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IBMのコミットメント

IBMのボランティア活動における歴史は、会社の歴史と同じくらい古く伝統があります。
IBMの創始者であるトーマス J. ワトソンSr.は、「ビジネスを展開するということは、その地域社会に対しても責任を持つ」という先駆的な信条を持っていました。
彼は創業当初から社員に対し、会社での生活のほかに、自分の時間や才能を使って自分の住む町や地域に貢献できるような何か打ち込めるものを持つように言い続けていました。
また、IBM社員も躊躇せずに地域社会にさまざまな形で参画し貢献してきました。これはIBMが進出した米国以外の国や文化の中においても同様で、地域社会への貢献はIBMの誇るべき伝統のひとつです。

サム・パルミサーノ
どんな企業も社員にボランティア活動を命じることはできません。
ボランティア活動に参加しようとする意志や奉仕の精神は、一人ひとりの気持ちの中から生じるものだからです。
そこでIBMは、ボランティア活動を奨励してきたIBM独自の伝統にのっとり、世界中の社員の皆さんの専門知識や思いやりの心をさらに生かせるよう、教育、技術、資金の提供や表彰などを通じて、それぞれのコミュニティーに貢献することを奨励し、支援していきます。
サム・パルミサーノ
また、ここ数年間のIT革命を背景に、企業の社会貢献活動の伝統に関しても、IBMがもつコアコンピテンシーを積極的に活用する貢献活動に重点を移して展開してきました。IBMは、自社の技術革新とテクノロジーを活用して、社会問題を解決することを支援するソリューション、たとえば学校改善の促進、非営利団体の活動充実への援助、デジタル・デバイド(情報格差)をつくらないための支援などを提供し、数々の社会的評価も獲得しています。

トーマス・ワトソンが育てたこの伝統は脈脈と受け継がれ、今日では、e-ビジネス時代の地域社会への貢献として、サム・パルミサーノ会長のもと、『IBMオンデマンド・コミュニティー』としてさらに活性化されようとしています。

e-ビジネス・オンデマンド戦略の一環として、ボランティア活動に参画する社員と定年退職者に対し、IBMが企業の社会貢献活動を通して学校や地域の非営利団体向けに開発した、技術を活用した有効なソリューションをベースとするオンデマンド・ツール群を提供していきます。
これらのツールを使えば、社員と定年退職者はいつでもどこでも、ボランティア・プログラムについてより深い知識や、貢献する方法を知ることができ、またボランティア研修を受けたり、Webベースの資料やツールを活用することによって、ボランティア活動の質的向上を図ることができます。

大歳 卓麻
2000年4月にVISIONeを発表しました。グループとして到達すべき将来像として「ネットワーク社会をリードし、新しい価値の創造を通じて、人と地球に豊かさと潤いをもたらす、熱意あふれるプロフェッショナル集団」を目指して、ビジネス活動だけではなく、地球環境や社会貢献活動、ダイバーシティーの推進などに努めています。
私たちを取り巻く世界の情勢、環境の変化を考えるにつれ、これらの言葉に対する責任と思いを日々強くしています。
技術は本来、人間がより人間らしいことができるようにするために進歩していくべきです。ITの進歩とともに、本当の豊かさとは何か、潤いとは何かを追求し、社員一人ひとりの情熱や専門的な知識を社会のために提供することをIBMがリードする。 
それが今、私たちIBMに求められていること、私たち自身が求めていることではないかと思います。
「IBMオンデマンド・コミュニティー」を活用し、新しい社員ボランティア活動の形を実現し、オンデマンドで社会を支援していきましょう。
大歳 卓麻
「オンデマンド・コミュニティー」を活用すれば、数学や科学に重点を置いた楽しい学校教育支援のためのプレゼンテーションを実施したり、インターネットを学校での指導や学習のための強力なツールとなることを、先生たちが理解して使いこなせるようお手伝いしたり、また非営利団体の活動がより充実するよう運営支援を行ったり、身体に障害を持つ人がWebにアクセスするための援助などをお手伝いすることもできます。

オンデマンド・コミュニティーは、社員と定年退職者の皆さんのボランティア精神の上に成り立っています。オンデマンド・コミュニティーは、強力なIBMの地域社会におけるリーダーシップを世界規模で形成し、社員と定年退職者の皆さんのボランティア活動を通じて、IBMの企業の姿勢を地域のボランティア活動に浸透させていきます。
これは、一企業がその地域社会において担うべき役割を大きく変える可能性を秘めています。
IBM以外にこの要求に応じることのできる歴史と伝統、そして社員と定年退職者のスキルを持つ企業はありません。
そして、それを成功させようとする全世界のIBM社員がもっているスキルや献身的情熱に匹敵するものを持っている企業もないのです。