一歩」セミナー(8月4日)、「NPOボランティア見本市」(8月6日、8月7日)が本社事業所(箱崎)で開催されました。
「ボランティア始めの一歩」セミナー

日本アイ・ビー・エム
株式会社 最高顧問
北城恪太郎
8月4日(火曜日)に開催されたこのセミナーには、16時30分~17時30分という時間帯にもかかわらず、70名の社員が出席。立ち見も出るほどの大盛況ぶりに、最高顧問の北城さんからも「多くのIBM社員がボランティアに興味を持っていることがわかり大変嬉しい」とのコメントがあるなど活気に溢れたセミナーとなりました。

「社員のコミュニティー貢献について」講演をする北城さん
3部構成の第1部は北城さんの講演「社員のコミュニティー貢献について」。将来ある子どもたち(主に中学生以上)のために科学の面白さや働くことの意義を伝えたいと思い、北城さんご自身が四国などの地方を含め行っている教育関係の講演のお話とともに、「無理のない範囲で身近なところからはじめてみてください。そこから活動が広がっていきます」というような、まさに「始めの一歩」にあたってのお話がありました。

熱心にセミナーを聞く社員
第2部は社会貢献部門 横田さんからの「社会貢献プログラム、ODC(On Demand Community)ボランティア活動の機会のご紹介」。社会貢献で提供しているプログラムを紹介するとともに、特に昨年より新たに開始した環境教育プログラム「パワー・アップ」、そして英語教育支援プログラム「リーディング・コンパニオン」について説明。「リーディング・コンパニオン」を学校で実施する時には、ただソフトウェアを体験するだけではなく、英語を使う社員の1日をビデオ撮影したものを使い、「英語が使えるとこんなこともできるんだ」というような英語教育に対する意識付けを行うという説明時に、北城さんから「英語のできない社員も登場させた方がいいんじゃないの?」というコメントがあり、それに対する「頑張っている社員たちが登場しています。将来苦労することを知って“やっぱり今から英語をやろう”と生徒が思うように・・・」という説明には皆さんそれぞれ思うところがあるのか笑いが出る場面もありました。
第3部は「社員ボランティア・パネルディスカッション」。パネリストは、「エンジニアズ・ウィーク」「リーディング・コンパニオン」などの小中学生へのキャリア教育支援などを行っている竹尾さつみさん(GTS. ITSデリバリー)、「キッズスマート」など社会貢献で提供しているプログラムがきっかけでボランティア活動を始め、今はNPOの事務局長をしている西方弘樹さん(Sec & Priv. デベロップ Solns)、きっかけは「たのまれたから」でPTA会長から活動を始め、今は学校のみならず地区のPTA連盟にも関わっている田代勝史さん(事業企画.企画推進)の3人。そしてNPO法人 チャリティ・プラットフォーム代表 佐藤大吾さんの司会で、ボランティア活動をはじめたきっかけ、ご自身の活動などについて話しました。

ボランティアを始めるきっかけ「始めの一歩」を話すパネラーの皆様
近くにあった赤十字での活動がボランティアを始めるきっかけになったという竹尾さん。赤十字でボランティアとして活動することによりボランティア活動に興味を持ち、現在は、科学や数学、テクノロジーの体験を通して、子どもたちに技術の夢や楽しさを伝える「エンジニアズ・ウィーク」、英語教育支援プログラムの「リーディング・コンパニオン」など、主に小中学生へのキャリア教育支援へのボランティアとして活動しています。「きらきらした子どもたちの瞳にやめれらなくなっちゃう」とも話されていました。
現在NPOの事務局長として活動している西方さんがボランティア活動を始めたきっかけは、なんと本社事業所(箱崎)のカフェテリアで見かけたPOP(注:テーブルの上に置いてあるお知らせ)。当時仕事にも少し余裕があり、何かやってみたいなと思っていたところだったので、興味を持った「キッズスマート」のボランティアに参加。そこからボランティアに関心を持ち、もともと北海道出身で自然に興味があったことなどから現在の環境関連のNPOで活動を始め、今では事務局長をやっています。環境に関するボランティア活動に関わることで、今まであまり目が向いていなかった街の木々などにも関心を持つようになり、新たな視点が開けるきっかけになったと話していました。
PTA会長とともに地区のPTA連盟の役員として活動している田代さんのきっかけは「頼まれたから」。この「たのまれたから」は、司会の佐藤さんによるとボランティアを始めたきっかけとして一番多いものだそうです。ただ、「たのまれたから」とPTA会長になった田代さんも、活動を始めてみると普段の会社生活では見ることない子どもたちの姿や学校の様子などに関心を持ち始め、現在はご自身が会長をやっている学校だけでなく、地区のPTA連盟の役員として、平日でも定期的に会議に参加するなど積極的にかかわっているとのこと。また、平日の活動が多いため、年間12日間の特別有給休暇である「ボランティア・サービス休暇」が役立っていると話していました。
最後の質疑応答では営業部門の方から竹尾さんへの質問「デリバリーという忙しい業務の中で、どうやって活動に参加しているのか」に対し、竹尾さんは「すべての期間とか、丸1日とか全部参加しなければならないと思うと負担になる。まずは一部分でも、1時間でもできるところから始めてみること」と話しており、「一人一人が自分の可能な時間、範囲で関わることで、少しずつの力が合わさって大きな力になる。」ということが伝わってきました。
「やりたいけど時間が・・・」「何をどうしていいかわからない」と思っていた参加者も「よし、少しずつでもできることから始めるぞ」という「始めの一歩」のきっかけになったのではないでしょうか。
「NPOボランティア見本市」
8月6日(木曜日)、8月7日(金曜日)、本社事業所(箱崎)で開催された「NPOボランティア見本市」には、2日間で96名の社員が来場。環境、教育、国際協力などの活動をしているNPO、NGO22団体(資料参加も含む)がブースを出し、個別に活動の説明などを行いました。
「NPOボランティア見本市」出展団体一覧
環境分野
NPO 荒川クリーンエイド・フォーラム
NPO 自然環境復元協会
国際ボランティアNGO NICE
特定非営利活動法人 JUON(樹恩) NETWORK
NPO法人 アースウォッチ・ジャパン
NPO 響
NGO FoE Japan
特定非営利活動法人 OWS
教育分野
NPO 子ども文化ステーション
特定非営利活動法人 カタリバ
特定非営利活動法人 「みんなのおうち」
社会福祉法人 さぽうと21
NPO シブヤ大学
e-ネットキャラバン運営協議会事務局
その他の分野
NPO 昭和の記憶
NPO 東京盲ろう者友の会
NGO アジア学院
NGO 国境なき子どもたち
NPO CIVIC FORCE(シビックフォース)
NPO チャリティ・プラットフォーム
ボランティア見本市の様子
「ボランティア始めの一歩セミナー」、「NPOボランティア見本市」参加者アンケートより(抜粋)
- チャリティーということを、自分に無関係なものと考えるのではなく、自分にもできることがあると考えるきっかけになった。
- 北城さんや、積極的に活動をしている方の貴重なお話に心を動かされました。時間がないとか、続けられないかも、と先入観で行動にうつせない自分を奮い立たせるのに充分であったと思います。もっと気楽に気軽にやっていいんですね。
- ボランティアというよりも、社会貢献のために私たちがしなければならないこと、そういったことを改めて気づかされました。有意義な時間でした。
- 北城さん、パネラーの皆様のお話を聞かせていただき、とても楽しく過ごさせていただきました。パネラーの方から自分は無縁だと思っていたボランティア活動に参加してみるというお話や、他の方に推薦されてPTA役員になってみたらというより身近なお話を伺えてとてもよかったと思います。あまりボランティアと型式にこだわらず気軽にやることが一番なのだと感じました。
- 定期的に参加というと 重荷になりなかなか参加しにくいので、このように参加できるときに・・・といったものがあるということは参加しやすいと思う。今まで外部のに参加したことがないがやってみようと思います。
- NPOには、知識が全くなかったので、初心者にとってこのような機会があることは、とても素晴らしい事だと思います。各NPOの連絡先とHPと活動内容があったので、現在はそれを参考に、これからどういった活動を、していこうか考えているところです。
- NPO、NGOに興味はあったものの、客観的にどこがすぐれているのか、外部からはわかりにくく、ゆえに距離感を感じていましたが、参加に興味をもてる団体の方々とも知り合うことができ、とてもよかったです。
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